サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料 日付更新(2017年7月)

アウトレットブック ポイント2倍キャンペーン(~11/15)

hontoレビュー

ことばの食卓(ちくま文庫)

ことばの食卓 みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー52件

みんなの評価4.1

評価内訳

52 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

記憶の中の食べ物

2016/07/24 13:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:猫目太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

思い出の中に、必ず食べ物や食事を思い出す。思い出は「日の丸弁当」や「沢庵のしみたごはん」「醤油と鰹のねこまんま」。女郎屋の娘に弁当を届ける、青白く幸薄そうな女郎さん。育てのおばさんや、早くに病死した両親の話。亡夫と食べた枇杷のおぼろげな記憶。読み進めて行くと、食べ物の記憶や思い出がの中に「あの世」の香りが漂う。著者が老年に差し掛かる。だからと言って、食欲は無くならず「鰻が食べたい」や京都でエビフライを食べる。この人は子供のように、無垢なココロで「食べたんだな」と思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

童女の記憶

2001/03/30 11:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミオメロディ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 解説の種村季弘の文章に“童女”“童画”という表現がでてくるが、まさにそんな感じ。感性の鋭い女の子がじっ…と観察するともなしに見つめたものをそのまま記録しているような感じを受ける文章で、無垢でもあり、ちょっとコワイところもあるのだ。でも、独特な語り口に何とも引き込まれる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

気持ちの曇りが晴れるようです

2002/12/18 23:34

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:矢野まひる - この投稿者のレビュー一覧を見る

文章は、何を受信するかと、それをどう消化したかの結果だ。この本で、武田百合子の受信するものは、寂しくて、怖いものが多い。当然だ… 生きるって、寂しくて怖いことなのだ。鈍感な私はそれをいつでも忘れてしまいがちだけれど。でも武田百合子の文章は伸びやかで生命力にあふれている。寂しくて怖いことが、「生きてるってそういうことだよ!」と消化されたのだ。文章って、才能って、こういうことなのだな、思った。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

レンズが曇っていないということ。

2011/08/04 18:31

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

武田百合子の文章はよく、見たままを素直に綴ったという言い方をされる。
たしかにストレートで、よけいな修飾がなく読みやすい。
飾る必要がないから飾らないのか、飾ることなどよぎってもみないのか、
どちらかはわからないけれど、飾らないことは、つよい。
だからこの人の文章には生命力がみなぎっているように感じる。
妄想ではない現実を、自分の体をつかって表現するような文章。
それも、みみっちい空間にまとまってしまわないで、広さを感じさせるような。
武田百合子とは、懐の深い人だったのだろう。

食に関するこのエッセイ集は、ほんとうに味わい深い文章が並べられるが、
印象に残ったのは、牛乳について綴られた二篇目の『続牛乳』だった。
わたしは初読のときに、この文章の結びのところが理解できなかった。
作者のところに牛乳を届けてくれた会社の同僚の話なのだが、
回想していくうちに、作者が暗い気持ちになったというのだ。
その同僚のことをいじめていたのだな、と後悔するようなくだりになっている。
え?なんでいじめたことになるのだろう、と意味がわからずに
じっくりと二回目を読んだ。そうしたら、すとんと納得できた。
作者は、そうとは知らずに、同僚に女としてダメージを与えてしまったのだ。
うら若き女性にはちょっと耐え難いようなことを。
時を経て、同僚亡きいま、エッセイを書きながら彼女のことを思い出すうちに
悪意がなかったとはいえ、あんなことをしてしまった、と後悔する作者。
そのデリカシーが、汚れたものを気味悪く表現しているところから透けてみえる。
これを読んで、骨太でやさしい人だなと思った。

野中ユリのふしぎな挿画が、武田百合子の文章によく合っている。
むかし新潮文庫で見た何冊かの倉橋由美子の本。
そのカバーに使われていたのが、野中ユリの絵だった。
当時も作品の雰囲気によく似合っているなと感心したのだった。
圧倒的な存在感を持つものどうしの濃い組み合わせ。
カバーや挿画は、その本を読ませる(または読ませない)重要な判断材料だ。
「ことばの食卓」は、武田百合子と野中ユリのセンスの相性のよさが堪能できる。
そういえば倉橋由美子も、グロテスクなものを描きながらも
ぶれない審美眼で築いた美意識を持ち、デリカシーを忘れない作家だった。
そういうふうに感じさせる文章を書いていたなと、思い出した。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/09/24 00:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/10/07 14:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/10/26 00:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/11 10:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/09/07 12:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/26 02:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/16 17:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/09/09 16:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/08/26 22:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/09/05 20:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/02/05 11:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

52 件中 1 件~ 15 件を表示