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「スキップ」「ターン」「リセット」
時空の悪戯・ズレの中に生きなければならなくなった人の話シリーズの3番目。1作ずつ完結しています。
3つとも全部読みましたが、この「リセット」が一番好きです。戦中の時代の女学生の話と、それからさらに時間が進んだ戦後の少年の話。時空を越えて、2つの話は繋がります。重苦しくなく爽やか。
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「時と人」シリーズ。内容は言わない。。読んで!笑
この本はやばい。良すぎる。時間が美しくて優しすぎる。。読後感がすごくて1晩は余韻にひたる。こういう奇跡、あってほしいな…。
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北村薫さんの3部作シリーズ「スキップ」「ターン」に続いての第3作め。太平洋戦争の時代に出会った真澄と修一は引き裂かれながも、時を超えて、また巡り合う。ちょっと切なくて、でも読み終えた後は気持ちがほんわかするような素敵なお話。作品中に出てくる「かの時に言いそびれたる大切の言葉は今も胸にのこれど」という石川啄木の歌がこの作品の世界観をあらわしているような気がする。言わなければ伝わらない大切な言葉は言えるような人になりたい。
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文章がすごく綺麗です。
読んだあとに心がきゅってなる感じ・・・
そのきゅっをもう1度味わいたくてまた読んじゃいます。
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『時と人・3部作』 3作目。この本の第1部は、ダラダラと何を伝えたいのか良くわからず、正直つまらなかった。しかし、読み終えたあとの感想は「穏やかな心と感動」。小生は麦畑の場面がお気に入りである。勿論、個人的に心の殿堂入りの作品也。
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「スキップ」「ターン」とある「時の3部作」の中で一番好きな作品です。
この人の書く女性はどれも芯が強く透明感があります。
爽やかな読後感を味わえる本です。
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前世で、来世で、絡む運命が奇跡を呼ぶ。
時の三部作・最終章。戦時下の神戸、疎開する主人公は直前にある本を借りる。「これを返しに来た時にまた会おう」─
何気ないモノが前世の記憶を呼び戻す・・・鳥肌モノです。
とにかく感動します。
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遠く、近く、求めあう二つの魂。想いはきっと、時を超える。
『スキップ』『ターン』に続く《時と人》シリーズ第三弾。
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時の3部作の中で一番好き。時間を越えて運命を追いかける。それは与えられたからじゃなくて、自分が望んだから。きっと。
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星です。わたしの最初の記憶は、流れる星なのです。
感想:http://tomtomcom.blog73.fc2.com/blog-entry-409.html
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輪廻を繰り返して出会うのに、なかなか結ばれない二人。そして、ようやく一緒に人生を歩める出会いをした瞬間が良い。
男性が麦畑沿いの道を歌いながら歩いていたら、その声を聞きつけて、麦畑の中から女性が転がり出てくる。
牧歌的でコミカル、気持ちが暖かくなる。
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いわゆる時の三部作です。時と人がテーマになっています。これについてはあらすじが書けません。これから読む人の楽しみを奪いたくないからです。でも、凄く面白かったこと、感動したことだけは書いておきます。話は淡々と進んでいって、後半から一気に加速します。加速し出したら読むのやめられないです。単行本を借りて読んだので、ひものしおりがついていましたが、一度も使いませんでした。「かの時に言ひそびれたる 大切の言葉は今も 胸にのこれど」石川啄木の歌、それと獅子座流星群。
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北村薫“時の三部作”その三。
時は戦争の只中。
疎開を余儀なくされた主人公は、
ある本を借りる。
「これを返しに来た時にまた会おう」
そんな言葉を告げられて。
獅子座流星群。
時間の輪廻。
廻る歯車。
他の2作に比べて展開がやや遅いので、
読み始めは根気良く分け入っていかなくてはならない感じがあるが
石川啄木の短歌と掛け合わせて、
精練された仕上がりになっている。
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この3部作のなかでは1番難しい気がします。でも読めば読むほど内容が理解できて
シリーズ完結作というのがよくわかります。人の記憶ってすごいです。
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北村薫「時の3部作」の一部。
ターンスキップ、そしてリセット。
女性全てに透明感があるのが北村さんだよなぁと再認識。
「また会おう」「獅子座流星群」「輪廻転生」
おもしろいけど入りにくい一冊ではあるかな。