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薄いのですぐ読めた。清々しい。でも、努力とか挫折とかそういう部分はないんだなぁ、って少し違和感。そういう作品なんやろうけど。
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リチャード・バックで売れた本は多分これだけ。ジョナサンの声を聞くと、どんなときでも空高く自由に純粋に飛ぶ彼の姿が想像できる。翼で風を切る感触も海の光もみんな伝わってくる。ただ飛ぶことに純粋に、時空も光も越えた「偉大なるカモメ」でない偉大なるカモメ。ジョナサン・リヴィングストンは私の「尊敬する人」という面接の質問に即座に名前を挙げた一人である。身体は翼の先まで思想の固まりなんて書いているのはこの本だけだと思う。
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キーワードは自由と向上心!!!若い頃に読んでほしい。私は当時若すぎて半分くらい理解してませんでした。笑
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かもめのジョナサンは生きるためだけに、餌を取るためだけに飛び続けるかもめたちに違和感を感じていた。もっと高く、もっと早く、もっと美しく飛ぶことだってできる自分達の能力を磨きたいと感じていた。そして追放を恐れずに飛び続けることによりさらなる高みへ、新たな仲間と上っていく。
飛び続けようとする姿や仲間に伝えようとする熱意が生き生きと清清しい文章で描かれている。
こんなに面白い話だとは思ってなかったよ。
ジョナサン!!
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カモメと人間(作者)を照らし合わせ、二重写しにしている作品らしいが、作者は元飛行機のパイロットなので書き方は多少雑な
感じだが、目標がある「カモメ」=「作者」の姿が容易に想像でき、光が見える作品だっとと思われます。それがよい点なのかなというところです。
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高校生の時に読みました。
ただ餌に群がり、食べるために生きるのではなく、高く飛ぶことを極め、命を燃やしたいと思っているジョナサンに共感しました。
…でも、私はジョナサンと違って食べることも好きですけど(笑)
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多くのカモメが生きるためだけに食事と怠惰を選んだなか、
自身が鳥であるために、カモメであるために飛ぶ事を選んだ、一羽のカモメ。
それが、ジョナサン。
かもめのジョナサン。
名前は聞いたことがあるけど、読んだ事のない本の一つでした。
この本には、前に進む者の姿があります。
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子供に安心して読ませられる。
のに深読みがいくらでもできてしまう暗黒面があります。
年齢を重ねると読み方が変わるので、ずっと持ってるとよいです。
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寓話というものが初めて染みた15歳のころ。今でも時折読み返しては、挑戦することのすがすがしさにはっとする。意味なんて超越。
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弟が拾ってきた本。
ひたすら飛ぶことを研究し続けたカモメのジョナサンの話。カモメオンリーのことを話しているようで、実は、本当の自由とは何か、自分の無限の可能性とは何か、また、その悟りを得たとき、自分はどうするべきか ということが短いながらも簡潔に詰められたストーリー。深み というのはあまりないように思うけど、サラリと面白いことが書いてある。そういう意味でなかなか面白かった。途中途中にある、カモメの写真もすごく魅力的。
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こんなにシンプルなのにキレがある。何かありそうな気配がすごくするのに、何も起こらない。それなのにここまでのものがかけるなんてすごい。
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ほとんどのカモメが、飛ぶことに関して学ぶのは、いちばん単純な事実だけだ。海岸から食べ物のあるところまで到達し、また戻ってくること」。ジョナサン・リビングストン・シーガルという名の風変わりな鳥を描いたこの寓話の中で、著者リチャード・バックは語る。「たいていのカモメにとって、大切なのは飛ぶことではなく、食べることだ。しかし、このカモメにとっては、食べることではなく、飛ぶこと自体が重要だった」。
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森博嗣の「すべてがFになる」の中で出てきたのと、宮台真司「終わりなき日常を生きろ―オウム完全克服マニュアル」で刺殺されたオウム幹部の村井が愛読していたという事が書かれていて読んだ。
確かに宗教者が惹かれる理由があると思った。
ただ食糧確保の為に飛ぶ(資本主義社会の歯車、世俗)群れから、自由に飛ぶ(精神の自由の探究)事を追究した為に追放されて、その先で新たな仲間(宗教)たちを見つけ、より高い境地を目指してそこの皆で励み(修行)、瞬間移動を獲得(解脱)し、追放されたばかりの者たちを教育し元の群れに戻り優れた飛び方を披露して関心を集める(布教)、といったストーリーとして読みとれる。
「終わりなき日常を生きろ」の影響で常に宗教との関係で考えてしまった。
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本の厚さは薄いし、上下の余白は大きいし、カモメの写真がやたらと沢山掲載されているため本の分量としてはとても少なくすらすら読める。
はじめはスピードを追求していくジョナサン、というストイックな場面が中心。このあたりはスポーツでも芸術でもなんでも、極限を超越していくための努力を惜しみなく注いだ人間にとってはわくわくしながら読み進められることだろう。だが章が進むにつれファンタジー要素(カモメが喋ったり思考する時点で十分ファンタジーだが)が増え、ついに瞬間移動を習得してしまったときには思わず笑ってしまった。
まだここまではよかったが、段々とジョナサンが年より臭い?感じになり、何だかキリストっぽい感じもしてこの辺は親しみやすさも格段に減る。そりゃ、周りのカモメに神格化されるわけだ。神格化されるのはすごい飛行技術を持っているからでも瞬間移動をするからでもなく、愛だのなんだのの概念の理解の仕方が常人(常カモメ)を超越しているからではないだろうか。
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〜群れを追放された異端のジョナサンは、強い意志と静かな勇気を持って、今日もスピードの限界に挑戦する。夢と幻想のあふれる現代の萬話〜萬話(教訓的な事を他のことにかこつけて表す話)の形で述べられているので、人によって捉え方や解釈が異なると思う。個人的には共感できる部分があった。世の中そんなに甘くないって事も経験上、知ってますが、それでもこういう話を読むと共感し、勇気づけられるのも事実。後半になると、解説でも言っていたが、いかんせんキリスト教の教えと似通った様になってきて、ちょっと付いていけなくなる部分があり、共感も薄れた。キリスト教の根付いたアメリカで受け入れられたのが分かる気がした。それでも、今、自分に自信が無くなっている人。夢に向かって頑張っている人は、これを読むことによって、勇気づけられる部分があるのではないでしょうか。こういった自分と人の可能性を信じる事の出来る話は、個人的には否定したくないですね。僕は人間の可能性を信じたいです。