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古書店めぐりは夫婦で みんなのレビュー
- ローレンス・ゴールドストーン (著), ナンシー・ゴールドストーン (著), 浅倉 久志 (訳)
- 税込価格:814円(7pt)
- 出版社:早川書房
- 発行年月:1999.9
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文庫
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紙の本
古本を愛する者たちへ
2005/03/03 22:25
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:soramove - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は何度読んだろうか。
本の内容もさることながら、手に入れるシーンに
ドキドキし、経済感覚もそれ程かけ離れていないので
買い物の上限に迷い、その本が書店に来た言われに
余計とその本が欲しくなる過程などが
克明に記されていて、二人が満足の行く買い物が
出来たときはこちらまで嬉しくなるのだ。
旅行も観光だけでなく、そのついでに古本屋めぐりがあり、
ついにはそれが目的となることも。
私も別のもののコレクターなので、集める喜びは同様で、
それが一層、彼らに共感するのかもしれない。
心からの喜びに思わずホロッとすることの
爽やかな感動を与えてくれるかけがえの無い本です。
★5つ満点、文句無し!
@@
続編「旅に出ても古書店めぐり」★★★☆
soramove←さらに詳しくは、クリック!
紙の本
古書蒐集家のできあがり
2001/11/11 10:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Lady - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとしたきっかけで古書収集道にはいってしまった夫婦。最初のうちは、古書店にはいるのもおっかなびっくりだったのに、だんだん「相場」などもわかるようになって、気がつくといつのまにかりっぱな古書蒐集家の仲間入りをしているのでした。なるほど、病人はこうやって増えていくのね。自分を見ているようで、なんだかおかしいです。それにしても、夫婦そろっての趣味なので、多少(いや、かなり)お金がかかろうと、家の中が本に埋もれようと、気兼ねすることがないのがうらやましい。家族に隠れて古書を集めているわたしには考えられないほど理想的な環境なのでした。
紙の本
古書店めぐりにはまりそう
2009/01/06 23:50
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:misaru - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとしたきっかけで古書蒐集に勤しむようになる夫婦。始めは自宅の近辺で、それから遠方にも足を運ぶようになって、いろいろな知識を蓄えていって、最後には少し肩を抜いたコレクターとして話は終わる。集めている物は違うけれど、自分がアンティーキングにはまっていった様子を見ているようで楽しめた。この本に出てくる本はもちろん欧米文学で、私はタイトルや著者は名前をきいたことはある、という程度のもの、それ以下が多かったけど十分楽しめた。本の世界、本廻りのことが好きな人はきっと気に入る一冊。
紙の本
コレクターになるには…
2002/06/09 10:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はなべい - この投稿者のレビュー一覧を見る
誕生日プレゼントに端を発した、作家夫婦のコレクター生活。
熱心な古書探しはやがて、「本の内容とは関係のない物語に彩られた」稀覯本探しに及び、ついにはオークションに参加するまでに。人は如何にしてコレクターになってゆくのかが、ユーモアを交えた文章で描かれています。
紙の本
こんな夫婦にお目にかかれるだろうか
2001/01/15 15:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:remi - この投稿者のレビュー一覧を見る
古書や古書店の世界に魅了された素敵な夫婦についてのノンフィクションです。日本でこんな夫婦にお目にかかることはできるのでしょうか?
本書の著者はちょっとしたきっかけから古書の世界に魅了されるようになります。それは、誕生日プレゼントにする本を、偶然古書店で見つけたということなのです。そんな夫婦が古書を収集するために、ニューヨーク、シカゴ、ボストンへと旅に出ます。
本好きの私としては、「そうそう」と頷きながら、ニヤニヤしながら読んでいたそうです。また、アメリカの古書店事情を知る上でも参考になる1冊です。
紙の本
古本収集に熱中していく作家夫婦
2000/12/26 00:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家の夫婦がふとしたきっかけから、初めて古本を買い、徐々に古本屋めぐりに熱中し出し、そして、マニアになっていく様を描く。主人公は自分たちのノンフィクション。本を持つことの喜びが描かれている。そして、アメリカの古書店事情がよく分かる。日本でも同じようなのだろうか。古書店をこのような形で巡ったことは私はない。著者達は、高いお金をだすわけではなく、実際に欲しかった本をなんとか見つけ、そして、実際に購入後、その本を読んでいる。100年も200年も前の本をである。素晴らしい。日本の場合、それだけ前の本を実際に読めるのであろうか。とても、言い回しや、言葉、そしてなんと言っても文字の違いから読めそうな気がしない。英米の本は100年以上前のものでも実際に読めるとしたら、それは、変化の少なさの故なのか。何なのだろう。
著者たちは、徐々に徐々に高い本、そして、初版本を購入し出し、マニアになっていくのだが、最後に、『結局は最初の頃の私たちの観点に立ち戻ってきたようだ。別に初版本なんか必要じゃない』という心境になってくる。ところが、『とはいえ…』と続くし、解説にあるように続きがでているようだ。なかなか本の収集という趣味は一筋縄ではいかないのだろう。私も古書店をまわってみたくなってきた。
なお、日本のブックオフはだいぶ違う形態だが、アメリカにこのような形態は出現したのだろうか。