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紙の本
北国の生んだ人材
2023/03/16 17:54
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
その名を冠した史観すら巷間に
流布している、かの作家の物した
所謂「街道物」の第二十九冊です。
本書で著者は、
秋田と飛騨を訪れます。
前者では、菅江真澄、安藤昌益、
狩野亨吉、内藤湖南、栗田定之丞、
後者では、飛騨の匠と金森氏が話題に。
紙の本
高山に興味を覚えた
2019/03/25 22:24
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投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
秋田と岐阜高山の紀行文。少しお宅的な部分があって流して読んだが、もう30年位経過して新古典的ではあるが、興味深く読んだ。少しづつ暇を見つけて読んでいるので忘れてしまっている部分もあるが、これを読んでますます小京都、高山に関心が高くなり行ってみたいと思う。
紙の本
土地に刻まれた精神性を、しみじみと味読させてくれました
2016/01/26 08:53
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投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
秋田県では特に名所『象潟』の歴史的・自然地理的由来と名刹蚶満寺の住職とのストーリー展開を大変面白く読みました。また今日では同じ秋田県ながら、佐竹藩大館と南部藩鹿角の歴史上の葛藤、郷土の有名人安藤昌益・狩野亨吉・内藤湖南のエピソードなど、遠く離れた西国育ちの私には知らないことだらけで大変興味深く、ホンの入口だけでも、しばし秋田県を体験する機会に恵まれたことに感謝しています。
但し「距離が遠いから知識がない」というのは自分の不勉強の言い訳を地理的距離に置き換えて誤魔化しているに過ぎないことは、同郷人(!)である著者が充分なほど証明してくれています。
飛騨では特に金森氏と格調高い春慶塗の歴史、姉小路家登場の経緯、三木自綱による家名詐称と姉小路家乗っ取り譚など、こちらも深堀の民族誌として楽しめる内容でした。ホンの入口を見ただけに過ぎないのでしょうが、「忍耐強さ」「許して共存する」という、飛騨という地に刻まれた地元の皆さんの先祖代々の深い精神性に打たれ、教えられることが多々ありました。
それにしても、両編ともたまたま庸車した自動車の運転手さんの略歴や人となりを引出し、それを本編のストーリー展開上の登場人物にまで仕立上げてしまう著者の筆力にはいつも脱帽させられます。
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