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出版のためのテキスト実践技法 執筆篇 みんなのレビュー

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3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

「ワープロソフト」を捨てて、「テキストエディタ」を使おう

2001/07/13 12:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:remi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 文章を打つために、「Microsoft Word」や「一太郎」といったワープロソフトを使う、ということはもはや当たり前のことです。しかし、たくさん文章を打つ機会のある(特に長い文章)ひとにとっては、ワープロソフトのファイルは重たく、また余計な機能が付きすぎている(自動的に番号を割り振る、といった)と感じているひとも多いことでしょう。
 本書は、出版社の経営者自らが、「パソコンを使って(紙の)本をつくる」ための新しい方法について述べたものです。とりわけ、本書の「はじめに」に書かれている著者の新しい出版への考え方は、熱意にあふれています。
 この本は、「出版のための」と銘打ってはいますが、出版などそもそもあり得ない私は、テキストファイルで文章を打つことの効用を説く本として読みました。「秀丸」のようなテキストファイルをインストールしていても、有効に使いこなせているひとはさほど多くないのではないでしょうか。本書を読むと、テキストエディタに関する考え方が変わります。テキストエディタというと補助的な道具としてしか認識されていないことが多いですが、文章を書くという行為のためには、ワープロソフトよりもテキストエディタのほうがはるかに有効であることを学びました。
 また、付録のCD-ROMには、本書で紹介されているシェアウェアなども収録されているので、テキストエディタの良さをすぐに体験できるようになっているところもよいです。

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紙の本

電子テキスト時代の必読書

2001/05/14 07:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけのこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本は執筆者のためのマニュアルである。印刷所に入稿するテキストファイルをどのように作成すればよいか、基本的な考え方と原則を示し、平易に説明している。そんなもの読まなくてもわかっている、という人こそ読むべし。チェック・ポイントを以下にあげる。

 ▼Microsoft Word が段落のはじめを自動的に1字下げてくれるのは便利だと思っている。
 ▼あるいは、うっとうしいと思っているが解除する方法を知らない。
 ▼引用文などの字下げは、スペースと改行でなんとかでっちあげている。
 ▼段落の終わりに改行を入れず、画面の端までスペースを入れて改行したつもりになっている。
 ▼第一、一種、一つなど漢数字であるべきものまで、第1、1種、1つと書いている。
 ▼英数字を全角文字で書いている。
 ▼マイナス(−)と音引き(ー)とダッシュ(—)は区別しろといわれても、なんのことだかわからない。
 ▼省略記号のつもりで、・・・(中黒三つ)などと入れている。

 ほかにもあるが、すくなくともこれらのうち一つでも当てはまるものがあれば、この本を読んで出直しなさい。わたし自身、あらためて目を見開かされた箇所もあった(その点については、自分のサイトの全ファイルに検索・置換をかけて修正をほどこした)。

 西谷の主張そのものは、きわめてシンプルだ。重装備のワープロ・ソフトを使うのはやめて、テキストエディタにする。よけいな装飾に凝らず、執筆者は内容の入力だけに専念すればよい。さらに、できればもっと日本語の表記に気をつかおう。煎じつめれば、この三つにつきる。これらは執筆現場にワープロ、パソコンが普及しはじめた当初から、ずっと言われつづけてきたことである。にもかかわらず、このシンプルな考え方がなかなか理解されず、いまだに原稿整理に余分な手間がかかっている。著者サイドでテキスト処理の技法を身につければ、編集コストが下がり、いままで陽の目をみなかった企画も世に出せるのではないかという。

 またテキストファイルでは表現できないルビや圏点、欧文特殊記号や上付き・下付き文字などの指定方法の標準化にも意欲を示す。それから付録の名刺サイズ・カード型CD-ROMにも驚かされた。この中には本書全文のHTMLファイルや、Webサイトと連携した未來社出版図書目録、それに Windows、Macintosh 双方のプログラムツールなどが入っている。かつて『現代政治の思想と行動』や『経済学の生誕』といった名著を生んだ版元の二代目は、またの名を持つ現代詩人・評論家であるが、そうとうのコンピュータ・マニアでもあるらしく、ファイル管理法からエディタのカスタマイズまでをとくとくと語る。後半のそのノリもなかなか楽しい。
【たけのこ雑記帖】

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2004/11/22 01:14

投稿元:ブクログ

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