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三部作の第二作目。世界が自分ひとりだけになり、今日が終わったと思ったらまた今日が始まり・・・そんな毎日が続いたら、あなたはどうしますか?何かをしようとしても、今日が終わればまた元に戻ってしまう、そんな毎日だったら、きっと孤独に押しつぶされてしまう・・・でも、完全なる一人ではなかったら? 読む度に、北村薫はよくこんなストーリーを思いついたな、と感嘆してしまいますね。
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2006/06/25 映画にはない、独特の語り手法が、形式上もプロット上もキモになっているのだが、なんだかこそばゆいぐらい純情でかえっていやらしい。
映画は映画で、小説を再現しきれないところがよかったのだろう。
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「1日」が繰り返す。ある時間になるとターンして、同じ日に戻る。私の他には人がいない。。。ゆっくりしたラブストーリでした
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三部作の中で唯一印象が薄い作品。
似たような作品をどこかで読んだ記憶が邪魔をしてしまって集中できなかったのも原因かなぁ^^;
時間があったら読み直してみます。
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何度も同じ一日を繰り返す世界に迷い込んだ主人公.何気ない日常の時間の大切さがテーマ.最初から最後まで謎めいて飽きずに読めます.
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ある日事故に遭ったその所為で同じ1日を繰り返す世界に迷い込んでしまった主人公の話。主人公がとても前向きで魅力的でした。
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「時と人」シリーズ。誰もいない世界で同じ日が繰り返されるというこれまた残酷な話…。
読み終わったあと不思議な気持ちになる。。やっぱ文章がきれいだなあと思った。
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時と人三部作の2作目。交通事故にあった主人公真希。どんな一日を過ごしても、3時15分になると一日前に戻ってしまう。しかも世界には自分しかいない。二人称の語りが不思議な感じがするけれど、ちょっとあったかくて素敵だなと思った。結末が気になって夢中でよんでしまえる作品。読後感もいい☆
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自分がこんな状態に突然放り込まれたら…って考えると本当に怖い。
でも読んでて「困難はそれを乗り越えられる人にしか訪れない」って言葉を思い出した。それでこの主人公だからだって思った。
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三部作の二作品目。
ただずっと、ターンしてゆく時間の中で自身の心だけが時間を重ねてゆく。
もしも一人きりの心でそこに取り残されたなら…。
その時間との格闘は自分との戦いでもある。
主人公の挑んで行く姿には素直に賞賛を与えたい。そして羨望。このように真っ直ぐ、何かに向かうことができたなら良いのにと。
そしてめぐり合う運命に、そっと手を触れられた瞬間の瑞々しい心の動きがこちらの心にまで伝染して、あたたかく胸を詰まらせた。
構成の妙と、幸せな結末に涙しそうになりました。
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滅多に本を読み返さない私が何度も読み返してる本。文章が綺麗。この話を思い返して浮かぶのが夏の情景。海、夏の庭、街路樹、水これらの風景画が頭の中を駆け巡ります。きっとこの作者は情景を書くのが上手いんだろうな。最後のシーンでは毎回泣いてしまいます。最後までハラハラドキドキする展開でした。主人公が素敵です。
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『時と人・3部作』 2作目。決して悪くは無いのだが、1・3作目が良すぎて、イマイチこの2作目の印象が弱くなってしまう。珍しく映画版を見たが、小生の主観では「まぁまぁ」だった。
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すてきなラブストーリーサスペンスです。時の流れから外れてしまった彼女との電話で繋がる彼のぽんっと出てくる愛のこもった言葉にときめきました♪
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変わった文章形式ではあるが、それを打ち破るおもしろさ。
本全体が、絶望的な状況でありながらもすがすがしく、生きる意志に満ちている。
結末にも感動。
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北村さんの時間軸作品のひとつです。これ最初男の人が書いてるって気づかずに読んでて、てっきり女の人が書いてるんだと勘違いしてました。それだけ繊細に主人公の女の人が描かれているって事なのかなって思いました。