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バーク・バジルはすべてを失った。同僚を誤射したうえ、妻の浮気現場を目撃するにいたった彼はニューオーリンズ市警を去り、仇敵ピンキー・デュバルへの復讐を誓う。弁護士デュバルは悪名高い殺人犯を救ったうえ、暗黒街や警察内部とも気脈を通じて私腹を肥やしていた。バークはデュバルの最大の弱点に狙いを定める。若き美貌の妻レミーを拉致した彼は、沼沢地の一角で秘策を練る。
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とにかくピンキーの圧倒的な悪漢ぶりにびっくりです。ニューオーリンズ市警の汚職とピンキーの強大な悪の組織との駆け引きに、最後の最後まで気が抜けない展開となっておりました。薄幸なヒロイン、レミーはとても魅力的なのですが、主人公バークはなんだか煮え切らない感じ。二人の間にあった確執が突然氷解したあたりが、ちょっと読み応えのなさを感じましたが、おもしろかったです。
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復讐に燃える警官と、仇の妻とのロマンス。って言ってしまったら身も蓋もないけど、まぁそんな感じ。一体どうしたんだ?S・ブラウンて感じだ。キャラクターが魅力的なのが彼女のいい所なのに、今回のヒロインも主人公も中身がない。うーーん、S・ブラウン安易な方向に走っていってるんじゃないだろうか。
これの教訓、ピンキーリングをしてる男はろくでもない(笑)
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Fat tuesday
同僚を誤射した上、妻の浮気現場を目撃したバークは警察を去り、仇敵ピンキーへの復讐を誓う。
若き美貌の妻レミーを拉致するが…という話。