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マレー鉄道の謎 みんなのレビュー

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みんなのレビュー64件

みんなの評価3.8

評価内訳

60 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

☆火村英生の推理☆

2024/04/28 00:19

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る

国名シリーズ第6弾
今回は長編だ。

大学時代に親しかった留学生の大龍の誘いを受けて、マレーシアに旅行にいった火村と有栖川。旧友とのんびりバカンスを楽しもうと思っていたが・・・ ひょんなことから殺人事件に出くわしてしまう。
事件現場は、トレーラーハウス。そこのキャビネットに押し込まれていたのは、男の死体。その男は、死ぬ前には塞ぎ込んでおり、溺愛する妹に言い寄る男と揉めていたこともある。
話を事件現場に戻すと、トレーラーハウスの窓やドアにはテープで目張りがしてあることからも、警察の意見は自殺に傾く・・・ が、火村は違うという。
真相を究明していくうちに、続いて起こる第2、第3の殺人事件。一連の事件は、火村が日本に帰らなければならない日までに解決できるのか?

本筋の事件より前に起きた別の事件も、実は本筋の事件と結びついていく。これら事件の多重構造を解き明かせるか!?

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紙の本

久々の長編です

2003/05/05 07:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和音 - この投稿者のレビュー一覧を見る

国名シリーズ6作目。今回はアリスと火村先生は海外旅行します。マレー鉄道に揺られ、そして、大学時代の友人、大龍の経営するホテルに泊り、キャメロンハイランドを満喫する…はずだった。

この2人は海外に行っても殺人事件を呼んでしまうのか? こちらに来てから知り合った日本人のトレーラーハウスから死体が発見されたのである。それもテープで中から目張りされていたのである。自殺なのか他殺なのか? 日本のように警察に顔がきくわけでもなし、帰国の時間はどんどんせまってくる。乗りかかった舟、結末を知らずに帰るのも惜しい。そうこうしているうちに、第2、第3の事件が…日本に帰るまでに事件は解決するのでしょうか?

最初の導入部はとっつきにくく、読みにくかったのですが、最後のタイムリミットまでの捜査、トリックを明かす場面はひきこまれるようにして読んでしまいました。マレー鉄道にまつわる悲哀。読み終わった後、様々な思いが心をよぎり消えて行きました。

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紙の本

やっと出た!

2002/06/16 00:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みやぎあや - この投稿者のレビュー一覧を見る

 何年も前からいつ出るかいつ出るかと待ち続けていた1冊。ようやくご対面で嬉しい限りです。古い友人を訪ねてマレー半島にやってきた助教授の火村と推理作家であり語り手でもある有栖川有栖ことアリス。彼らが遭遇したのは、ガムテープで目張りされたトレーラーに閉じ込められた死体だった…、という始まり。
 正直、個人的には初期作品の方がとっつきやすい印象。最初の方のアリスの語りが説明くさい気がしないでもないけれど、話が進むに従って引き込まれて行きます。ハードカバーで出てもおかしくないくらいの容量で、読み応えもアリ。値段や読みやすさを考えると、ノベルスで出てくれてありがたかったです。

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紙の本

マレーシアに行ったことがある人なら実感!

2002/05/30 11:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:malaya - この投稿者のレビュー一覧を見る

火村、アリスのコンビが、学生時代の友人を訪ねて、マレーシアに飛びます。優雅なホリデーになるはずが、殺人事件が起き、ふたりはなんとなく巻き込まれます。
内側から目貼りされた密室の中にある死体は、自殺か、他殺か?
他殺だとすれば、密室を作った方法は?
最初は、プロ意識から事件に首をつっこんだふたりですが、その後、ある事情からタイムリミット内に事件をとかなければならなくなります。
ラストに向けてのわくわく度が最高です。

マレーシアの自然や風物がいきいきと描かれているので、このあたりに旅行したことがある人なら、「そうそう!」と思わず、ひざをうつことでしょう。アジア好きなかたにも!

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紙の本

ミステリってこうだよなあ

2002/05/28 00:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:品川夏見 - この投稿者のレビュー一覧を見る

これだけ待たせてくれたんだから(失礼)
そりゃあスゴイものが来るのだろうね!? エエ?
などと、購入時に大変失礼なことを考えながら一気読み。

そうでした、ミステリって
こうでした、と再確認させられるとてもいい一冊でした。

内側からガムテープで封印されたトレーラーハウスでの
殺人事件。
自殺か、他殺か?

こういう地味だけどとても不思議で、
解けそうで解けない、そんな密室がスルリ、と
とかれる快感を久々に思い出させてくれた。

最近の、
「どうせものすごいトリックなんだろう」
とハナから探偵任せにしているあなた、
リハビリしませんか。

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2004/12/21 13:16

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2005/02/02 05:59

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2005/04/15 14:12

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2005/06/29 12:48

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2005/12/13 23:39

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2006/04/30 18:24

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2006/06/03 19:24

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2006/09/17 08:17

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2006/10/05 11:42

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2006/09/27 18:15

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