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友であった武市の切腹、天誅組を率いた吉村の死。ただ、竜馬の信念は変わらず、ついに彼は念願の軍艦を手に入れた。土方、沖田、藤堂といった新選組の面々も登場。時代は進む・・・。ただ、健気に竜馬を想う、さな子さんは相変わらず可哀そうです。
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志士たちで船隊を操り、大いに交易をやり、時いたらば倒幕のための海軍にする―竜馬の志士活動の発想は奇異であり、ホラ吹きといわれた。世の中はそんな竜馬の迂遠さを嘲うように騒然としている。反動の時代―長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権も瓦解した。が、竜馬はついに一隻の軍艦を手に入れたのであった。
ようやく半分くらいでしょうか。。。
先はまだまだですねぇ(*^_^*)
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武市半平太がメインとも言えるこの巻。
切腹の流儀、死へ対する心構え。
胸にぐっとくる作品でした。
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竜馬の夢が形を成してくる4巻。
ついに軍艦を手に入れ神戸村に開校した海軍学校の活気も盛んになる中、時勢は刻一刻と変化していく。
竜馬の構想に導かれるように薩長、そして幕府は動く。
そしてここでは土佐勤王党の党首で竜馬の親友である武市半平太がついに死罪となる。
いかに死ぬかを追求した武市の切腹の描写は壮絶極まる。
日本に"ハラキリ"という精神文化があったことを忘れてはならないと思った。肯定するわけではないが。考えなければならないだろう。
話の内容からすれば前後するが、気になった点を少々書きたい。
北辰一刀流の免許皆伝というまでの腕をもっていながら決して己の武力に頼らなかったのは竜馬という人をみるとき特筆すべき点である。
「剣術なんてものは学ぶべきもので使うべきものじゃない。」という言葉は今回最も印象深かった。
武というものは思考材料の1つとしての身体運用法でしかないということが示唆されているようにもとれる。
その点自分はまだまだ脳みそだけに頼ってる。身体で考えんといけんな。
そしてもう1つ。
日本で最初に株式的に組織を運営したのが竜馬、勝であるということに驚いた。海軍学校の資金は藩の殿様からの投資という形で集められていたのだ。そして利益を出資者に分配するということ。まさに株。
そしてその機能を受け継いだのが三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎だった。
こういう歴史のつながりってワクワクというかゾクゾクしてしまう。
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志を遂げる為に命をかける。読んでいる内にどれだけの人が殺され死んでいくのか。別の道で土佐勤王を目指した武市も志を遂げるまでに、幕府派に捕らわれ切腹となる。どう見事に腹を切るかが、自分がこんな男だと語る最も雄弁な表現方法であるとされた当時、見事に武市は三文字に腹をかき切った。壮絶。又竜馬はさな子に「お嫁さまにしていただけませんか」と聞かれ「志士ハ溝ガクニ在ルヲ忘レズ、勇士ハソノ元ヲ憂し喪フヲワスレズ」と答える「志をもって天下にはたらきかえようとするほどの者は、自分の死骸が溝っぷちに捨てられている情景を常に覚悟せよ、勇気あるものは自分の首がなくなっている情景を常にわすれるな」と言い、「欲しいのは自由自在な境涯じゃ。脱藩してそれを得た。女房をもらう事でそれを失いたくない」と断る。志を遂げる為に命を賭ける。竜馬は軍艦を手に入れ海にでる。
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檜垣清治かわいいなあ
それにしても相変わらず読みやすかった。やっぱり幕末っていいな。戦国より好き。
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◆「無用の刃物三昧はよせ。斬り合っていて天下が救えるか。天下の事が鳴るか。その剣は他日、洋夷が侵入したときに使え」(坂本竜馬)
◆「わが一生の仕合せは富子を得たことであった」(武市半平太、獄中にて)
◆「ゆくゆく日本中がおれを頼りにするときが来るだろう」(竜馬)
◆「その気になって背負えば、日本などは軽いものだ。いやそれがむしろかなしい。病み呆けた老婆よりも軽い」(竜馬)
◆「人が事を成すには天の力を借りねばならぬ。天とは、時勢じゃ。時運ともいうべきか。時勢、時運という馬に乗って事を進めるときは、大事は一気呵成に成る。その天を洞察するのが、大事をなさんとする者の第一の心がけじゃ。」(竜馬)
◆寿命は天にある。人間はそれを天にあずけっぱなしにして、仕事に熱中していくだけでいい。
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やっと、戦艦がそろったぐらいまでのお話し。
竜馬が自分がどういう道に進むべきかをしっかりと認識している時期。
そして、親友みたいな人は、攘夷派で獄死。
好きな人が何人もいて、困ってしまう竜馬。
そんな時期。
面白くなってきたぞー
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土佐勤王党がつぶされる。竜馬の同郷の人たちだったから、辛かっただろう。新撰組の藤堂平助とのくだりも、面白かった。
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ある意味、一区切りつきます。
先は気になりますが、お楽しみを後に残すためには、
この辺でちょっと休憩します。
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勝海舟の支援のもと、竜馬の夢が一歩近づきます。神戸海軍塾が実現してゆきます。軍艦も手に入れることができました。練習生も全国から集まります。しかし、世の中は、大きく動き始めました。京では「禁門の政変」、土佐では山内容堂の勤王党への粛清がはじまり、武市半平太が切腹。竜馬は自らの道を信じて動きます。そして、江戸を最後とし、さな子と別れ、長崎へとゆきます。竜馬の身分では会うこともできないような人物とも会い、(勝の紹介があったとしても)交渉をして、欲しいものを手に入れてゆきます。信念と行動力。まわりの動向に左右されず、時機を見る判断力。それよりも竜馬自身の「人間力」。だれしもあこがれますよね。
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小学生のころ、たしか四巻で力尽きた記憶があります。長州藩の情勢とか、今読んでも難しいものね。
大河の影響か、さな子さんが某女優さんのイメージになってきました。
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いよいよ佐幕、勤王それぞれの思惑が入り乱れ、激動の時代になっていく。そんな中、新撰組による勤王攘夷論者の取り締まりが激化し、竜馬も命を狙われるが、新撰組の藤堂平助に助けられるという何とも面白い場面も…。
そして土佐では、勤王派として立ち上がった武市半平太が、佐幕派に捕らわれ志しなかばでついに切腹でなくなってしまう。
しかし竜馬は海軍学校の活動を活気付けるために動き回り、ついに軍艦を手に入れる。先を見据え時代に流されることなく、我が道を進んでいく竜馬はすごいと思いました。結果を出すことを急がず、その時に備えて待つというのも大切なんだなぁと感じました。5巻が楽しみです。
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沢山の人名が出てきて、誰がだれだかわからなくなりそうな・・。それだけ竜馬が人と会ってきた証拠ですね。自らの足で歩いて顔を合わせる。情勢を見る。本当に凄い人です。
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この本を読んでいると、自分が気にしていることが非常に小さいものに思えてくる。元気を出すにはいい本かも。
処刑間際に惚気る半平太に微笑んでしまった。