目次
知の生態学の冒険J・J・ギブソンの継承 9 アフォーダンス
- 河野 哲也(著)/ 田中 彰吾(著)
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序(田中彰吾)
1 ビリヤード台としての自然
2 生命から始める
3 本書の構成
第1章 心の科学史から見たアフォーダンス(田中彰吾)
1 知覚をどう理解するか:近代哲学の観念論
2 精神物理学から実験心理学へ
3 ゲシュタルト心理学の挑戦
4 ギブソン知覚論の骨子
5 アフォーダンスの概念
第2章 アフォーダンスから見た脳:レゾナンスの神経科学に向けて(田中彰吾)
1 ギブソンとメルロ=ポンティの並行性:生態学的心理学と現象学
2 メルロ=ポンティによる「身体図式」概念の拡張
3 マトリックスとしての脳
4 アフォーダンスの神経科学
5 レゾナンスの神経科学に向かって
第3章 社会的アフォーダンスと環境とのエンカウンター(河野哲也)
1 社会的アフォーダンスの効用
2 アフォーダンスと意味
3 学習された意味と生得的に得られる意味
4 真正の知覚
5 プラグマティズムの記号論とアフォーダンス
6 アフォーダンスと意味の関係
7 アフォーダンスの特徴
8 人間同士のアフォーダンスと出会いの場
9 社会環境アフォーダンス
10 対人関係的アフォーダンス
11 社会制度アフォーダンス
12 社会制度と行動の制御
13 行為の流れ:共鳴、エンカウンター、充たされざる意味、促進行為場
第4章 ギブソンを超えて:海流的アプローチと存在即情報論(河野哲也)
1 流体の存在論:気象学的・海洋物理学的アプローチ
2 身体気象
3 認識と情報
4 存在即情報としての生態系
5 情報化による即自存在の生成
第5章 知の生態学の冒険、ふり返りと今後の展望(河野哲也/田中彰吾)
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