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十二枚のだまし絵 みんなのレビュー

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みんなの評価3.9

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9 件中 1 件~ 9 件を表示

紙の本

絶品の短編集

2002/02/15 08:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 アーチャーはこれまで長編の間を縫って、短編集を4作著している。「十二本の毒矢」、「十二の意外な結末」、「十二枚のだまし絵」、「十四の嘘と真実」の4作である。
 いずれも甲乙付け難い短編群であるが、強いて優劣を付けるなら、この十二のだまし絵が最も楽しむことができる作品であると見た。ちなみにこのだまし絵は、どの作品にもニシンという文字が中に隠されているという。これは解説に記されているので興味のある方はご覧いただきたい。
 初期の短編の中には、うっかり読み飛ばすと、それが全体のキーになっていたり、後でそれと分かってもどう解釈すればよいのか分からないものもあるが、この「十二枚のだまし絵」は、それがほとんどなく、より気楽に読むことができる。
 十二の短編のうち、筆頭の「試行錯誤」は分量として他の4,5倍はある短編集の中の長編である。また、内容的にも推理小説風になっており、それがスパイ大作戦を思い出させるし、登場人物がいずれも魅力的に描かれている。ここだけの登場では勿体無い。それに答えたわけではないであろうが、珍しいことに、ここで登場する法廷弁護士、サー・マシュー・ロバーツが11作目の「眼には眼を」で再登場するという活躍ぶりである。いつかまた短編集に登場するのが楽しみである。
 また、最後の「焼き加減はお好みで…」は、お好みに合わせて途中からストーリーの展開が分かれている。異なる部分を比較する楽しみもある。新しい試みで読者へのサービスを忘れていない。この他の「バグダッドで足止め」、「海峡トンネル・ミステリー」などは場所場所での特徴がよく生かされており、舞台は世界中に広がっている感がある。誠に秀逸である。

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2008/08/03 19:59

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2009/09/01 14:17

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2009/12/07 22:16

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2017/12/18 15:03

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2018/06/07 06:07

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