目次
- プロローグ−孤児リクールと抽象絵画
- はじめに
- 序論
- 1 〈記憶と表象の現象学〉へのブレイクスルー
- 2 一九四九年−黎明期フランス現代思想と「歴史」の問題
- 3 表象の歴史学、表象の実践哲学
- 4 冷戦以後の世界で
- 5 アルシーヴ−セルトーとの一度きりの対話から
- 6 本書の射程とその範囲について
- 第1章 記憶の現象学
- 導入 《オブジェクール》な分析からの出発
- 1 「エイコーン」としての記憶−ギリシアの遺産から
- 2 記憶の現象学的素描
- 3 記憶とイマージュ
- 4 個人的記憶、集合的記憶
- 第2章 アルシーヴに面する歴史家(Ⅰ)−アルシーヴ化
- 1 〈記憶〉から〈歴史〉への移行?
- 2 「歴史家的置換」の諸相−空間、時間、証言
- 3 アルシーヴへの対峙−史料的立証
- 第3章 アルシーヴに面する歴史家(Ⅱ)−歴史家的表象
- 導入 「歴史の認識論」と〈表象史〉
- 1 〈心性史〉の隆盛と危機
- 2 縮尺のヴァリアシオン
- 3 〈表象史〉の認識論的冒険
- 4 「代表象化」という契機
- 補章 『時間と物語』における「コンフィギュラシオン」概念
- 1 「コンフィギュラシオン」の概念について
- 2 『時間と物語』における「再形象化」概念と、その困難
- 第4章 歴史家と裁判官
- 1 現在時、複数性、第三者−〈歴史の批判哲学〉
- 2 裁判官の判決、歴史学的判断
- 3 〈過ぎ去ろうとしない過去〉に面する裁判官と歴史家−ドイツ「歴史家論争」をめぐって
- 第5章 困難な赦し
- 導入 〈受苦的=パトス的〉記憶の行方−「過去の表象の終末論」
- 1 コメモラシオンの時代−〈記憶と歴史〉から「アイデンティティ」へ?
- 2 操作される記憶、操作される忘却−ヴィシーからの困難な復員
- 3 困難な赦し−行為から行為者を解放すること
- 終章 忘却
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