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2010年2月19日読了。2010年29冊目。
陰陽師シリーズ2作目。
博雅についての作者の思いが本編で語られていて、よかった。
読みやすく、詩的な文体だと思う。
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堪能しました。完全にはまってます。
一つ一つの話がすごく丁寧で読んでいてすごく充実感があります。
晴明や博雅と一緒に飲んでみたいなあ。
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会社の先輩から「お勧めの本はないですか?」と聞いて、借りた本。文章のリズム感が、楽しく読ませてくれます。安部清明が描かれている作品に触れるのはこの本が初めてですが、源博雅とのやりとりがすごく良い。というか、博雅の実直な性格がすごく好きです(笑)
ときどきハッとさせられる一文があったりして、ああ、そうだよなあ、と頷いたり、考えさせられたりします。下はそのうちの一つ。(小説より一部抜粋)
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「しかしなあ、清明よ。欲望を心に抱くというのは、それほどに成仏しがたいことなのだろうかな――」
博雅、今は、酒に頬を赤くしている。
「欲望をかけらも持たぬ人は、もはや、人ではないような気がするよ。それなら――」
と、博雅は盃を干し、
「おれは、人でいいという気が最近はするのだよ、清明――」
しみじみと言った。
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まだもう一冊、この二人の作品があるので、今から楽しみです。
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暇なときに先輩が貸してくれた本。
短編集になっているので、軽く読めます。
陰陽師・阿部清明と博雅のコミカルな会話が楽しい。
昔話に出てくるような妖怪と人間くさい坊主たちが出てきて、
ほろほろと進むストーリーが心地よい。
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シリーズ2巻目。再読。
このシリーズ、感想コピペでよろしいほど読了感が一緒。
それはそれで、いいことです。
博雅の人物像が深められている巻。
資料をもとに、作者が愛着を持って書いてるのがよくわかる。
お腹いっぱいでございます。
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読んだのは単行本の方だが、ここでは文庫本で統一しようと思います。
楽しめました。
原作の雰囲気を出すには、岡野令子というより坂田靖子さんなんかの方が向いているような気がする。
(2001年01月18日読了)
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短編で、初陰陽師の私には丁度良いかと思ったんですが、ちょっと物足りませんでした。
盛り上がってきた!と思うともう終わっちゃう。
物語や晴明・博雅コンビは好きになれたので、今度はもっと長いのを読んでみたいです。
好きだった話は、博雅が可愛かった「下衆法師」と切なさが胸に残る「鬼小町」。
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短編集でした。
いつものように清明と博雅の会話がいい♪
「露と答へて」は、博雅のいい人っぷり全開です。
清明曰く「おまえは、ほんとうに、よい漢だからな」ですね。
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再読。いつ読んだのかさえ忘れている・・・。
相変わらずなかのいい2人です。
この時代はのんびりとした(雅?)な時代で、事が起こるときはほとんど男の人が女の人の家にいく時だ。
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歴史物だから堅苦しくて読みづらいのかなと思ったけど
案外スラスラ読めた。
何より晴明と博雅のコンビがいい!
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だいぶ前に漫画版の方にハマってました。『あぁ、この話は読んだかなぁ』なんて考えながら読みました。
難しそうなイメージを持つ人が多いかと思いますが気軽に読めるシリーズです。
読んでると無性にお酒が飲みたくなります(笑)
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晴明が救えなんだ、まだ成仏叶わぬ小野小町に逢うてみぶさ。
花の色はうつりにけりないたづらに
わが身世にふるながめせしまに
男と女の性は救えませぬか晴明殿?!
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大した事件が起こるわけじゃないのだけど、雅な文章と清明と博雅のなごませる掛け合いで、飽きることなく読み切れました。時代もので、難しい用語も多いのに、簡潔で読みやすいのも素晴らしいです。
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すらすらと買ってから1日半で読み切ってしまった。
続きの巻を読んでないからわからないけど
陰陽師というタイトルの割に
清明より博雅の方が主人公みたいだ。
「露と答へて」に出てきた在原業平の話を
どこかで読んだことがあるんだけど・・・
どこで読んだか思い出せない・・・
とっても気になる・・・
気が向いたときに買ってシリーズで集めようかと思う。
歴史や古典に興味はなかったけど
ちょっと読んでみようかなと思わせてくれるシリーズ。
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舐めてかかってました。でも、いい意味で予想を裏切ってくれました。
かなりおどろおどろしい描写もあり、ドキドキしながら読めました。
晴明の力がすごいのか、短編集ゆえかあっさり解決(解決しないものもありましたが)し過ぎるのが、ちょっと残念だったかな^^;
でも、短編集なので読みやすいです。お勧め!