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ねずみにそだてられたこねこ みんなのレビュー
- ミリアム・ノートン (文), ガース・ウィリアムズ (絵), とたに ようこ (訳)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:徳間書店
- 発行年月:2001.9
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絵本
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紙の本
一緒に育ったねずみとねこは・・・。
2010/05/23 17:13
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を手にしたのは、ねこの絵本だったから、だけではない。
動物モノであってもなくても、とにかく狭間に生きる者、
苦悩しながらも自分の道を見つけていく者が好きなんだと思う。
やぎとおおかみの友情とか、ぶたに育てられたライオンとか、
ことりと仲良しだったねことか・・・。
そういえば、職業選択もそんな志向の影響を受けているのだなと、
絵本や児童書を大人読みするようになってから、気づいた次第。
「ねずみにそだてられたこねこ」は、1954年に出版されて、
米国で長らく愛されてきた作品だそうだ。
原題は、"The Kitten Who Thought He Was a Mouse"
この絵は、1954年の初版に使用した原画が発見され、
復刊されたものだという。
『しろいうさぎとくろいうさぎ』や『シャーロットのおくりもの』で有名な
ガース・ウィリアムズの描く動物は、
動物の毛の温かさと人間的な愛らしい表情豊かさとを併せ持っている。
のねずみのミグスさん一家は、5人家族。
ミグスかあさん、ミグスとうさん、
むすこのレスターとふたりのいもうとねずみ。
夏の間は外の巣穴で暮らし、冬は人間の家の中にある巣で暮らしていた。
ところがある夏の日、巣穴にもこもこしたものが入ってきた。
そのもこもこは、灰色と黒のふわふわした毛の塊で、耳と足、
そして、目はまだ開いていなかったが、ニャアと鳴いた。
家族も名前もない迷子のこねこだったのだ。
ねこに対する先入観がまったくない子ねずみたちは、
かわいそうだから家においてあげようという。
ミグスかあさんは、でもねこだからと当然反対。
ところが、ミグスとうさんは、こんなことを言うのである。
かまわないじゃないか。
この子がりっぱなねずみになるように、そだてればいい。
ほんとうはねこだということを、おしえないでおこう。
そうすれば、うちの子になれるさ。
こうして、こねこは、ミッキー・ミグスという名前をもらい、
ねずみとして育てられる。
ミッキーは食べるものも寝るときもきょうだいたちと一緒。
一緒にくっついて寝る姿の愛らしいこと。
ミッキーがはじめてねこをみたときは、
近づいてはいけないと教えるミグスとうさん。
ふだんはねずみのようにチューチューと鳴いて、
家のねこ・ヘイゼルをだますために
ねこの鳴き声を練習するミッキー。
その間にミグス一家は棚から残り物を持っていくのである。
そんな日々の中で、ある出来事により、
ミッキーは自分がねこであることに気づくのである。
本来生まれ持ったものと、育ててもらって得たものとのバランスを、
ミッキーは、かわいらしくしなやかに共存させる。
しかも、それに苦悩はない。
小さいうちから自分と異なる者と共存するのは
親の世代の常識を超えた、新しい関係を生むのかもしれない。
紙の本
可愛らしい
2019/02/26 19:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ねずみとねこの意外な交流のお話です。
とても新鮮な発想の絵本だと思いました。
絵もストーリーもとても可愛らしかったです。
紙の本
ねこ
2020/04/22 22:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネズミに育てられたために自分がネコだということに気がつかなかった。ねこ、ネズミの優しい交流に癒されました。
紙の本
どうぶつ
2018/12/20 23:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういう、どうぶつ系の絵本が好きなお子さんなら楽しめると思います。ちょっぴりトム&ジェリーだなあと思える部分も。
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