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北村さんってこんな一面もあるんだなぁ、と驚いた短編集。
星新一的にシュールなものから、ふんわりしたもの、ちょっと切ないものなど、作風はほんとうに様々です。
全体的に、ちょっと不思議な感じのするものが多かったかも。
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不思議な雰囲気の短編、十作品。
非現実的なんだけど、どこか現実味がある。最後の一行で、すとん、とお話が終わると、自分の周りの空気が読む前とどこか違うみたいに感じる。
短編のジャンルも様々で、恋愛色が濃いものやミステリアスなものまで。どれも私好みでした.
表紙の絵が短編全ての内容にピッタリあってると思う。不思議な感じとか、青い感じが。手元に常に置いておきたいくらいです。
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不思議な話が多かった短編集。ファンタジーなんだろうな。くらげの話は読みながら背中がぞくっとした。現実にありそうな気がしたから。
こっそりと入るバーであのお酒をいつか飲んでみたい。
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水に眠るはすっごいよかった!!!
でも、他は意味自体がわからなかった・・・恥ずかしながら。
気分じゃなかったのかなあ。良いっていう人多いんだからおかしいわ。
またあらためて読んで見ようと思う。
解説が本当に豪華だった。
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借本。
著者の本はこれが初めて。
気持ちが尖がってきたら、読みたくなるような一冊。
著者の違う作品も読んでみたい。
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お借りした本。
パリまでの飛行機で、丁度読み終えられました。旅には短編がいいですね。うん。
と言うわけで短編集です。「スキップ」の大ファンなので、期待したんですが、
正直なところ、やっぱりこの作者の持ち味を発揮するには長編のほうが有利かなって思いました。
ただ、表題作「水に眠る」のようなちょっと不思議で澄んだ文章はさすが。
私としては「らしくない」感があったにもかかわらず心に残ってるのが「くらげ」という短編。
まるで星新一か?と思うような皮肉なストーリー。
「スキップ」と同じ作家が書いたようには思えないような。
でも心に残るのと、好きなのは違うんだなぁ…
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余韻の残る話ばかりでした。私は結末はきっちりしているほうが好きなので気になるものもありますが、とてもよかったです。発想がすごいですよね。そしてやっぱり文章がきれい。
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いくつかいいものもあったけど、全体としては「・・・」かな。
ラストの方の一人称ものは、読み飛ばしたくなるものも多く。
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北村先生作品の「短編集」です。
とはいいつつ、他のシリーズものも、短編の寄せ集めなのですが。
(主人公がそれぞれ変わる、ぐらいの感覚です)
とても読みやすく、グっとくる深い作品が多いのが印象的です。
いつものとおり、ミステリーですが「心の揺れ動き」を紐解くミステリーです。
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短編集。長さだけがものがたりではないけれども、話が輪郭をを帯びて立ち上がった途端に結末へ向かうと「つれないなあ」と思ってしまう。書評でもなんでもないな、これじゃ。
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別に特に絶賛するストーリーではないけど、とりわけ美人ではないけど、ずば抜けて頭が良くて話が面白いわけではないけど、とりたてて美味しいラーメンではないけど、愛を感じてしまうことがある。表題にもなっている「水に眠る」は好きである。しんみりした時についつい読み直してします。好きなんです。
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「天上に東京都くらいの金平糖の袋があり、それを誰かが破いたとしたら、こんなことになるのだろう。」
静かで不思議で哀しい話。「恋愛小説」「水に眠る」が好きだった。
「かすかに痛い」はチクリときた。同じようなことを考えたことがある。
彼氏の態度が非常に不愉快だった。
作者の発想が面白い。
水の膜、一妻二夫制、個人用エアコン、蚊が人の代わりに蠅を刺す。
水に包まれてるような気分になる作品だった。
解説が豪華。手元に置きたい本だと思った。
とにかく「かすかに痛い」にやられた。チクチクする。
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不思議な、そしてちょっと皮肉っぽい作品も含めた短篇集です。
01.恋愛小説
02.水に眠る
03.植物採集
04.くらげ
05.かとりせんこうはなび
06.矢が三つ
07.はるか
08.弟
09.ものがたり
10.かすかに痛い
【『水に眠る』について】
主人公と「西田さん」がどうにもならなかったことも、
西田さんが大学時代に一緒にシャンディ・ガフを作った
女の子とも何も無かったことも、嬉しいようでちょっぴり
淋しい感じがしました。
私の心がそういうものを求めているのかしら。うーむ。
函館への辞令にこめられた意味は何だったのでしょう。
是非、あの水割りを飲んでみたいものです。
マスターに許しを得られれば、の話ですが。
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時と人三部作が良かったので短編集もかって見ました。
強い刺激がある作品ではないものの、読んでたら自然に笑っていたり、静かに染み渡るようなものたちでした。
恋愛小説 - 何かもっと続きそうで終わった。
水に眠る - すごい不思議な感じです。
植物採集 - ちょっと悲しいです。
くらげ - 非現実的なようで現実的。怖いですね。
かとりせんこうはなび - 微妙。
矢が三つ - 設定としては面白かったんですが・・・。夫が二人いるのに、何でご飯の準備は妻がするのでしょうかね。
はるか - こういう子が周囲にいると楽しいかと。
弟 - 物悲しかったです。
ものがたり - 切ないな・・・。でも、どきどきしました。
かすかに痛い - うーーん・・・・。
시간과 사람 3부작 시리즈를 읽고 맘에 들어서, 단편집 하나 구해봤습니다. 시간과 사람 시리즈 만큼 재미를 느끼진 못했지만... 좀 환타지 같은 느낌도 있고, 현실적인 얘기도 있고... 잔잔한 재미가 있는 작품들이었네요.
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そういやこの本でシャンディ・ガフの作り方を覚えたんだった。北村薫の連作じゃない短編集。表題作がタイトルとともに秀逸だった。