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ねずみくんのチョッキ みんなのレビュー
- なかえ よしを (作), 上野 紀子 (絵)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:ポプラ社
- 発売日:1974/08/01
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絵本 厚生省児童福祉文化奨励賞 受賞作品 第6回講談社出版文化賞絵本賞 受賞作品 第7回静岡書店大賞児童書・名作部門 受賞作品
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紙の本
小さく描かれたねずみくん
2002/07/24 12:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お母さんに編んでもらった赤いチョッキを着ていた、ねずみくん。
アヒルがやってきて、ちょっと着せてよ、と赤いチョッキを借りてゆきます。
着てみると、少しきつそうなアヒル。そこへサルがやってきて、ちょっと着せてよ、と着てゆきます……。
サルからアシカ、アシカからライオン……。
アヒルでさえ少しきつめであったのに、どんどんどんどん大きな動物へと、チョッキはわたってゆきます。
ネズミくんのもとに戻ってきたころ、そのチョッキは……?
とんだ災難にあった、ねずみくん。
しょんぼり歩くねずみくんが、かわいそうで、かわいくて。
がんばれ、ねずみくん! と応援したくなるキャラクタです。
イラストも、とてもかわいらしい絵です。
それに、広いスペースでありながら、ページにとても小さく描かれたねずみくん。表紙なんてがら空きです。でも、空白がもったいないなんて思いません。余白があるからこそ、このねずみくんが生きているように思います。
紙の本
似合ってる?動物たちの表情がたまらない
2021/09/25 12:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
お母さんに作ってもらった
お気に入りのチョッキを着て、
嬉しそうなネズミくん。
だけど、他の動物たちに
「ちょっと着せてよ」と言われ
貸してあげるも、
色々な動物たちが、着たい着たい!と言って、
最後は、チョッキが大変なことに…
「すこし きついが にあうかな?」
どの動物も同じ感想を言うのですが、
動物に合わせて、声を変えてみたり、
窮屈そうに読み聞かせてあげると、
面白いと思います。
最後に、のびきってしまったチョッキを着て
とぼとぼ、歩く、ネズミくん。
奥付の挿絵を見せてあげると、
のびきったチョッキも、また違った味が出ていますね。
動物たちの表情豊かな絵本です。
たくさん動物がでてくるので、それも魅力のひとつです。
紙の本
シンプルな絵とユーモアが光る絵本
2016/07/26 11:45
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お母さんがあんでくれたチョッキを誇らしげに着るねずみくん。それをちょっと着せてみてと言って次々試し着する、ねずみくんより大きな動物たち。
当然チョッキはどんどんのびていってしまうが、途中まではそんなことより何より動物たちのユーモラスでかわいらしい様子に惹きつけられる。ペリカンもさるもアシカも、それぞれに愛嬌があって、いい。
けれどどんどん動物のサイズが大きくなるに従って、ラストが気になってくる。ねずみくんは再びチョッキを着られるのか? 最後の一ページ(ラストと思わせて次がある)まで見逃せない、ユーモアの利いた絵本。
紙の本
なぜ、貸した後、すぐ返してもらわないのか。
2016/07/24 15:22
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
話には少し無理がある。ワンパターンで展開していくので、最後どう終わるのかが気になるが、優しい感じで終わったので良かった。
紙の本
チョッキはのびても嬉しいオチが
2002/05/10 04:30
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投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは子供の頃とても好きだった絵本です。主人公はちいさなネズミくん。
お母さんが編んでくれた赤いチョッキがご自慢なのですが、「いいチョッキ
だね ちょっと僕にもきせてよ」とねだる動物たちに貸してあげたのが原因
で、すっかりチョッキがのびきってしまいます。
ご自慢のチョッキが着れなくなって、哀しそうなネズミくん。
でも、最後に思わずニヤリとさせられるような場面が訪れます。シンプルで
すが、非常に愛らしい一冊。後でこれに続くシリーズが刊行されるなど、き
っと人気があったのでしょうね。