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紙の本
スプちゃん
2023/07/03 13:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スプちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大正時代の新聞に載った、読者からの悩み相談の記事を載せたものです。
当時の読者の切実な?というか、時に可笑しみのある、でも本人たちにとっては切実な悩みを、当時の編集者たちが回答していきます。
時代は違えど、現在の時代にも繋がるものがあって、なかなか興味深いです。
もし今の時代に新聞で悩み相談があったら、やっぱり似た中身になると思います。
それでも、大正時代特有の考え方もあるので、その辺りと現代とのギャップがまた興味深い本です。
紙の本
相談ファンは必見
2003/02/19 22:55
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投稿者:ポーリィーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルで「大正時代の」と銘打っているわりに、普段から新聞の悩み相談欄を楽しく読んでいる私としては、悩みにそれほど「時代」の違いは感じられなかったのだが、他人が真剣に馬鹿馬鹿しいことで悩んでいるというのは、いつの時代であっても面白かったりするものだ。特に印象的だったのは、家を出て働きながら飛行家(!)になるための勉強をしたいが家族に反対されてしまったという女の子や、頭を蹴った同級生に仕返しがしたい!と悶々と悩む男の子の真摯なお悩み。たとえ稚拙な相談内容であっても、さすがに大正時代だけあって文章が古典的であるために、なにやら崇高な悩みのように感じられたりもする…(気のせいか?)。面白おかしく読めるのでオススメです。
紙の本
おしい!もっといい本にできたはずなのに。
2002/06/18 12:53
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さじまつきこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大正時代の人生相談。相談する人も、答える人も、ともに真剣だからおもしろい(内容は時に下世話でも)。言葉遣いのうつくしさにも感心します。
ただ、解説の小谷野敦氏(「もてない男」の人ですね)も言っているが、編者のコメント(カタログハウスの人らしい)がいちいち気に障るんだ。これ、まったくいらなかったと思う。たぶん「通販生活」にのっけたまま収録したのでしょうが、「通販生活」に流れる笑点みたいなセンスをそのままひきずってる。実におしい。長く残る本づくりには、もうちょっとクールな編集をのぞみます。
でも、おもしろいですよ内容は。同じくちくま文庫の、橋本治「青空人生相談所」と一緒に読めば、けっこうな悩みも吹き飛ぶでしょう。人間の悩みなんて、客観視できればたいしたことないことがわかります。文句言いましたが、大正時代の世相を知るのにもいい本です。
紙の本
人間って進歩してないんですねえ。
2002/04/07 23:48
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投稿者:たーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大正時代の新聞に掲載されたお悩み相談である。同情させられるものあり、こいつ一発蹴りを入れてやろうかというものもありで、結構楽しませてもらった。
現在との時代のギャップ的な部分で笑えるのだろうと思っていたらそうでもなかった。基本的な感覚的としては、現在の我々とほとんど変わりないのである。変わったのは周囲の生活様式だけであって、根本的な部分は、もしかしたら太古の昔からそのままなのでは…と思ったり。
それぞれのお悩みに付けられた編者のコメントは全体にスパイスの効いたいいものであるが、終盤、的外れなものが続く部分があるのが残念(この部分だけ書いた人が違うのかな?)。
紙の本
お悩み事
2020/03/26 05:41
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔から人間の悩み事など変わりはない。相談事とお答えだけでその時代の世相が伝わってくる。従って現代のコメントは余計なことだ。