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紙の本
唯一の自伝
2001/02/21 17:08
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投稿者:55555 - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯にはこう書いてあった。
「これを私が唯一書いた自伝と呼ぶこともできる」
一目見た瞬間に面白そうだと思った。というか、実際とても面白かった。
著者はいう
「雨のしずくに
景色が映っている
しずくのなかに
別の世界がある」
この詩が自分の文学の原点ではないかと。自分はこの詩を自覚して書き続けてきたのではないかと。
谷間の少年はやがてノーベル賞作家になる。自らの作品も交え今まで生きてきた過去が静かな情熱をもって語られる。ふだんの作品では読むことの出来ない著者の一面。ノーベル賞をとった余裕。
著者が身近で語りかけているような気になる、自伝の傑作。
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