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読んでいて思ったことは、これは今読むのだとしたら、いい話だと思うのかもしれないけれど、果して50年後100年後の人が読んだ時にはどうなのだろうか、ということ。小説としての耐久性、普遍性というもの。一時的にしか生きられない小説は小説たりえないんじゃないだろうか。これは僕はそういう意味ではまだまだ若いなぁって思う。(06/8/26)
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当時の私と主人公が似ていると言われ、初めて自分から買いたいと思った作品。
読み終わったとき「え、終わり?」って感じだったが、この未完成さが反対に良く感じた。
読み終わり:H18,12,7
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自分が深い水の縁にいるとき、こんな感じがするんだろう。よどんだ匂いとかいい知れない不安とかよぎる景色とか、それは決して重たいものではないけれど、自分の中に居座っていて、喉の奥で苦い味がする。そんなときのたった一つの道標は誰かのあたたかさ。恋とかじゃなくて、人としてのあたたかさが、誰かをここに留めていくのだと思う。そうやって、人はまた太陽の下にでるチカラを手にする。
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ある雑誌の短編小説を読んで島本理央サンに興味を持った。
でも、この本は微妙。
期待しすぎたのかな。
雑誌に載ってた短編小説のほうが良かった
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夜を濃くさせる本。人と関わるとこんな事をもらえるんだなぁと思う。雪夫さんの優しさに憧れる。人にちゃんと優しくしたい。
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島本理生さんすき。なんでもないところでじぶんとかさなってなみだしたりして、波長があってるかんじがする。ぽーんとなげだされたようにおわっちゃうけど、あとがきでちゃんと意図がつたわってきてうれしかった。
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あとがきにもあったけど、恋愛小説って感じではないかなと思いました。
主人公と友達のキクちゃんのやり取りの方に注目して読んでました。
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あまりストーリーらしい展開は特にないのだけれど、これも文章が好き。とにかく文章さえ好みであれば何でも読めるようです。
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何だろう…島本さんの書く女の子は共通して何かを抱えているような気がする。そこに共感を覚えるのも確かなのだけれど、段々詰まらなくなってくるのも確かなのです。それにこの本はつぎはぎしたような印象が……文体の所為もあるんでしょうかね?他の本よりいまひとつ好きになれない…。
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物語もさることながら、この表紙に最初に惹かれた。ミヒャエル・ゾーヴァ。
絵に合った、雰囲気の良い話だったと思う。
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すごく読みやすい物語。心に抱えた痛みを乗り越える事ができてよかった。まあまあ好きな内容でした。短いし読みやすいので暇つぶしにいいかも!
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透き通っている。読み終わったあとの充実感より、読んでる最中の、登場人物の会話や、人間関係の描写がきれい。
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初めて知った恋の深い痛みと、ゆるやかな新生を描く20歳の恋愛小説。
最年少・20歳野間新人賞作家。
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どこか「ナラタージュ」を感じさせる小説でした。
島本さんの本は自分の昔の恋愛を重ねて読んでしまう。
「今度あの人に触れられたら、わたしたぶん死んじゃいます」
その言葉にドキリとしました。
主人公の傍に雪生さんがいてくれて、よかった。幸せになってと願います。
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島本の中ではかなり好きなほう。
透明感と清潔感にあふれた作品。
こういう風にきれいにものを書けるって、いい才能。