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紙の本
ショートコント
2001/07/24 18:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねここねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
五味太郎さんは「いっぱつオチ」の、ショ−トコントのような本が、いっぱいあるのですが、なかでも、この「がいこつさん」は、あざやかにきまります。むずかしいテーマはありません。けれど、おもわず笑ってしまい、いつまでも心にのこります。
紙の本
好きな絵本です
2022/10/12 21:49
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投稿者:えびこーん - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもが見たら、へぇーとか、そっかぁーとか思え、面白い絵本。
大人が1人でじっくり見たら、面白いけれど、何だかジーンときて、今を大切に生きようって思える絵本です。
紙の本
シュール
2019/10/19 10:09
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投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
五味さんの絵本ではちょっと珍しく感じる、寒色系の色使い。
主役が全身真っ白い骨のがいこつさんだから、白が映える背景がおしゃれ。
がいこつさんをすっかり納得させ、生前まで知りすぎてるナレーションの人が何者か気になるw
紙の本
笑える話
2005/03/31 13:11
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投稿者:るるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「がいこつさん、眠っているのかと思うとそれは目ではありません。穴です。」
そう、このかわいい顔のがいこつさん、目ではなく穴なのです。うちの4歳の
息子もパパ、「これなんだ?」パパは「目」と答えます。「はずれ、穴だよ」。なんて会話をしていました。
何しようとしていたかな? 気になって眠れません。そこから話が展開していきます。
買い物? 電話? 待ち合わせ? 散髪? おなかがすいていたか?
ひとつひとつに「まさか、がいこつさんに……はずがない」
「それもそうだな」とつぶやくがいこつさん。
がいこつさんがしようとしていたこと、なんだろうと子供も一緒に考えます。最後に鏡に映った自分の顔を見て思い出します。そう、これだこれ。やっと安心して床につくがいこつさん。今度だけは「それもそうだなー」といいませんでした。
がいこつって日常でみかけるものではないので、散髪する髪もない、おなかがすいたって、おなかがない、骨しかない。栄養もいらない。読んでるうちに「それもそうだな」と納得してしまう。死んだ人間というイメージから一転してかわいく、おもしろく描かれています。がいこつさんが忘れていたのは何でしょう? ぜひ読んでみてください。
紙の本
昔の話と今の話。
2002/06/18 00:29
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投稿者:本箱屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かを忘れてねむれないがいこつさん。
あれこれ考えて、散歩に出かけ、それでも何かを思い出せない。
いちいち入る合いの手に、考えを片端から否定されても
−−それも そうだな。
と、納得してしまうマイペースながいこつさん。
ユーモラスな部分に笑ったあとの妙な寂しさに
何だかどうにも落ちつかない。
忘れていたことを思い出したがいこつさんに
ほっとしたのは他でもない自分。
やれやれ。おやすみなさい。
紙の本
途中切なくなるけれど
2015/10/20 06:03
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投稿者:しば - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の通り、あまり怖くないがいこつさん。
「あれは目ではありません、穴ですよ」
がいこつさんの様子を淡々と語っていく本文、
思わず引き込まれます。
何かを忘れて眠れなくなったがいこつさんが、
思い出そうと街のいろんなところに行ってみるのがストーリーの軸です。
ずっと思い出せなくて、
ずーっと昔のことが頭をよぎり、ちょっぴり切なくなったりもして、
そしてついに・・・
読み終わったら、こちらもすっきり眠りにつけそうです(笑)
五味太郎さんの色彩感覚と、画面デザインの秀逸さが楽しめる1冊でもあります。
紙の本
がいこつさんなら平凡な終わり方もいいかな
2022/07/30 01:58
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投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何だか忘れていることがあるようで
眠れなくなったがいこつさん
『それもそうだな』を繰り返しながらお話は進みます
それが何か解った時にお話はおしまいです
意外性を求めるばかりでは意外な結果になりますよと言う
五味太郎氏のニヤリが見えます
紙の本
がいこつさんが忘れていたものは…
2000/09/01 08:59
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投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「がいこつさん」というタイトルから、怖い話を連想しそうですが、
この絵本は 全然怖くありません。
生々しい「がいこつ」と違って、とても愛嬌のある「がいこつ」さんです。
「がいこつさん」は、何だか気になることがあって、なかなか眠れません。
仕方がないので、そこらをぶらっと散歩に出掛け、
忘れていることを歩きながら、考えます。
洗濯? 電話? 病院の予約?
もう死んだ「がんこつ」さんには、どれも関係ないことです。
がいこつさんが、忘れていたことをひらめくたび、ナレーション(?)が入ります。
----まさか、がいこつさんに病気するところ どこもない。
そのナレーションに丁寧に答えるがいこつさん。
その会話のやり取りがとても面白いです。
もし、がいこつさんが本当に道を歩いていたら、怖いでしょう。
でも、普通の人と同様に扱う街の人たち。デパートだって、平気で歩けます。
デパートに行き、がいこつさんの忘れていたものに少しずつ近づいてきます。
五味太郎さんの独特な色使いで、あなたも一緒に
がいこつさんの忘れていたものを思い出してみませんか?