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『しゃばけ』シリーズとは完璧に趣向が違った。だけどなんだか雰囲気が同じだと感じたし、主人公がやっぱり病弱なのには少し笑えた。読みやすくて面白かったけど、まさか話が人工授精やクローンの方に流れていくとは思わなかった。
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「しゃばけ」をはじめとするシリーズが面白い作者の、初の現代物。 序盤、中学生の息子に色目を使う母親が相当気持ち悪くて、読むのをやめようかと思った。 中盤から面白くなったが、テーマが大きすぎる気が。 言葉づかいの所々に時代物のクセが見えるたので、クスリとさせられた。 2007/4/8 読了。
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読み進めているうちに最初の設定からどんどんずれていってる気がしました。死んだ親友が携帯に現れるって設定も生かされてないし、その親友家族が狙われたのもよくわからないし、不妊治療の大儀と深く突っ込めてないし、助けた少女は全然でてこないし、犯罪の動機もそのまんまやし・・・う〜〜んこういうの書く力量には遠いかな
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しゃばけシリーズが好きなので読んでみました。
でも全然ほのぼのしていなかった!
親友が焼死した事件を追っていくうちに・・
途中で「あれ?この子はどうなったの?」みたいな展開はありつつ、でも結局一気読みしてしまいました。
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思ったよりイマイチ・・・
クローンを消し去りたいのならなぜ正哉達家族を殺したのか・・・
携帯に宿った正哉もあっけなくいなくなっちゃったし、和美もいきなり出てこなくなっちゃったし・・・
でも東と夏貴の掛け合いは面白かったかな。
畠中さんの話はやっぱりほのぼの系がいいみたい。
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初読:2007年8月24日
火事で死んでしまった友人が、携帯の中から呼びかけてくる。という設定は面白かった。読みやすかったけど、ラストがちょっと。。。
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いわゆるバカミス?入り口と出口がちぐはぐみたいな印象。突拍子ないことになるけど後味悪くないしおもしろかった。
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★…3.5くらい。中途半端というか、消化不良のように感じてしまう部分があります…風呂敷がちゃんと畳みきれてない感。でも、一気に読めました。求む、続編。スッキリしたいー。
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内容(「BOOK」データベースより)
音村夏貴は時々過呼吸の発作に見舞われる中学生。親友正哉の家が火事になり、彼が焼死した。両親を助けようと夏貴の目の前で燃えさかる火のなかに飛び込んでいったのだ。不審火だった。嘆き悲しむ夏貴の耳に親友の声が聞こえてきた。彼の遺した携帯から。そして画面には死んだはずの彼の顔が…。不審火の真相を調べてほしいと彼は言う。家のなかに火の気はなかったし、消火活動も終盤に近づいて、なお激しく燃え上がった不可解な火事だった。放火なのか?なぜ正哉と彼の両親は死ななければならなかったのか?携帯から語りかける友人との二人三脚で、夏貴が探り出した驚愕の真相は…?畠中恵、初の現代小説。ファンタスティック・ミステリ。
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東さんが素敵だった。
けど、ちょっと残念なこともちょこちょこあった。
死んだ親友が携帯に現れた設定、あんまし生かせてない気がしたし、あっけなくそれも終わっちゃったし、その親友家族が何で狙われたんかようわからんし…。ちょっと中途半端かなぁとは思ったけど、読みやすかった。
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2008/5/19
読後の率直な感想としては、親友と全然二人三脚になってないやん!!です。
親友一家が殺される動機があいまいなのが残念。主人公と同種なら納得いくけど。
色々とツッコミはあるのですが義父候補の方との掛け合いは面白かったです。
きっといい親子関係になることでしょう。
『「親父と医者の意見は対立しているようだ。息子、どっちを信じる?」「親父!」《中》声は廊下に響いて、東が破顔一笑する。』324P
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中学生・音村夏貴は火事で親友を失った。嘆き悲しむ夏貴に、死んだはずの親友が携帯から語りかけてきた。不審火の真相を調べて欲しいという彼の悩みに夏貴は立ち上がり友の魂と二人三脚で真相を探り出す。ファンタジック・ミステリー。
面白かったです。
親友や仲のよくなった女の子が途中で退場してしまうのが違和感あったけど。
あと、義父がホストクラブの経営者だとか病院の描き方などちょっとミステリーとしてのリアリティが薄いなとも感じましたが・・。
そういう欠点をさしひいても読みやすく、スピーディーに話が進み最後の方はドラマティックで、全体として面白く読めました。生命工学も興味のある分野だし・・。
義父の東さんがよかったです。出生の秘密を知り自分の存在意義に悩む主人公に「お前は一人の人間だ、一生懸命生きていればいいんだ、それだけだ」というシーン、犯人が主人公を消そうとするとき「どんなにもっともそうな意見があっても、他人の言葉を鵜呑みにするんじゃないぞ。人間なんだからな。誰かの頭を自分の脳みそ代わりにしてはだめだ」というシーンが好きでした。
ある意味理想のお父さんですね。
一気に読ませてくれたので4つ。
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つーか違くね?過呼吸とかクローンとかそういうのじゃなくね?という描写と、そういうのじゃないよ、という説明が混在してスッキリしない。文と設定がなじんでない感じ。
後味も悪いとまでは行かないけれどよくない。
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他の方も書いてるけど、私もやっぱり時代物の方が好き。
お題とそのココロがうまくかみ合ってない。
正哉の消え方が「えっ??」って感じで納得いかなかった。
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12/27 最初は「日常の謎」の延長くらいの規模だったのに、どんどん大ごとになっていって、最後にはどうなるんだろう?ってすごくドキドキしました。こんなにスリル感を持って読めた小説は久しぶり。