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プロのスリという犯罪者が主人公なんですが、罪を憎んで人を憎まず、みたいに主人公の行動をワクワク、ハラハラしながら読んでいった感じです。もうひとりの主人公、女装の占い師の関わり方も実におもしろかったです。
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テンポ良く話が進んでいって面白かった。
スリのプロと占い師。同居中の2人は相手の存在が空気みたいだったんだろうなぁ。干渉したりしないけど、いないと寂しい。自分の居場所みたいな心地よい空間。
彼らを取り巻く人達もあったかくていい話。
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おもしろかったぁー!!
プロのスリのマッキーとギャンブル好きの女装した占い師。
占い師は心理カウンセラーっぽかったから共感できるとこも多くあり。
スリに関しては無知だったからほほーぅっていう感じw
てか本当に一日に何人の財布を盗むプロっているのかなぁ。
佐藤多佳子の本は文章がステキだなぁ。
心情表現がよく伝わってきた。
最後の方に犯人と接触してた時とかはドキドキ、ワクワクだった!
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レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/92385779.html
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不思議な話でした。1年ちょっとのオツトメから戻ったばかりの昔堅気のスリ、マッキーこと辻牧夫がシャバに出た日、迎えに来てくれた恩人が十代のガキばかりのグループスリにやられたのを目撃して追いかけ、返り討ちにあって怪我をしてうずくまっていたのを、常連からは赤坂の姫と呼ばれている占い師マルチェラ、本名昼間薫が拾ったところからお話は始まります。
今まで読んだ佐藤さんの本が爽やかなお話だったので意外でした。スリが主人公。泥棒です。盗人です。でも昔堅気。でも盗人。でもいいやつ。解説で漫画家坂田靖子さんも書いていましたが、人のお金を盗んで暮らしている主人公に肩入れし共感してしまう自分の倫理観は大丈夫か?!っとちょっと不安になったりもしました。やっぱり鼠小僧とか、石川五右衛門とか、清水の次郎長とか、はたまたルパン三世とか、泥棒のヒーローが好き、という、なんとなくのそういうものが根っこにあるのでしょうか。とはいえ暴力は許さないとか義理堅いという美点はあるにせよ、盗人は盗人です。でもそれはさておき(さておいては駄目なのですが)、なんていいやつ!がんばれ!っとマッキーに感情移入しながら最後まで読んでしまいました。なんとも微妙な、結末とも言えない終わり方ではありましたが、余韻が残って、それが逆にリアルで、面白かったです。
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主人公らしく、卑怯な描写はされてないけれど・・スリ!!それ以外の何者でもない!!スリという行為がそもそも卑怯っていう。いかに鮮やかに財布を盗むかとか、力ではなく技術で盗むとか・・いろいろ職人のプライドを語られても、スリはスリなんです!!最後の主人公の勝負も、ハラハラドキドキしたけど、結局は他人を不幸にする犯罪の上に成り立っている勝負ですからー・・・・!って思いながらも応援してしまう。主人公に肩入れしてしまう。かなり楽しんで読んでいた自分を否定はできません。楽しければなんでもいいっていうわけじゃないんですけれど、でも面白かったんです。とりあえず、スリには気をつけます。
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出所したばかりのスリと弁護士を諦めた占い師が偶然から共同生活を始める。
うーん、主人公の2人はとても魅力的な人物で惹かれたけれど、出てくる女の子たちがなんだかな・・・。二人の共同生活もいまいちよくわからなかったし、占い師の方だけが一方的に友情を感じているような感じがします。そしてなにより、スリという軽犯罪であっても犯罪であることを魅力の一部にさせるために美化しすぎているように思えてそこが納得いかなかった。文章自体はとても読みやすくて軽快でいいのになぁ。
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あまり自分には合わず、特に前半はきつかったです。文章がなんだか妙に浮き足だっているというか青臭いというか…リズムが悪かった。後半は物語りも収束に向かいテンポも速くなるのでスムーズに読めました。でもあんまり好きな話ではないです。
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キャラクターがとても魅力的でぐいぐい読ませられた。占い師のマルチェラさんが好き。鬱憤のたまった中年男性が暴力を振るおうとしてきたときに「…私なら殴れますか?」、と問いかけるところが印象的でした。マッキーと咲ちゃんがちゃんと結婚するといいな。
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うーーーーーーーーん。
面白くないわけじゃないんだけど、だって、スリってやっちゃダメじゃぁん、と、ちょいちょい現実を思い出してしまう。
例えば、天切り松ではそんなこと思わないのにね。
あと、ラストへの持って行き方がちょっと唐突すぎて「え!?なぜそこに行くのか!?」と、置いてかれた感が・・・。
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天才スリと占い師が主人公のお話。
佐藤多佳子さんというと「一瞬の風になれ」など青春小説のイメージがありましたが、これはまた違った感じ。
後半はドキドキしながら読みました。
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これまで読んだ作品とちがった雰囲気だったので、ドキドキしました。「裏」の世界に良い気分で浸れます。主人公2人の「指」に惚れます。個人的には、昼間姉さんの働きを見てみたいというのと、早々軒に通うマルチェラが見たい。
表紙はかなりお気に入り。2009.1.7〜1.15読了
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スリは犯罪ですが、いいものに思えてきてしまって危険(笑)
これ読んでやってみたい!ってなる人もいるのでは?
スリリングで飽きない展開。犯罪者が主人公なのに、
人間的には魅力的で、ヒューマンドラマにグッときます。
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辻さんが魅力的すぎて、というか、
昼間さんが描写する辻さんが良すぎた。私好み。
借りなければ読まなかったなあ・・・この手のストーリー。
すりには十分気をつけるぞ。
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スリを職業としている人のお話なのに
綺麗な感情が溢れていて、読んでて切なくなるような嬉しくなるような読後感。
特にヒロインと占い師さんが素敵でした。