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みんなのレビュー25件

みんなの評価3.9

評価内訳

25 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

いやいや

2003/03/19 13:00

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投稿者:たまやん - この投稿者のレビュー一覧を見る

いやーまたやってくれましたね。新宿鮫の番外編的な内容ですが、いつも大沢先生の新宿鮫の世界には、たまらなくハードボイルドな世界にどっぷりと浸らせていただいてます。今回の中では、レギュラーは全然登場しないので、どうだろうという思いがありましたが、いつにもまして、魅力的なキャラクターが登場します。中でも今泉さんがいいですね。とてもストイックなキャラが気に入りました。大沢先生は、私の中でとても大好きな作家さんなのですが、違う本を読むたびに、毎回虜になっていきます。これからもこのシリーズ続けていただきたいものです。

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紙の本

またもや殺し屋登場(笑)!

2002/07/26 10:43

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投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る

新宿鮫シリーズ、第7作目。
久々にハードボイルド作品になっていますね、やはりこの路線の方がいいです!
舞台は新宿ではありませんが…(笑)。女が絡むと鮫島はおかしくなってしまうので(今回も魅力的な 女性は出てきますが)、ぜひ次作もこの路線で!。
鮫島が現在の鮫島になった原点へと迫るシリーズ中でも重要な作品かも知れません。ただ1度、一緒に
酒を飲んだ男のために九州で事件に巻き込まれる鮫島。男同士の友情がすごくイイです!
でも最近すぐに「殺し屋」が出てくるのはどうなんでしょうか(笑)?

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紙の本

新宿以外で泳ぐ新宿鮫

2002/07/22 15:04

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投稿者:奥原 朝之 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 おなじみのシリーズ第七弾。今回は異色な設定で、これまでのレギュラー登場人物である晶や桃井などおなじみの人物は一切出てこない。なんか番外編のようである。

 物語はいきなり鮫島が拉致監禁されたシーンから始まる。しかもその場所はいつもの新宿ではなく、全くと言って良いほどに土地勘のない九州なのである。当然助けてくれるような知り合いも殆どいない。また職務でなく個人的な用事で来ているため地元警察との連携も出来ない。八方ふさがりである。しかしこれをどうにかしてしまうのが鮫島である。
 確かにご都合主義的な側面は否めないが、面白い物は面白いのだからしょうがない。

 八方ふさがりとなった鮫島の唯一の助けとなるのが、公安との暗闘によって自殺に追い込まれた宮本の友人であった古山である。鮫島は宮本の七回忌のために九州に来ており、その法事で古山と知り合う。宮本を介して古山と鮫島は友人となる。

 古山には秘密があった。その秘密が今回の事件の直接の引き金ではないが、間接的には引き金となっている。
 古山が抱える秘密とは何なのか。鮫島はこの八方ふさがり状態からどうやって脱出するのか。

 新宿鮫が新宿以外で泳ぐとどうなのか、という実験的作品の様な気がする。

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紙の本

鮫島刑事に友達はできるのか?

2001/05/18 21:21

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投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今回のテーマはずばり友情。昔の友人のために出掛けて行った先で事件に巻き込まれ、危険な目に遭いつつも友人の親友を見捨てて帰ることが出来ない鮫島が、刑事というより一個人として奔走します。
 鮫島さん……いいひとですね。あれだけ孤独な人間関係の中にありながら、人としての正義を忘れない彼の神経の図太さに感嘆いたします。自分の友情のためというよりも「亡き友人とその親友との間の絆に友情を感じる」という回りくどさがちょっと切なくて、この人にも一人くらい友達作ってあげて下さい、と作者様に言いたくなったり(笑)
 ストーリー自体にはさほど目を引くものはないのに、読んでいるうちにどんどん引きこまれてしまうあたりがやはり書き手の力量かな、という感じがしました。おそらくこれ1冊のみでもかなり楽しめるのではないかと思います。

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紙の本

一気に読ませる娯楽作

2001/03/09 01:28

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投稿者:BOSSA - この投稿者のレビュー一覧を見る

 前作『風化水脈』は描写の緻密さが印象的で、それが物語の進行を妨げることのないバランス感が心地よく、そしてハナシの構造に(事務所所属の)京極夏彦の影響を受けている気もした。
 京極さんのいつものやり方は、まったく関係のない話が2〜3本同時進行して、それが収束してゆくときに読む者が目眩をおこす、なんか洗濯機の渦に呑みこまれてゆくような、なにいってんのかわかんないけどそういうところがあるように思うんだが、『風化水脈』は発端で2大主役が出会って、枝分かれして、またひとつに収束するという、始めと終わりがすぼまったような構造で、そこに気を取られもしたが、今回は鮫島の緊迫・焦燥感が基調となって一気に読ませる娯楽作である。車での移動シーンをハショれば映画でもイケるスピード感だと思う。

 このカタルシスが毎度『鮫』を買ってしまう魅力だ。ゴチャゴチャ言わなくてもファンはもう買って読んだと思うし、今まで読んだことない人もサッサと読んで今のエンタテインメントのレベルを知りなさいな。

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紙の本

風化水脈は8になるの?

2001/03/15 11:00

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投稿者:(大涙) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 “宮本”−−この名前にピクッと反応した人はかなりの新宿鮫ファンとみた。今回は鮫シリーズを通してのキー・パースンの一人である宮本の故郷での話だ。宮本がどういう人物であったか、彼の友人を通して人物像が浮き彫りにされ、サイド・ストーリーながら興味深いものがあった。
 肝心の本筋の物語の方は、後半、事件の仕組みを鮫島が頭の中で推測する部分がかなり多めで、若干興醒めしてしまったところもあったが、新宿を遠く離れた地での物語ということで、従来の新宿鮫路線とは異なる味が楽しめた。

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紙の本

愛すべき番外編

2001/03/04 22:33

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投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私の好きなシリーズもののキャラクター。イギリス情報部(MI6)所属の窓際スパイ、チャーリー・マフィン(フリーマントル)。彫師伊之助(藤沢周平)。そして新宿署生活安全課鮫島警部。

 本書はその新宿鮫シリーズ第八作。昨年、三年ぶりに第七作『風化水脈』が出たばかりだが、そこで手がけていた大掛かりな窃盗事件捜査の合間、自殺した警察庁キャリアの同期、宮本の七回忌に出席するため鹿児島を訪れた鮫島が遭遇した三日間の悪夢の出来事が描かれている。

 この作品はむしろ短編で読んだ方が印象が深いのではないか、長編小説としてはもう少し緊密な構成やストーリーの展開、人間関係の書き込みが欲しいところ。だけどそれは一気読みでいつに変わらぬ新宿鮫の世界を堪能した読後の後知恵であって、ファン心理は多少の瑕ですら味わいの種にしてしまう。愛すべき番外編。

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紙の本

鮫島の九州での私的な時間における闘い

2001/03/01 22:51

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投稿者:格  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 鮫島が昇進から完全にはずれるきっかけとなった同僚宮本の七回忌に、鮫島は出席を許され、休暇を取って、南の街を訪れる。なぜか、はっきりとは書かれていないが、あきらかに鹿児島を指している。
 この本は、通常の番外編で、鮫島の昔の事件が語られていくのかと思いきや、それは単にきっかけにすぎない。そのことから誤解が生まれ、鮫島は突然檻に入れられて一晩を過ごすことになり、一連の事件は起きていく。解決するまで、ほぼ三日間、鮫島はほとんど寝ることなく、宮本とその友人の友情に対して、そして、「警察が一番安全だ、そう信じられない状況に対して、何よりも怒りを感じる」ことから、闘っていくのだ。
 休暇中に、警察手帳を盗まれながら、相手の拳銃を持って行動する、という異常性も、初めて会う様なやくざからさえ、一目おかれるほどの鮫島の熱い気持ちによって、納得できる。前作の静かな新宿への思いとは変わって、激しい動きが感じられる。その分、物語としての深みがないのが残念。宮本の友人はなかなかだが、悪徳警官や、やくざにいま一つ存在感がないのもおしい。

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紙の本

“鮫”番外編

2001/03/21 05:55

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投稿者:旅歌 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 冒頭でびっくり。鮫島が監禁されている!! 続いて、問題の宮本警視との経緯が語られ、もしやこれで決着をつけるのか、と期待させる。

 宮本警視との経緯と、警察との決着がどうなのかは読んでいただくとして、作品自体は「番外編」といった趣きだろうか。「著者のことば」にもある通り、この物語には鮫島以外のレギュラーキャラクターが一切登場しない。しかも、なぜか舞台となる具体的な都市名も明かされない。読めばすぐに鹿児島とわかるのだが。新宿にいない新宿鮫。なら、どこの都市でも同じってことなのかな。

 やっぱり、番外編ですね。途中、現況を聞かれた鮫島が「高級車窃盗犯を追っている」というようなセリフを吐く。これは『新宿鮫 風化水脈』でのお話。出版順は逆になったが、こっちが「7」であっちが「8」だからね。

 「友情」がテーマらしいが、似たようなテーマを扱った『毒猿 新宿鮫II』の足元にも及ばない。鮫島の矜持もわからなくない。でも、これだけ読めば単なるプライドが高くて、依怙地なおせっかい野郎にしか見えないのでは?
 前半部、古山とのやりとりをもっと濃く、男同士の共感というか、宮本を挟んでのふたりをキチンと描いていれば、もっと別の感動があったのかもしれない。といっても、宮本自体が朧なキャラなのでどうしようもなかったか。宮本との暑っ苦しい関係が無い分、都会的とも言えなくもないが、それでここまでのめり込むのって、やっぱり鮫島の性格的なもので、決して友情の発露とは思えないのである。

 特筆すべきストーリィでもないし、目立つキャラもないし、こじんまりとまとめた印象。これじゃあねぇ…。お得意の大沢節もなりを潜めたまま。もしかしたら、シリーズ最悪の作品かも。まいったな。もうこれ以上語りたくない。

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紙の本

モチーフ、描写ともに、どこかで読んだような話と描写で新味がなく、平板で飽きもした。60点。

2001/04/04 15:16

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投稿者:安原顕 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『新宿鮫 風化水脈』(毎日新聞社)、『心では重すぎる』(文藝春秋)に続く新刊である。『新宿鮫 風化水脈』は目を覆う駄作、『心では重すぎる』の方は半分ほどで、まだ読了していない。つまらないからではなく、賃仕事に追われ、長い小説を読む時間がないからだ。また、膨大な新刊紹介をする必要上、一度頓座すると、なかなかその本には戻れないのだ。その点、『灰夜』は短いので、寝る前に読み、朝までには読み上げた。結論を先に書けば60点だ。大沢在昌の場合、こちらの期待度も高く、シリーズも7冊目ともなれば、読者も、より新しい展開を望むからだ。著者はキツイだろうが、それを乗り超えてこそ、プロと言うものだろう。冒頭は、いかにもハードボイルドらしい、スリリングなシーンから始まる。今回の舞台、九州というのも新機軸。物語は警察大学校の同期生、六年前に自殺した宮本武史の七回忌に招かれたことで、とんでもない事件に巻き込まれというもの。冒頭は拉致監禁シーンである。鮫島は法事の席で、地元で手広く商売をする、かつての宮本の親友、古山と会い、妹栞を紹介したいと、彼女の経営する会員制の店「月長石」まで連れて行かれる。この兄妹、在日の北朝鮮人二世、兄妹とも帰化していない。栞は若い頃、宮本の恋人だったが、キャリアが北朝鮮人と結婚すれば、「その後の警察官人生を捨てたに等しい」と悟った宮本は、栞とは結婚せず上京したのだ。鮫島はホテルで麻薬取締官寺澤に接触され、古山をマークしていると告げられ、今晩会うなら、それとなく探って欲しいとも。鮫島は古山と酒を飲んで別れ、ホテルで眠っていると深夜、「寺澤がまずいことになった」と言われ、ドアを開けるとクロロホルムを嗅がされて拉致されたのだ……。そして、兄古山に言われた栞が鮫島を助けるが、今度は古山が拉致監禁、寺澤も行方不明になる。かくして地元の暴力団鹿報会(かほうかい)と十知会、悪徳警察官上原、北朝鮮工作員(スパイ)などの絡むノンストップ・アクションが展開するのだが、モチーフ、描写ともに、どこかで読んだような話と描写で新味がなく、平板で飽きもした。そもそもの発端が駄目なのだ。鮫島が巻き込まれる「事件」とは、新宿鮫ともあろう人間が「法事」のためだけに来るわけがないと「犯人」が買い被り、さらには寺澤の登場(これまた物語上、不自然)により、確信にまで至る筋立てに無理があり、従って、リアリティもない。また数日間の出来事にしては、あまりに多くのことが起こり過ぎ、ストーリー展開がバタバタして落ち着きもない。大団円もパセティック過ぎて感心しない。あまりの救いのなさに読者にカタルシスが訪れないからだ。

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2004/09/22 18:57

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2005/04/15 18:09

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2005/05/19 10:29

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2005/11/12 13:08

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2006/05/21 23:35

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