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元高校教師センセイと、その教え子月子の恋愛(?)物語。
最初はおもしろかった。
物静かな雰囲気もよくてね〜。
でも、センセイと月子が付き合い出してからはもう、サブイボ出た!!!
はっきり言って、キモかった。
あんなんなら、グロいエロ小説とかの方がよっぽど健全な気がするよ。
あのまま、付き合わないでセンセイが死んじゃった方が絶対よかったのに。
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川上弘美の本ははじめてだが、日本語のうまさに妙に納得する。日本酒がほしくなる。ストーリーは好みがわかれるだろう。
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<出会い>2004年10月頃、書評を読んで。
<感想>ゆらゆらと語られていて、読んでいる間は時間が止まっているように感じる。静かに、昔のことを思い出すような、回想録に似た本でした。
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じーんとしみ込んで来るような読後感がありました。読み返したいような読み返したくないような…でも読んでしまう、そんな本です。
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少し前の話題作ですよね。
なんとなく読みそびれていました。
そしてやっと手に入れたものの、まだ読みそびれています。
読むのが楽しみな一冊。
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センセイと月子さんの物語です。最初これが恋愛本とは思わなかったのですが、ゆっくりとした時間の流れ、二人の会話、季節の食べ物、お酒・・・日常にありふれていそうで、なかなかない素敵な時間の流れを感じる作品です。
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古典文学の知識に裏打ちされ、磨きぬかれた文体、居酒屋や登場人物など個々のモティーフ、好きな人にはたまらない世界観です。私も好きです、はい。
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川上弘美はどれもそうだけど、文章が気取り過ぎてて時々しんどい…。でもこれは今までの中で一番よかった。月子さんに自分を投影できたし、ちりばめられた小さなネタがいい。ワライタケの話が好き。
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大人の恋愛小説という感じ。しっとりしていて、日本酒を飲みたくなります。月を見たり、桜を見たり、そんな感じで読みたくなる話。ラストに向けての淡々とした哀しさが胸を打つ。
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読後に“じんわり”と来る作品。
決して派手な展開もなく、
斬新な手法とかあるワケでもなく、日常という雰囲気のまま話は進んで
いくのだが、日本語のうまさで
文章がすーっと体に入ってきます。
年末とかに読みたい1作かも。
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全部が全部嘘臭い話なのに、月子の感情だけがやたらリアルで読んでて疲れる。寂しい女は読まない方が良い。(あんこ)
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ひとりで小料理屋に入れるような大人の、味のある女性になりたいなと思いました。小泉今日子さん、ハマリ役でした。しみじみしました。
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「歳の差を超え、せつない心をたがいにかかえつつ流れてゆく、センセイと私の、ゆっくりとした日々」2001年谷崎潤一郎賞受賞作。
○…二人の間に流れている微妙な空気とその変化が伝わってくる、なまあたたかい読後感(褒め言葉かどうかは微妙)。
×…作中のタイトル「〜その1・その2」は、しょっぱい。もう少し考えようよ。○の裏返しだが、全体として「素人なんですけど、ブログで小説を書いてみました」みたいな頼りない印象を受ける。それが狙いなら問題ないのだが。
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70歳前後のもと高校国語教師のセンセイと40歳前後のそのもと教え子のツキコさんの、切ない恋愛模様を描いた小説。
濡れ場らしいものは2箇所くらいしか出てこないし、その描写も2行ほどですが、大人の恋愛小説です。若者のようにどきどきしたり、うきうきすることはないけれども、しっとりと、そして少しずつ心が動いていくところが、丁寧に書かれています。
個人的にはツキコさんが恋愛感情を抱いていく過程を描いた前半部のほうが好き。けれども、両思いになった二人の、ホントにイー!! ってなるような恋愛の様子を描いた後半部もそれはそれでかわいくて良い。
全体的にツキコさんからの視点で物語が進むので、センセイの気持ちが知りたいところ。
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このお話は、2003年にWOWWOWで放送されたドラマがDVDになって、それをレンタルしたのが出会いです。
小泉今日子・柄本明・樹木希林・豊原功補・モト冬樹 他が出演。
これが良くって、結局DVDを買いました。
「この原作っていったい?」と調べてみると、ベストセラーだった。
で、文庫本を購入したけど、私の本置き場に1年くらいあったんじゃないでしょうか。
読み出すと、映像化された世界とは微妙に雰囲気が違うので、また別の意味で楽しめる。
きっと、原作を越える映像化ってあまりないから、先に映像からだったのが良かったのかもしれない。
文庫本は、読み終えると妹に送る事が多いのですが、手もとに残しておきたい。
でも、妹にも読ませたかったので、単行本も改めて追加購入しました。
原作が言葉を大切にしているので、久世光彦さんは、その言葉の意味合いや雰囲気を、すごく上手に演出されていたんだなあとわかった。