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尽き果てることなきものへ 喪をめぐる省察 みんなのレビュー
- ミッシェル・ドゥギー (著), 梅木 達郎 (訳)
- 税込価格:1,980円(18pt)
- 出版社:松籟社
- 発行年月:2000.7
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紙の本
語り得ぬもの
2021/12/30 12:01
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投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本ではあまり知られていない詩人・哲学者のドゥギー。その妻モニックが60歳で亡くなった時に書いた断章をまとめた断章集。原書にはページさえついていないというひどく寡黙で厳格な言葉、思考の数々。これに比べると世に言う追悼文は、露悪的で饒舌なおしゃべり、ということになる。訳者はそこに長い解説をつけている。その死をめぐってついとりとめもなく考え事もしてしまう。
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