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組織設計概論 戦略的組織制度の理論と実際 みんなのレビュー

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紙の本

組織変革のロジックを実務レベルで身に付ける

2001/11/21 16:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:平野雅史 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、企業組織を如何に設計するかについて、企業戦略的な観点から、また、実務家の使いやすさを重視し記された書である。
 企業組織関係の書は、その著者と内容の傾向の観点から、大きく3つに類別できるように思われる。一つは、大学研究者が記したもので、確かに理論的な背景はしっかりしているが企業の企画担当者が使うにはあまりにも現実離れした感がある。一つには、コンサルティングファームが記した手法ものであるが、手法はあくまで手段に過ぎず組織設計・変革の目的と合致しない限り利用価値は乏しい。また、一つはケースものであるが、経営者のリーダーシップに焦点があてがわれ、知識体系の整理が煩雑な感があった。以上のように、組織設計やHRM関係の書は、企業の企画担当者が知見を得るには帯に短し襷に長しの感が否めないものが多い。
 この点で、本書は、組織設計の考え方、フレームワークといった、著者が長年に亘るコンサルティング実務のなかで培ったエッセンスが盛り込まれており、実務家には非常に利用価値が高い内容となっている。本書に貫徹するこのエッセンスは、大きく二つの要素に分けられるであろう。
・企業組織は企業戦略を実現するために設計される。
・企業組織は論理的に各要素・手法間が整合的でなければならない。
 企業はその戦略を実現するために組織を設計する。戦略は持続的に競争優位を確立するためのものであるから、組織はこの目的に照らして合目的的に設計される必要がある。本書ではこの主張が首尾一貫しており、方法論に惑わされて細部に囚われることなく、合目的的な組織設計のあり方を学ぶことができる。
 また、ロジカルに思考して組織を設計する必要があることは実務家が皆意識することであるが、ことが人を扱うものだけに、実際には容易ではない。この点で本書は、ロジカルに思考していくための着眼点『フレームワーク』を提供しているし、それぞれ行う施策の定義や目的を明確にして論じており、知識体系がしっかりしている。
 本書の内容は決して新しいものではないが、それだけに長年耐えられるであろう普遍性と汎用性ある知見を提供する書である。組織変革には明に暗に抵抗が付きまとう。これに対抗して、戦略を有効に実行し得る組織を構築するには、論理に裏打ちされた設計は必須であり、この点で本書の存在は力強い。

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紙の本

1999/12/1

2000/10/26 00:20

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投稿者:日経情報ストラテジー - この投稿者のレビュー一覧を見る

サプライチェーン・マネジメント(SCM)やエンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)など、経営革新を支える新しい経営手法への関心は高まる一方だ。これらの実践に情報技術の活用が不可欠なことは言うまでもないが、もう1つ忘れてならないのが「人」の問題である。
 いくら最新の情報システムがあっても、それを使いこなす人間系の議論が欠けていては、狙い通りの効果が上げられない。ライバルに負けないスピードとコア・コンピタンス(中核となる事業)が企業に求められる時代では、むしろ人や組織のあり方を根本から見直すことが重みを増している。
 こうした経営環境のなか、情報化時代の組織論を正面から取り上げたのが本書である。カンパニー制、ネットワーク型組織、実力主義の評価制度など、日本企業が取り入れ始めた新しい手法を具体的に解説しているほか、各手法がなぜ脚光を浴びているのか、実際に導入するにはどういう手順を踏むべきかといった、総合的な視点で記述している点が特徴だ。
 全体は大きく3章で構成する。「組織とは」と題する1章で組織論の基本を定義し、続く2章の「組織設計のプロセス」で、うまく機能する組織の設計と、それを定着させるノウハウを解説。最後の3章「現代の戦略的組織制度」で、実例に基づいた最新動向を詳述している。
 組織論を解説した本は、理想論や机上論に終始して「勉強にはなるが現実味に乏しい」という読後感をもたらすものが少なくない。その点、本書は各社の事例を重視しているだけに説得力がある。ソニーやマツダ、リクルート、HOYA、ベネッセコーポレーションなど著名企業の先進事例をふんだんに扱っており興味深く読める。
 終身雇用をはじめとする伝統的な日本企業のスタイルが変わりつつあるなかで、社員はどのようなキャリアパスを描くべきか。そのヒントを得るうえでも、役立つに違いない。川上
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2010/12/04 22:15

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