ゆびくん みんなのレビュー

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投稿者：honyomi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

普段、絵本に接する機会がなくとも、
この本の作者さんはご存知ではないでしょうか？
主人公の指の気持ちが語られていきます。
ただそれだけですが、この作者さんらしい絵本だと思います。

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投稿者：麒麟　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

なんだか、へんな雰囲気のお話です。
右手の人差し指に目と鼻と口がついていて、その本体の人間と仲良く生活しているんです。
リアルに想像しちゃうと、ちょっと気持ち悪くもありますが、笛をふいたり、ビー玉をしたり、絵を描いたり、くつひもを結んだり。
日常のいろんな風景を、ゆびがおしゃべりしながら見せてくれています。
もちろん、指と人間本体とは仲良しなので、ほのぼの絵本なのですが……。
ちょっと、色使いが暗いのでしょうか。
「かわいい！」と読後第一声には出てこない、妙な気分で読み終わる絵本でした。
もう少し、明るい色使いで、かわいらしさを強くしてあれば、もっと単純にかわいく感じたのかもしれません。

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投稿者：ゆうたのーと　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　生まれてまもない赤ちゃんを見て驚いたのは、とても小さい指がしなやかによく動くこと。その姿はまるで指とお話しているようで、いくら見ていても飽きないのでした。
　だからこの絵本で主人公の女の子がおはようからおやすみまで、ゆびくんと語り合いながら楽しく過ごしていく姿は、とても納得がいくのです。子どもの指先にはしっかりと力がこもっていて、動きも大人よりしなやかかもしれません。からだやあたまの柔軟性と関係あるような気もします。
　
　息子のお気に入りはやじろべえ、ビー玉、ソフトクリームの出てくるページ。同じゆびの形をしてみせます。
　ゆびくんがバラのとげでけがをして女の子と一緒に涙をこぼす場面では、悲しそうな顔をしていると思いきや泣き出してしまいました。感情移入しているんですね。赤ちゃんだった息子の成長を見た気がしました。