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かの有名な話題作です。
今日、改めてドラマ最終回を見ましたが、やっぱり泣いてしまいました。
数々の作品を生み出した作者の偉大さを感じずにはおれません。
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大学医学部の腐敗したシステムがテーマの小説。
そのテーマが気になり、購入。
けど、まだ。w
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まさに社会派小説!であると同時に、山崎豊子さんの、膨大な取材・調査をひとつの小説にまとめあげる力、というか才能に思いっきり下を巻かせられます。個人的にはやはり完全学究肌の里見助教授の生き方に共感を覚え、第一部(5巻セットの文庫本では第3巻の終わり)を本当に悲しく読んだものです。「名作は色褪せない」の言葉通り、40年前の小説とは思えない瑞々しさです。
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実はこのドラマも見たことないので何の先入観もなく。
なるほど、開業医はそんな風に見られているのか。。など汚い知らなかった世界など・・
なかなか面白そう♪
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これはおもしろい。分野は違うけど、大学院に進学する自分にとってはなんだか身近に感じられる話です。
確かな実力を持ちながら、力があるが故に指導教官に寵愛されない助教授財前が、教授になるべく選挙運動に奔走していく様が描かれています。
自分の人生を左右する就職試験にしろ何にしろ、人生というのは東教授の次の言葉に要約できると思います。
「人間が人間の能力を査定し、一人の人間の生涯を決める人事そのものが、突き詰めてみれば必ずしも妥当でない、残酷な、そして滑稽な人間喜劇なんだ―、」
嫌な世界ですね。
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【目的】
【引用】
【感じたこと】
名誉欲が人間の究極目標?
鋭さを持つ誠実な態度を持ちたい。
【学んだこと】
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山崎豊子の書くドロドロ人間模様はすんばらしいなー。
五郎ちゃんが可愛いなぁ。
教授になりたくてあっちへヘコへコ、こっちはナデナデ。憎めんわー。
09.04.05
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人間くさくていいよな〜こういう小説。飽きずに5巻読みきってしまいました。
財前という教授が憎めないだけに、カワイソウな人間に見えました。自分の信念を最後までつきとうしたのはスバラシイ。
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「娯楽」とも言い切れないのですが。
そんなに昔の事じゃないはずなのに、きれいな日本語がいっぱい出てきて素敵です。
医者のご令嬢の「聞くに堪えないお言葉ですわ」という台詞。
すてきいいいいい と身悶えしました。
内容はとっても重いです。
そして、作者に医者、裁判の知識が全くなかったとは思えない程詳しくリアリティたっぷりに
書かれています。
これを書くのはものすごく大変だったでしょう。本当にすごい知識なのです。
小説家を心から尊敬し、プロ根性に気の遠くなる様な思いです。
読み応えがあってとても面白かったです。
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白い巨塔はドラマでもやっていたとおり、医療現場での様々なことが描かれています。
私が一番この本で好きなところは、財前と里見の全く違う生き方と考え方です。
二人の意見は常に対照的ですがどちらの意見もうなずけるものです。
だからこそさらに魅力を感じます。
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8/2 1,2巻読了。
財前の教授選が意外にあっさり終わったのは、後の崩壊のためのフラグなのだろうなーとおもいつつ、正直これから財前がどれくらい落ちて?行くのかがなんとなく怖い。
ドラマ版(唐沢寿明主演)と映画版(主演失念)も見ているけれども筋をあまり覚えてないのでとても楽しんでいる。
8/14 全五巻読了。けっこうかかった…
医療ミス裁判がこの作品の主眼だったのか、ということに遅ればせながら気づいた。現代においても非常に困難な問題である医療裁判をこれほど濃密な筆致で描く山崎豊子はやはりすごい。
最後のあたりで皆が団結して財前の治療に当たる姿は(やや急ぎ足ながらも)医師の良心を見た思いがした。
丁々発止の裁判シーンが迫力満点でおもしろかったです。
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とにかく物凄く質量のある文章である。そして物凄く質量のある作品である。
文章の構成が立体的で、文の裏にその一文を立証する複数の文があるよう。そして一文一文が樹形図のようにつながっていると思えた。その「厚み」は元新聞記者であるところの作者の取材力が成し得たものだと思うのだけれど、そのボリュームが半端じゃない。だからこそ「白い巨塔」が圧力を持ったものとして立ち憚る姿を読者が感じられるのであって、この作品を最近の小説でよく見かけるペラペラの文章で書いたら張りぼての「白い巨塔」になってしまうと思う。(勿論ペラっとした作品には共感しやすいとか、別の良さがあるが)
その読者と同じように聳え立つ白い巨塔を目前にしているのが柳原先生だと思う。他の登場人物が良かれ悪しかれ背筋をピシリとしているのに対して柳原先生は何ともフニャフニャである。だからこそ終盤での柳原先生の決断が裁判で証言以上に大きな意味を持っていると思う。私は彼が正しい証言をしたことに拍手を送ったが、同時に
「え?君はそれで大丈夫?」と、フニャ部分がなくなったことでこの人はやっていけるのかとも思った。
話の結末で彼は無医村に行くという選択をする。里見先生がいうようにそれは何百人の命を両肩にそのまま預かるようなことで、生易しいことではない。彼が法廷上で正しい証言をしたことが「医者としての倫理観」を通すためのワンステップだとするなら無医村での診療はそこから2ステップ3ステップ……ずっと先まで続く険しい道だと思う。
正直、それまでの彼は頼りない人という印象があったけれど「無医村に行く」というストイックな選択は(たとえ大学病院に残れないという消極的な理由が一部あるにしろ)私にはできないなあ……。読み終えたあと、そんなことを考えながらよく見たら「そもそも私は医学部に入れる頭がない」とか、白い巨塔が立ちふさがる以前の問題が山積していることに気づいたのだった。
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大学病院を舞台にした、教授選、学術委員選挙と医療訴訟をテーマにしたお話。
2巻のアウシュビッツの描写で軽く涙しそうになってしまいました・・・
あと、胃カメラ恐怖症になりそうだよ、これ。
さらに、最後の剖検の書置きは泣けました・・・(T_T)
いや、それにしても、手術シーンの精密な描写、船場の繊維問屋の窮状、選挙戦のえげつない
工作活動、それにプチ恋愛模様と、いや〜、相変わらずすばらしい筆力だわ、女史♪
ビバ!肉食系男子!!(違
小説の力というものをつくづく感じさせられます。
・・・それにしても、里見がかっこよすぎる件。
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2003年に放送されたドラマがきっかけで読んだ。
元々家にあったけどなかなか読もうとしなくて・・・。
財前五郎が唐沢寿明はあってると思う!!
でも小説の財前教授はもうちょっと迫力というか悪役っぽい感じだったなぁ。
もうハマってこれは一気にシリーズ読んでしまった!!
小説とドラマは月日が経っていて昔は難しかった胃癌がドラマでは食道癌になってたり
転移の話とか難しいけどやっぱ時代によって変化するのだなと思った。
ドラマでは財前を支える花森ケイ子(黒木瞳)さんが印象的だった!!!
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医学物縛りではないんですが…
何度もドラマ化され 評価の高い作品です。
ストーリー自体は戦後の高度成長期の話なので
結構古い作品。
文庫は5巻まであるので読み応えあります
ドラマと大きくストーリーは変わりませんが
臨場感溢れる作品なのでドラマを見た人でも
十分楽しめると思います