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確かむか〜し映画を観た記憶がある。第2次大戦末期、イギリスに潜伏しているドイツスパイを追う英国軍情報部。この本物のスパイがなかなか捕まらないんだなぁ。スピード感あふれ、アッ!という間に読ませてしまう作品。
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大聖堂を読んで面白かったので古本屋で見かけて購入してみました。面白かったです。
最初、この人たちとお話の本筋と何か関係があるんだろうか〜と思っていたのですがなるほど。最後の最後に集約されるんですね。歴史に「もし」は無いということはわかりますが「もし〜だったら…」と過程するのは確かに面白いですね。
やはり最後に強いのは…といったところですね。それで彼女が強いんだ、ということも良くわかりました。
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第二次世界大戦末期、英国に送り込まれたドイツの有能なスパイ『針」。英国軍は自国に勝利をもたらすだろう情報を流されまいと躍起になる。一方、ドイツ軍は『針」の情報如何によって作戦を変更すれば勝ち目があると考える。1940年代、インターネットも携帯もない時代、交信手段は無線のみ。両国の勝敗がスパイ一人の手に委ねられているという点が非常に面白かった。
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時代は第二次世界大戦中のイギリス。主人公はヒトラーに信頼されているロシアのスパイで「針」と呼ばれていて、同じスパイ仲間のことも信じていない一匹オオカミの優秀なスパイである。
ロシアとイギリスのスパイ合戦の様子がよく書かれていて、わかりやすい。
歴史の結末はヒトラーが負けるとわかってはいるが、スパイの死に物狂いで情報を伝えようとする強さが伝わってきて、楽しく読めた。
退屈な世界情勢の説明などもなく、読みやすい。
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大聖堂とはまた違う面白さがあった
本当にあったのではないかと思わせるようなストーリーにハラハラドキドキだった。
文章うまいなぁ。
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逃げ回るドイツのスパイを歴史研究者と刑事が追い、
後半はとある家庭の奥さんが主役となる。中盤に露骨な性描写があるので人に勧めるには注意がいると思う。歴史研究者を主役のように扱う必要はあったのか、前半は刑事、後半は主婦でよかった
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第二次世界大戦下のイギリスに潜入しているナチスドイツの1人のスパイを描いたこの作品は、戦争の結末を左右する1つの重大機密をまずはじめに打ち上げる事で読み手を十分に惹きつけておき、その後はあっちこっちに引っ張り回すように読者を振り回すその筆者の力強い文章の書きっぷりは本当にさすがとしか言いようがない。