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キリスト教に多少偏見のあるうちにとってはすーっとする作品。うちの学校のキリ教の授業受けるよりか全然勉強になること間違いなしですね!!
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あまりにも読む前に期待をしてしまったので、
予想どおりの展開にすこし拍子抜けしてしまった。
ほかの遠藤 周作の小説と違い、感情移入があまりで
きなかった理由は、主人公がポルトガル人で司祭と、
自分とは全く違う人物だったからか?
でも、きっと何度も読む小説の一つとなるとおもう
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家系は浄土真宗の寺、12年通った学校はカトリック。無宗教なくせに宗教色深い環境で育った(笑)あたしにとって、この作品との出会いは必然でした。人間の強さとは何か、本当の幸せとは何か、深く考えさせられる名作ですね。一時期住んでいたこの作品の舞台・長崎で見た『碧い海』。読むたび恋しくなります。
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キリシタン禁制の日本にのりこんでいくポルトガル宣教師の話。単純な王道ストーリーなのにその伏線の張られ方と、ドラマチックな展開に遠藤先生の力量を感じずにはいられない。普通におもしろい。あと、日本と西洋の絶対的な思想相違を考えさせられる。だって、日本人の俺には危険な日本にわざわざ来るポルトガル人って馬鹿に思えるもん。でも、それが彼らにとっての使命であったんだね、でも神様はいないとしたらめちゃばかばかしいよね。ドンマイ。
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読んだきっかけは、大学の仏教学の課題でした。
最初はふ〜んと思っただけで、だから?と思っていたのです。課題はボロボロ…
苦い思い出と共に、そのままほったらかしになっていました。
けど、氷点を読んだときに「ゆるし?」と思って読み返してみたものです。
宗教ってなんだろう…って考えた時に、いつも思い浮かべます。
まだまだ良く理解できていないので、もっと読みこんでいきたい作品です。
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何度読んでも、いい本だと思う。
いい本というか、考えさせられるというか、胸に響く。
でも、かなりひっぱられるので
読むぞという気合をいれてからでないと。
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この話にでてくるキリストのイメージって、どこか菩薩に似ているように思います。信徒の苦難に「救い」は現れず、神は頑なに「沈黙」を守りますが、それでも「踏むがいい。私はお前達に踏まれるため、この世に生まれ、お前達の痛さを分かつために十字架を背負ったのだ。」踏み絵を強制された司祭に語りかけるキリストの声が、忘れがたいです。
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神の沈黙。時は江戸時代。切支丹弾圧の最中、殉教を遂げていく信徒を目にし「神はなぜそれでもまだ黙っているのか」という疑問を抱く司祭の心の葛藤とそして棄教にいたるまでを描く。読者は徐々に物語の中へ引き込まれていく。これはほぼ史実に基づいた話である。
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信仰とはなにか。神の救いとはなにか。子供の頃、キリスト教が身近だったからだろうか、引き込まれるように読んだ。最後嗚咽した。高2の夏に、先生に薦められて読んだ。この1冊から遠藤周作先生の本をひたすら読んできた。
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遠ざけてきたけど、思ってたより読みやすかった、けっこう好き。
自分なりの神の存在の解釈ができた。あらためて日本の無宗教の奇妙さと西欧においての宗教について考えた。
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重く、熱く、苦しい。読んだ後、胸がもやもやして神や宗教、信仰について考えた。でも一度は読む価値のある話。
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困ったときの神頼み程度の信仰心しか持ち合わせていない私だから、この小説を読んで「あるある」とは思わなかったけれど、宗教だとか信仰だとかいったものを考えてみるにはいいきっかけになったと思う。
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すごく考えさせられました。
深い。暗い。重い。
神とは何なのか。
私達は何故何のために信じるのか。
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C・S・ルイスと遠藤周作ではだいぶ違うようです。キチジローと余生を過ごしたロドリゴにとっての救いとは何だったのでしょうか。時々読み返したくなる1冊。スコセッシが映画化したがっているという噂なので期待してみましょう。
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キリスト教のことを知ろうと思って手を出してみました。
一人の神様を信じるという感覚がなかなかよく分からなかったのですが、本書を読んでそれが少しつかめた気がします。
物語は重いんですが、目を離すことができませんでした。