サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

人形の家 みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー56件

みんなの評価3.7

評価内訳

56 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

現代劇の源流

2021/02/21 14:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る

西欧中心の世界のなかでは近くにありながら、まだ辺境であったノルウェー。舞台はあるひとつの部屋だけで登場人物はほぼ5人だけという簡素な道具立て。そこにイブセンは濃厚な劇を作った。夫の「人形」としてかりそめの愛情を享受するノラは、夫の銀行頭取への就任を喜び贅沢な生活を過ごしている。ノラにはその夫のためにある法的な不正を働いていた。それを知る当事者はノラに夫に便宜を図るように迫り優雅な生活は暗転する。法的に、というのは社会的な規則でそうしたものは男性が作り上げたものである。こうなるときっとノラがきっと悲劇的な最期を迎えて、その社会通念の問題をといかけるといった終末を予想するが、そこは歴史に名を残す劇だけあって、ノラは生きようと「人形の家」を飛び出していく。その決断に共感する人も多いだろう。破局を突き抜けて社会通念の彼岸に辿り着く。ある種のリアリズムといおうか、決断主義にはっとさせられる劇だった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

時代が変わっても

2022/08/21 18:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

近代演劇の名作、イプセンの「人形の家」。保存版として購入。
日本での初演は明治時代なんだそうだ。
そして今も上演が続き、共感を広げる。
時代が変わっても、女性が「人形」のように扱われる現実は余り変わっていないのかもしれない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

「人形の家」はどこにあるのか

2020/11/10 16:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

国語の教科書に必ずそのタイトルは出てくるはずの、あまりに有名な古典。
 だから、タイトルは聞いたことがあるはずだし、作者の名前イプセンだって耳にしたことがあるかもしれない。
 主人公の名前ノラ、この岩波文庫版ではノーラとなっているが、も、彼女が家を出るストーリーもなんとなく知っている。
 でも、ちゃんと読んだことがない人も多いのではないだろうか。

 イプセンによって作品が発表されたのは1879年。日本の明治12年にあたる。
 これは、三幕の劇で、いわゆる戯曲にあたる。
 主な登場人物は、有名な女性ノーラと今度銀行の頭取になることが決まった弁護士でもある夫、ノーラの友人の女性、それとノーラを脅かす男の四人である。
 どんな物語か、イプセンが残した「覚え書」がわかりやすい。
 「彼女は文書偽造をやった。(中略)夫に対する愛情から、夫の命を救うために彼女はそれをやったのだ。ただこの夫は、常識の目で批判し、法律の側に立って、男性の目でこの情況を判断する」
 ノーラはそんな夫に絶望して、家を出ていくのだ。

 でも、それはおかしいのではないか。
 いくら夫の病気治療のためにお金が必要だからといって、文書偽造はいけないのではないか。まして夫は弁護士ではないか。
 しかも彼女はそのことをすっかり忘れていて、幕開けでは夫が頭取に決まって買い物したりハミングしたり浮かれてばかり。
 それが悪い男に脅されて、切羽つまって、夫は自分を助けてくれないと、これは八つ当たりではないか。
 「人形の家」とはノーラが閉じ込まれていた家ではなく、ノーラの心にあるのがあまりに幼い「人形の家」に思えたのだが。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

近代演劇の名作

2001/03/02 21:34

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:7777777 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ノーラは昔借りた秘密の借金がもとで、夫の部下にクビを取り消すよう脅される。そしてついに夫にそのことがばれてしまう。夫はノーラを責めたてる。しかし、部下は自分のやったことを後悔し、家は元どうりになる。
 しかし、元どうりではなかった。ノーラは自分のことを夫の人形なのかしらと思う。
 妻は夫の人形ではない、近代演劇の名作。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/02/17 08:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/11/09 13:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/09/05 01:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/04/27 20:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/10/29 22:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/11/17 14:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/11/22 21:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/03/21 15:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/10/06 09:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/12/13 23:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/06/14 13:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

56 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。