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紙の本
どうして人間と友だちになりたいのか
2002/07/25 18:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
きつねの女の子が、人間のお客さんを夕食会に招待したいといい出します。
お父さんぎつねは気乗りしませんでしたが、自分も子どものころ、人間と仲良くなりたいと思っていたこともあり、だんだん夢中になってきました。
人間に化けた父さんぎつねは、道を通りかかる人間に声をかけては誘いますが、次々と断られてしまいます。
すると、目の前に、ふいに小さな電気屋があらわて……。
オチが途中でわかってしまうかもしれませんが、わかったとしてもたいして問題はないです。
全体的に、安房さん独特のあたたかさ、かわいさが漂っていて、それが読者をとてもしあわせな気分にしてくれます。
ただ、こういうお話を読むといつも思うのですが、どうして動物たちは、人間と仲良くなりたがったり、人の暮らしにあこがれたりするのでしょう。
そして、たいていそうやって仲良くしたがっている動物にかぎって、人間に嫌われていたりするんですよね。まあ、それが物語として書きやすいといえば書きやすいのかもしれませんが。
実際の話で考えると、きっと地球上の動物、だれも人間と仲良くしたいなんて思わないかもしれませんね。自然破壊ばかりで、みんなに迷惑かけてますから。
それは、さておいて、みんな愛らしい者ばかりです。
一生懸命、人間のフリをして、人間らしく見えるように努力して。
みんなおまぬけさんですが、ばかにしたくはありません。
ただ、「人間」というブランドにあこがれていないで、その者の本質を見抜いて、ほんとうに友だちになりたい相手はだれなのか、ということを考えられるようになってほしい、とこの本を読んで思いました。それは、人間同士でも同じことですね。
紙の本
きつねの夕食会
2020/12/26 19:48
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
「きつねの窓」でもきつねが主人公でしたが、こちらはもっとほのぼのとしていて楽しめました。きつねの女の子がとても可愛いです。
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