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3.5
ノンフィクション中心に多岐にわたるジャンルの本を紹介。目次、段落一分目読みなどて大枠を掴みつつ気になる場合は数回読むという速読術は参考になった。最後に、捨てる技術に対する痛烈な批判があるが、本や思い出の品に対する感覚が近く納得した。本紹介の中にはいくつか読んでみたい本もあり、なかなか面白い。
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書評を読んでいるだけで引き込まれる紹介文。視野を広げるためにも大変役立つ。
読書法は数ページだけで、トピックセンテンスだけを読む方法を復習することができた程度だった。
<関心をもった本>
失敗学のすすめ(畑村 洋太郎)
一万年の旅路(ポーラ アンダーウッド)
一万年の進化爆発(グレゴリー・コクラン、ヘンリー・ハーペンディング)
未知なる地底高熱生物圏(トーマス ゴールド)
深海生物学への招待(長沼 毅)
複雑系(M.ミッチェル ワールドロップ)
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『ぼくはこんな本を読んできた』の続編的な位置付け。
立花氏の考えの全てに同調できるわけではないが、勉強に対する姿勢は大いに見習うべき。
最後に収録されている“『「捨てる!」技術』を一刀両断する”には完全に同意。私も職業柄“いつか”はしょっちゅうやってくる。
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週刊文春に収められた立花隆氏の「私の読書日記」の1995年11月30日号〜2001年2月8日号までの約5年分をまとめたもの。巻末にある捨てる技術を一刀両断する、という断捨離に対する立花氏の痛烈な批判がいい。
文系、理系問わず集められた本を短く紹介しているのだが、実に内容をよくわかる形で書かれている。こういう本を読みたかった。もし、ここに紹介されている本を個人で全部読めと言われても到底無理である。金銭的にも場所的にも。時間的にも。この本を読んで興味が湧いたら、原著に当たるのがもっともいい方法だ。何冊か、読みたい本を拾い出している。