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なぜ人を殺してはいけないのか 新しい倫理学のために みんなのレビュー

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みんなのレビュー33件

みんなの評価3.3

評価内訳

33 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

人間の社会的存在を巡る試論

2022/01/10 09:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

一見、タイトルから難しそうに思えるが、読んでみるとそうではない。確かに哲学的な内容ではあるが、かなり読みやすく書かれており、「なぜ○○なのか?」というような疑問に著者なりの答えを提示している。一言で言えば、「人間は人間の関係性の中で生き、他者との関係性を求める生き物である」ことを異なる問いから導きだしている。一定の理解は得られるが、若干の物足りなさと論理の甘さが伺えた。

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紙の本

中学生に分かるだろうか?

2012/05/30 09:52

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

小浜のタイムリーな話題を扱った書ということで、期待して購入したが、期待はずれであった。

問いは、次の10問である。

  第一問 人は何のために生きるのか

  第二問 自殺は許されない行為か

 第三問 「私」とは何か、「自分」とは何か

 第四問 人を愛するとはどういうことか

 第五問 不倫は許されない行為か

 第六問 売春(買春)は悪か

 第七問 他人に迷惑をかけなければ何をやってもよいのか

 第八問 なぜ人を殺してはいけないのか

 第九問 死刑は廃止すべきか

 第十問 戦争責任をどう負うべきか

 肝心の「なぜ人を殺してはいけないのか」が、もっともあやふやな答えである。この問いに対する他の安易な答えが、不十分なのはよく分かる。しかし、彼の答えで納得する中学生が多いとは思えない。また、その必要性は認めるが、問いの立て方を変えるので、この問いに直接答えてはいない。敢えて言えば、彼の答えは、「人を殺していけないわけではない」である。答えられているのは、殺人をいかに抑制するかである。

 さらに、著者の問題提起が「酒鬼薔薇事件」を契機とする少年犯罪に端を発するものであるならば、せめて中学生に分かるような言葉による答えでなくてはならないと思う。抑止が目的であるなら尚更である。

 他の問題の中のいくつかは、なかなかに良い答えが提示されているので、一度目を通す価値はあるでしょう。

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紙の本

新しい倫理的主題を問う

2000/12/11 11:10

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:『法学セミナー』 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本に来てニニ年というスペイン語教師が、日本人学生の無表情・無反応が未だに怖いと評者に話してくれた。しかし他方で数こそ増えてはいないが、少年の凶悪犯罪が起きている。本書の著者はこうした現象を、日本が貧困と抑圧が少ない自由で豊かな近代都市社会を実現したために、旧来の倫理規範の枠組みが必然性を失い、生の具体的な目的意識を実感しにくくなった結果だとして、この「退屈と空虚と焦燥の時代」にあらゆる倫理的主題を根源から間い直す必要があるという。
 本書が扱う一〇のテーマはどれも魅力的だ。このほか、生の目的、自殺、「私」と「自分」探し、愛、不倫、売春(買春)、死刑、戦争責任の問題が平易な言葉遣いで語られる。
 ただ、未成年の自己決定という社会的能力を高める方法や、むやみに人を殺さなくても済む共同体の模索にも具体的に立ち入って欲しかったが、無気力・無感動・無目的と言われる今日的若者のみならず、日常彼らと接する大人達にとっても、焦眉の緊急課題に対する好個の一冊だ。(C)日本評論社

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2005/06/11 20:30

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2005/09/24 02:23

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2005/10/06 13:42

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2007/02/16 22:15

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2007/05/19 16:53

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2007/11/19 15:05

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2008/03/14 20:45

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2008/08/16 01:27

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2008/09/15 02:36

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2008/12/23 01:30

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2008/12/23 02:59

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2010/01/20 19:44

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