紙の本
自然の営みの尊さが伝わってくる
2018/12/30 18:39
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投稿者:うむうむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文の無い絵本です。一本の木の一年(四季)を淡々と描いているだけですが、自然の営みの尊さが伝わってきます。理屈っぽい下手な環境本より、よほど自然を大切にしなければという気持ちにさせてくれる絵本だと思います。
紙の本
字のないアート絵本
2023/05/26 13:08
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
字のない絵本です。絵がとてもきれいで、芸術的です。絵を見るしかないけれど、さまざまな想像、思考を引き寄せる、とても美しい一冊です。
紙の本
木のうた
2002/06/23 15:32
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投稿者:hika - この投稿者のレビュー一覧を見る
この絵本はグラフィック・アートで絵本を発表しているイタリアの作家イエラ・マリの約25年前の本です。
まったく文字のない絵本。
そこに木が1本あり、動物たちがそのまわりで生きている。
冬・春・夏・秋そしてまた冬がやってきて、決して止まることのない四季が続いていく。
ここに描かれている木は踊ったり歌ったり笑ったりしている印象はない。だけど寒い冬が来ても、冬眠の動物たちと一緒にじっと耐えている。
きっとこの木は大きくはないけれど、ちいさなうたを口ずさんでいるんだろうと感じる。
文字がまったくない。
最初のうちは母親がおはなしをつくって聴かせる。
そうやって母親のことばで彩られた絵本は忘れないものじゃないでしょうか?
少し大きくなったら、自分のことばで読んでみる。
この本には自分から作っていく意味がある絵本だと思います。
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文字のない絵本。ただ画面がどれもシンプルだけど本当に綺麗で、ページをめくる度にドキドキする。子どもの頃こういう絵本に出会えたのは幸せなことだ。
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雪のなかに立ついっぽんの木。葉は落ち、古い鳥の巣が枝に残っているばかり。けれど雪におおわれた地面のなかには、たくさんの命が眠っているのです…。季節のうつりかわりと生き物たちのいとなみを、大きな木を主役に描きます。絵だけの本。
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いまだかつてこれほど研ぎ澄まされた世界観の絵本に出会ったことがない。
字のない絵本でありながら、豊かな時のながれ、生物たちの営み、生命の始原をさえ感じさせる。
視覚芸術としても秀逸。デザイン系の人は一読あれ。
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文字の無いアート本。描かれているのは1本の木、そして木に巣作る鳥や、木の実を食べるりす、草花。四季の変化が美しく繊細に描かれている。
紅葉した木の絵を見て「秋だ」と息子。秋がわかるようになったかーと感動。
(読んだ時期:3歳3ヶ月)
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イエラ・マリの字のない絵本。
単純化された木の絵がグラフィカルで、眺めているだけでも楽しいです。
勝手にお話を作ってお子さんに読み聞かせしてあげるという楽しみ方もできますね。
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文字のない絵本です。
1本の大木を画面の中央にすえ、
木をめぐる自然の変化をおいながら、生命への愛をうたい上げた美しい絵本。
イタリアの人気絵本作家イエラ・マリの代表作です。
大きな木と、周囲の小動物の一年を淡々と描いています。
季節の移り変わりを見事に表現しています。
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この絵本は、文字がありません。
とても綺麗な絵で季節がかわっていく様が描かれています。
出てくるのは小鳥とリス。
シンプルで美しい?です。 by えみママ
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文のない絵本。1本の木の1年の様子を描いた絵本。木が季節ごとに様子をかえ、また、そこに集う動物達の様子が描かれていて文がないゆえに余計に想像力を刺激します。
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雪のつもる大木、冬眠する動物と灰色の画面から徐々に春になり、新芽がいぶき、鳥が巣を作りはじめる。子育てをする鳥の成長、秋の実りにリスのような動物が恵みをうける。そして紅葉の季節を迎え、再び冬に戻る。
見開きで画面を動かさず、移り行く四季のうたを絵で奏でる一冊。あるいは「うた」は「詩」なのかな。けれど文字はなく、とても美しいデザインで季節ごとに開いて飾りたい作品だ。
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まだコンピューターなどない時代に、とても精密に描かれた作品。木のある1点から、四季を丁寧に追っていく。
静かな本。
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一本の木のが、四季と通しての移り変わり。
とても絵がきれいで、絵を見ていて色々な想像が
広がる。
あっという間にページはめくれるけど、
一枚、一枚をじっくり眺めたい。
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木がみつめる四季の巡りを文字なし、絵だけで語る。
私のベスト絵本の一つ「あかいふうせん」の著者。
他の作品があると知らずにいた。
期待に違わず素晴らしい。
特に点描の一枚は圧巻。冬に移るその静けさが浸みてくる。