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紙の本
1万5千種類以上のクスリが
2020/06/02 22:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本で承認されている。医者でも全てを知ることはできない。そんなクスリ社会との付き合い方を専門的におもしろく読ませてくれるエッセイ。
紙の本
抗生物質の登場で医療は進歩した。が薬害や薬漬けなどマイナスも。薬とどう付き合うか
2001/01/31 18:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:廣田 耕司 - この投稿者のレビュー一覧を見る
医療ジャーナリストとして,一貫して警鐘を鳴らし続けてきた筆者が,今回はクスリの問題に挑む。死病であった結核がペニシリンの発見によって,治療が可能となって以来,人類は抗生物質という「魔法の弾丸」を手にした。諸病は次々に克服されたが,同時に薬剤費は膨張し,薬害も数多く発生するようになった。
消毒の軽視から発生するMRSA,消毒薬DDTに耐性を持つハマダラ蚊の発生,さまざまな薬害事件……。こうした現状を解説した後,筆者は,膨張し続け年間8兆円に達した薬剤費の問題,バイアグラなど外資系薬剤の浸透,医薬分業の問題点を詳細に検討し,新薬の乱開発よりも,「エッセンシャル・ドラッグ」,いわば本当に必要な少品種の薬剤の開発に,日本は力を注ぐべきだと提言している。エピローグとして「グループ治療」を取り上げ,老人を薬漬けにするなと付け加えている。一般向けに書かれた「クスリ」の問題の優れた解説書である。
(C) ブッククレビュー社 2000
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