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みんなのレビュー37件

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36 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

通り雨

2013/07/08 01:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かぞお - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編なれど心に残るいい作品。

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藤沢周平のふ・ふ・ふ

2019/04/02 15:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

藤沢周平の作品は暗いとよく言われる。
 その暗さは魅力とも言われるのだから、不思議なものだ。
 しかし、10篇の短編を収めたこの短編集を読むと、藤沢の作品が暗さだけが魅力でないことがよくわかる。
 むしろ、藤沢にはどこかで笑いを意識した思いもあったのではないかと感じる。

 表題作である「驟り雨(はしりあめ)」は、一人の男が雨の中一軒の大店に盗みに入ろうとしている様を描いた短編である。
 雨がやむのを待つ男の前に雨宿りに走り込んできた若い男女。
 なんともいわくありげなその会話。若い男女の会話がどこか面白い。
 二人が立ち去ったあと、今度は怪しい男の二人組が雨宿りにやってきて、男は盗みに入る機会をうしなう。
 さらには、病人の母と幼い娘の親子づれ。とうとう男は盗みを諦め、この親子を助けるはめに。
 なんとも間の抜けた男の話だ。
 きっと少し男の言動をおおげさにすれば、笑いをもった人情噺になるだろう。

 もっと落語噺に近いのが、「うしろ姿」。
 いつも酔った勢いで見知らぬ他人を長屋に連れ帰る六助という亭主が出色だ。
 その女房のおはまもいい。
 かつて六助がどんな男たちを連れ帰ってきたかという出だしから笑いを誘う。そして、なんともきたないお婆さんを連れ帰ったことで、話は一気に面白さと、この夫婦にかつて面倒を見切れなかった母親がいた人情噺と進む。
 大家と店子である六助との軽妙な会話。お婆さんのいわくありげな振る舞い。
 最後のオチまで、完璧な寄席噺になっている。

 こういう藤沢周平を読むのもまた楽しい。

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2007/03/31 22:06

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2010/04/14 14:07

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