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「童子のあやかしが出没し、悪さを働いているようだな、博雅」「よし。では、ゆくか晴明よ」。われらが都を魔物から守れ。百鬼が群れる平安京の闇の果て、幻術、風水術、占星術を駆使し、難敵に立ち向う希代の陰陽師・安倍晴明、笛の名手・源博雅。名コンビの活躍、すがすがしくて、いと、おかし。 (amazonより抜粋)
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「童子のあやかしが出没し、悪さを働いているようだな、博雅」「よし。では、ゆくか晴明よ」。われらが都を魔物から守れ。百鬼が群れる平安京の闇の果て、幻術、風水術、占星術を駆使し、難敵に立ち向う希代の陰陽師・安倍晴明、笛の名手・源博雅。名コンビの活躍、すがすがしくて、いと、おかし。
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シリーズ第二作目。
この巻は、空を飛んでいるかの如く、
全体的にカラーが明るく、軽やかに物語が進んでいく。
「鬼小町」以外の六作品は、軽妙でどこか滑稽さがある。
「露と答えて」を読むと、つくづく源博雅は
「よい漢(おとこ)だなぁ」と思う。
不器用な位まっすぐで、生真面目な性格。
頼まれたら嫌だと断れず引き受けちゃうし、
それだから利用もされやすい。
政情不安に揺れている、嫉妬、謀略、
足の引っ張り合いの平安の世で、こんなに純粋な男が
まともに渡っていけるのか心配になる。
しかし、彼のそんな単純さが、色々なものを
見過ぎてしまっている、世慣れた晴明にとっては
好ましく思い、共に酒を飲む時、安らぎを感じるのだろう。
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●2008年4月30日読了
今回博雅について語られる場面が結構ありました。
私的には「鬼小町」が好きかな。小野小町好きだから
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他の本に比べて、二人の間の「呪」に関する会話が少なかったのがちょっと残念。
ですが、平安時代の雅と妖しい雰囲気が文章に漂っていて、良かったです。この雰囲気はこのシリーズでしか味わえない、なんともいえない世界なので、やみつきになってしまうんですよねえ。
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【再読】時代物
陰陽師シリーズ2作目。
百鬼夜行との遭遇、橋の上に現れる人外のもの。
京の都で起きる妖の出来事を、晴明と博雅が解決する。
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陰陽師安倍晴明と源博雅が様々な物の怪に立ち向かっていくお話。
1つ1つの話が短いので、短編集感覚で読みやすい。
文章は軽くて読みやすいけど、中身が決して軽いわけではない。
読んでいくうちに、この本の世界にどっぷりはまってしまう。
歴史小説はあまり読まないけど、これなら読める。
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陰陽師シリーズの第2弾!!
晴明と博雅の友情というかけあいが凄く良い!!
「ゆこうゆこう」の言葉のかなり耳に残る。
兎に角、平安時代の雰囲気が凄い楽しめる作品です♪
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上記の『陰陽師』の次巻。これに収録されている話も、自宅にある漫画の内容とほぼ一致する(元としている文書が同じなのだから当然だが・・・)。この巻に収録されている中で気に入っているのは「陀羅尼仙」「鬼小町」「源博雅堀川橋にて妖しの女に出逢うこと」の三つだ。三番目の「源博雅堀川橋〜」は件の漫画でも気に入っている話の一つだが、記憶が確かならあとの二つは読んだことがなかった。そのため、もともと興味の尽きないジャンルなのも相まって、時間を忘れるくらい夢中になってしまった。
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(09/06/30)
きてしまったんじゃないかしら。ね、ね、ですからこの度
「よもう」
「よもう」
そういうことになった。
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表題のとおり,陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた短編集第二弾。
武士の源博雅とのコンビは映画化もされている有名な設定だが,
なぞに挑むホームズとワトソンのように良い味を出している。
二人の掛け合いが前作より定着し,更に良い味を出している。
古語を交えながら読みやすく平易な文章で書かれており,
平安文化も巧みに織り混ぜられていて楽しめる。
個人的には「露と答へて」,「鬼小町」が良かった。
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陰陽師シリーズ第二弾。
晴明の繰り出す言葉がとても綺麗なんですよね。
柔らかいのにピリッとする感じが、今にはナイ感じです。
博雅との掛け合いもますます良くなって、
面白い一冊でした♪
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相変わらずな清明と博雅コンビ。この二人の仲良しぶりはなんだか微笑ましいですね。私的には「鬼小町」が好きでした。たまにはこういう話があるとこも魅力かと。あと「露と答へて」は古典で習った伊勢物語の鬼一口が出てきたので懐かしい気持ちになりました。
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単純なようでいて飽きの来ない独特のリズムが好きです。
「源博雅堀川橋にて~」を読んでから一気に博雅というキャラクターの深みにハマってしまった。博雅可愛いよう。
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先輩から借りっぱなしのまま今まで放置されてました。
夢枕獏氏の陰陽師2巻でございます。
こちらの巻も短編形式ですので、とても読みやすい作品でございました。
鬼小町で出てきた百夜通いなんかはエピソードとしては有名ですね。小野小町だとは知らなかったのですがw
それにしても、どうしても腐女子フィルターが掛るのか、晴明と博雅が怪しく見えてしょうがないw
事あるごとに博雅に「良い漢だな」って、口説いてますか?! なんてニヘニヘしてしまいました。
もちろん、話としても面白いデス!
短編ということもあって、この話まで読もう! と区切り安いのもいいですね。
読み始めるとついつい止まらなくなって、あっという間に読んでしまいました。