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アメリカ育ちの大介11歳の日常「こうばしい日々」
姉の元恋人・次郎くんに恋する小学生みのりのお話「綿菓子」
まっすぐで純粋な男の子と純粋なだけではいられない女の子の対比が面白い。
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留学経験のある著者が書くアメリカの家庭。TVや映画に出てくるような、憧れるままのアメリカ人、生活、お話の中の夢物語をみせてくれた表題作。
個人の趣味ですが、同時に収録されている、『綿菓子』のほうが魅力あるお話だと思いました。
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環境や状況は違えども、誰もが経験する
なんて事のない
でも特別な子供時代。
そういうのを描くと彼女の非凡さは際立つよな~。
あの頃、なくしたくないと思ってたもの、
なくしてない?って
久しぶりに問われたような
そんな気持ちになる作品。
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小中学生が主人公の恋の話が2編。どちらもかわいらしい話です。私的には綿菓子が好きです。片思いが好きなんです。
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さっと読めちゃう本。癒される。
江國さんの、これがすきなんです、こういう、可愛らしいお菓子のような文章。
文庫の解説にも書かれていますが、しっかりした底力?語彙?があるからなのだと思います。
江國さんの描写する情景は、きらきらしている。
こうばしい日々も、綿菓子も、およそ20年まえの作品だなんて。あたし、保育園児だよ…。
何度も何度も読める本。久しぶりに読んで、癒されました。ありがとう。
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男の子は幼い頃、とても「男の子」だけれど、
女の子はどんなに幼くても「女」なのだなあと思う。
「綿菓子」のラスト。珈琲の味を知るシーンが秀逸。
続きが知りたくなってしまう。
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江國表現力は半端なくすごいと思う。
読んでいるだけでその情景が目に浮かんで、その味が口の中に広がる。
ボキャ貧の私には羨ましくてたまらない、だから江國が好きだ。
『誰かをほんとに好きになったら、その人のしたこと、全部、許せてしまうものなのよ。』(p.132)
亡くなったおじいちゃんには恋人がいたと告白するおばあちゃんの一言。おばあちゃんとその恋人はとてもとても仲良しだったのだ。クレイジーなはずなのに、きっと穏やかにおばあちゃんは優しく語る。
『人はね、誰かに愛されたら、その愛に報いるだけの生き方をしなくちゃいけないのよ』(p.133)
これもおばあちゃんのことば。私はあの人の愛に報いる生き方をしているのかなって、ちょっとドキっとしたりして。
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かわいい!と思った。
あっという間に読める。
主人公もかわいいのだけど、主人公と仲良しの給食のおばさんがあたしは好き。
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江國ワールド。
こんな世代が主人公の作品も書くのか、と江國初心者の私は思いましたが、細かい心理描写がこの人独特な感じでやはり好きでした。
完結させないところも小説の醍醐味だな、と少し大人になった私は思うのです。
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この本を一言で言えば『マセガキ』物語です(笑)
こんな子供はたぶんいないでしょう。
こんなにいろいろ考えるのは瀬田歩くらいしか見たことないです(汗)
でも裏表紙にもあるように『大人がなくした純粋な心を教えてくれる』物語なんですよ。
あの気持ちは世界共通なのでしょうか。。。
※
ほかの人だったら、好き嫌いはだめよ、とかなんとか言うんだろうけど、パーネルさんはそんなこと言わない。玉ねぎなんて食べなくたって死にはしないってこと、彼女はちゃんとわかっているんだ。それに、パーネルさんはけっしてカップのふちにスープをこぼさない。他の人たちは百発百中こぼすんだ。サラダのドレッシングや肉のグレービーがお皿のふちからこぼれると、お皿の底のかたちに、トレイにまるい輪ができる。僕はあれだ大嫌いなのだ。
『こうばしい日々/江國香織/新潮文庫』
から引用
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すごいなーすごいなー。私は女の子だからやっぱり綿菓子のほうが好きだけど、でも、ウィリーもいいな。うまいなー。
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あっという間に読んでしまいました。
普段の生活からも感じれることだったり、登場人物の性格がわかりやすかった。金のしずくは最後キュンとしてしまいました。
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「誰かをほんとに好きになったら、その人のしたこと、全部、許せてしまうものなのよ」
「人はね、誰かに愛されたら、その愛に報いるだけの生き方をしなくちゃいけないのよ」
【綿菓子】の中のおばあちゃんの言葉。
響いたなぁ。
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あたしは表題のこうばしい日々より
綿菓子のほうがすきだなぁ。
ずっとずっと好きな人が
おねぇちゃんの元彼で
あえなくてもずっとずっと好きで
そんなみのりがもう愛しい。
最後なんてなんか苦しくなるくらい切なくて
すっごいきもちわかるんだ。
金色のコーヒー
あたしものませてもらいたい***
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どちらもこどものお話
大人じゃないこども
その視点でいろいろ書かれてます
私は後半の金のしずくがすき
まるで少女マンガのような
光景が浮かんでくる
コーヒーは好きですよ
ちょっと彼軽くない?笑