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紙の本

井上ひさしが笑いにこだわったわけ

2010/08/04 10:46

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ろこのすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 井上ひさしの自伝的要素の濃い作品である。
 つまり井上が一家離散し、仙台にあるカトリック系養護施設に入れられた少年時代の体験にもとづいて描かれた作品である。
 井上ひさしというと読者を笑わせることに腐心した戯作者という印象があるが、この作品ではそんな片鱗はない。しかし、読み終わってしばらくすると、井上ひさしがなぜ笑いにこだわったか、その根底にあるものの要素をこの作品に見つけたような気がする。
 養護施設での体験。特に孤児になってしまった子どもにとって「家族」への憧れと希求というものの切実さがどんなものかしみじみとした「痛さ」となって読者を刺した。
 話がずれるかもしれないが、昔、母と映画に行こうとなって、さてどんなものを見るかとなったとき、母は悲劇だけは絶対に見たくないといった。思いっきり夢のあるものや、笑うものが良いといった。悲しみや苦しみを知っているものにこそ、「笑い」は必要不可欠なものなのだ。
 井上ひさしは身をもってそれを知っていた戯作者であり、小説家であったとこの作品を読んで思った。




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2006/02/10 20:57

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2006/12/27 23:22

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