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紙の本
ののちゃんの先生の履歴書みたいなもんです
2005/05/12 22:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
いしいひさいちの作品をいくつも読んでいくとわかるのだけれど、タイトルを違えて主人公を替えて、同じ世界のことを描いているものがある。その1つがこの藤原先生もので、「ののちゃん」や「となりの山田くん」などに繋がっていく。
この藤原先生もの第2巻は、もと小学校教師で現推理小説家の藤原先生の生い立ち、教師時代、作家時代と、まるで履歴書を見るような感じだ。もちろん、笑いは忘れられていない。
読めば読むほどけったいな先生だけれども、どこかに居そうな気もする、不思議なマンガだ。
紙の本
いしいひさいち先生の「本好き」趣味を満たすというか生かす、4コマっすね。けど「ののちゃん」的ネタもありまして、幅も広げてあります。
2001/11/05 00:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る
いしいひさいち画伯のまんがは残らずゲットしている私ですが、この本は入手が遅れました。だってコマーシャルがないんですもの。「初出」一覧見ると、これっていろんな本にでたやつなんですね。「ののちゃん」的って言いましたが、実際に朝日新聞もあって驚きました。主人公の藤原先生はののちゃんの担任ですね。「ののちゃん」本編では先生の「モノ書き」の面にはほとんど触れられてなかったと思います(まだ先生やってるし)。こちらは「先生」から「プロの推理小説家」になって、小説家でやっていく話です。そうか、「ののちゃん」では近所のお医者さんだった「ヒロオカ」先生は、こちらでは「鎌倉在住の作家」だし、同じく職員室にいる(先生やってる)タブチさんとヤスダさんは、こちらでは作家と編集者ですもんね。あんまし「クロスオーバー」させると、役者が不足(というかダブったり)したりして。「作家生活の内幕」モノとして笑えます。特に「賞」が絡むと、各人の欲得が絡んで面白いっすね。
紙の本
向いてるんじゃない?
2023/02/26 15:26
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
学校のセンセも、推理小説家もなんとかなっているような藤原センセ。人間ってこんなものかもと思わせながら、笑わせる。
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