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電車男 みんなのレビュー

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みんなのレビュー302件

みんなの評価3.8

評価内訳

292 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

新たな手法

2009/03/13 21:26

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

電車男 中野独人 新潮社

 もう何年も前になりますが、書店ではじめてこの本を手にしたとき、これは本なのかと驚きました。パソコンの電子掲示板がそのまま表示されている。起承転結があるようでない。ひたすらハッピー路線が驀進(ばくしん)していく。テレビの最終回だけをたまたま見たので、本を読みながら場面をイメージしやすく、読んでいて楽しかった。
 10年ぐらい前、パソコン操作のQ&Aを柱にして、ドラマの脚本ができないだろうかと発想したことがあります。しかし、被写体がパソコン画面ばかりでは話にならないと思いました。それが「電車男」という形で突然変異的に映像が生まれました。画期的です。
 けなげで奥手なオタク系男性を同類のまわりの人たちが支えていこうとする。エルメスという女性も積極的です。これはひとえに電車男の人格に魅力があるからです。
 現実の出来事を本にしたようですが、本当の彼は安定した職業と、そこそこの容貌をもった人なのでしょう。そしてなによりも誠実でまじめな人柄なのでしょう。

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紙の本

「負け犬」と「電車男」は同じでは?

2004/11/12 18:26

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SEIYU - この投稿者のレビュー一覧を見る

売れてる理由が「負け犬の遠吠え」と同じだなぁと思う。年頃でモテない(またはモテなかった)人を正当化する物語。

“負け犬”って「結婚できなかった敗北感」からどうしても逃れられない気がする。どんな理由も言い訳に聞こえてしまうし。でも、そんな敗北感は、プライドがあるので人には絶対見せたくない。だから語感が良くて気持ちを隠してくれる“負け犬”という言葉が、共感されてヒットしたんだと思う。

同じように“電車男”は「モテない男でもシンデレラストーリーが待っていることもあるんだ」「だからさえないオタク男でもいいんだよ」というメッセージ。女性からするとモテない男を正当化するなよ〜と思ってしまう。だから「俺はモテないけど、モテるように頑張るぞ!」と思う人は、この本読む必要ナシ。

それにしても2004年のヒット本のうち2冊がモテない男と女の物語って、世の中終わってんじゃないかと思うなぁ。

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紙の本

ネット掲示板への偏見や誤解も同時にとけた

2005/02/19 10:24

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なおちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初はスレ形式で慣れるまで読みづらいのだが、一旦読み始めると 電車男の掲示板の世界に取り込まれていく。パソコンを開いて ネット掲示板を読み あたかも自分がそれに参加しているよな感じすらする。 一人の平凡な男が死ぬほどの勇気を振り絞って エルメスにアタックしていく流れは 友達を応援しているような気分であっという間に 読みきることができる。最後は感動の涙。ネット掲示板なんて 一部のマニアの人達のもので 一般の人には理解できない という偏見も同時にとけた。作り話ではなく現実の話なので本当に感情移入できる。かなりおすすめです。

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紙の本

まさか泣くとは思いませんでした…

2005/01/23 00:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:WAKU1228 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネットの巨大掲示板,2chで実際にあった書き込みをまとめただけの,小説とも言えない不思議な読み物です。
正直言って2chは好きじゃないのですが,読み始めるとおもしろく,一気に読んでしまいました!
冴えないオタクな電車男が自分を変えようと奮闘して,エルメスと会うたびに二人の距離が縮まっていくのがわかり,気付けば読みながら自分まで電車男を応援している始末。
告白のシーンでは,思わず涙が…。
その後の話など賛否両論多々ある作品ではありますが,一読の価値はあり。
素直に面白かったです。

あと,私もそうですが2ch用語がよくわかりませんでした。
そんな方はそっとブックカバーを外してみましょう…この本ならではのオマケが隠されてますよ。

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紙の本

レス=断片の累積が醸し出す厚みによる効果

2005/01/23 15:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ツキ カオリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かつて、オフ会なるものに参加したことがある。
 そこに集った全員が語ったのが、ネット被害のことだった。ある人はHPを立ち上げたところ、複製に近いものをつくられたことがあると言った。作成者は同じ会社の人だったとか。また、ある人は、グループ内でレスのやり取りをしていたところ、自分だけが仲間はずれにされたことがあると言った。また、ある人は、いつの間にか標的になっていて、書くレスを、周りの人達に、ことごとく否定された経験があると言った……。

 さて、本書だが、レスのやり取りが、いい形で結実した、稀有な例だといえるだろう。

 なぜ電車男さんが、この恋を成就できたのか。
 これには幾つかの要因があるだろう。一つだけ挙げるならば、彼が素直な人だったからだと思う。

 彼は、アキバ系の情報には詳しくても、女性とデートするのに、場所の選定すら、ままならなかったのだ。「めしどこか たのむ」の、彼の助けを求める声に、次々と、その道のスペシャリスト達が現われて、即座に的確な情報をアップする。彼は、その情報をよく聞き(見て)、謙虚に受け止め、従っていく。

 スレの住人達=応援隊にとっても、電車男さんは、実に、教えがい、応援のしがい、があったことだろう。
 彼は、ブランド情報には疎(うと)かった。
 HERMESの文字を見ても、即座にエルメスとは読めなかったし、ベノアティーをベアノティーだと思い込んでいた。
 電車男さんは、今どき珍しいタイプだとは思うが、彼のもっている情報の偏り具合が、実にいい味を出している。

 かたや、彼の恋い焦がれている、エルメスさんも、「おぬし、なかなかやるよのう」な女性である。
 前述の、ベノアティー一つとっても、紅茶好きを自認する、スレの一部の住人達からしても、新鮮に受け止められたのではないか。これが、誰でも知っているようなブランドのものだったとしたら、受ける印象は、また違っていたはずである。

 何より、電車男さんは、素直なだけでなくて、正義感と勇気もあったのだ。車内暴力(?)に立ち向かっていったのだから。

 後に、電車男さんとなる、名無しさんが、「すまん。俺も裏ぐった。(中略)おまいらにも光りあれ…」と、2chに書き込みを始めなければ、この恋は成し遂げられなかったのだ。 
 その過程は、やはりこのレスの積み重ねを、順番に読んでいくという形で味わうのが最上だと思う。電車男さんご本人も、この形での掲載を強く希望されたと聞いている。例えばこの物語を、いわゆる、小説風の形式にしてもいいのかもしれないが、圧倒的に臨場感は減ってしまうような気がする。この形、レス=断片の連なりを読み込んでいくからこそ、自らがPCの前に座って、参加している気になれるのである。字数制限があるレスの集積だからこそ、これだけ沢山の人達が参加しているスレなのに、読みにくくない。逆に、軽妙なレスの蓄積が、ある種の深みを増す効用も生んでいる。顔文字やアートを見るのも、楽しい。

 この、住みにくい東京=都会にも、まだまだ他人(ひと)の善意はあったのだ、だとしたら住み続けるのも悪くない、そう感じさせてくれた本書だった。

 この本、電車の中吊り広告によると、既に2誌で漫画化されているらしい? 映画化もされると聞くが本当だろうか? 漫画は、イメージを壊されそうな気がして、まだ覗いていないし、映画も、同様の理由で、今のところ進んで見る気にはなれない。果たして、この物語の「良さ」は、きちんと、生かされている、生かされていく、のだろうか?

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紙の本

応援というお祭り

2004/12/23 17:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさぴゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

巷で話題の電車男、夜中に読み始めて、結局寝ないで読み通しました。読後感は、爽やかかつ甘酸っぱい感動で一杯です。万人受けするが、男性のほうが感動する気がする。主体が電車男の「少年が、初めて恋愛に踏み出す時の甘酸っぱさと不安感」だからです。個人的には「こんな悩み中学生か小学生に終わらせておけ(笑)」とか、突っ込みたい部分こそあるが、そこがまた甘酸っぱくていい。本当は、「冷静と情熱のあいだに」みたいに女性側の印象のテキストがあれば、出版物としては最高なんだけど。

ところで、これは2ちゃんねるでの「実話で実在」という触れ込みですが、しょせん文字の真偽は、わかりません。本当かウソかは、どうでもいい議論な気がします。ただ、関係者(毒男達)が実話のようなリアルタイムの臨場感を「感じていた」ことこそがポイントで、どんなに「裏で仕掛け」たとしても、その臨場感だけは参加者だけのものなんです。ディズニーランドに行って、じつは科学的管理手法と巨大な資金力に支えられたアメリカン・システムによる陰謀だとはだれもいわないように(笑)。

この本の特徴をいくつか挙げると、僕はこう感じました。

1.リアルタイムで観客が応援しているという臨場感(2ちゃんねるの構造)

一言でまとめると、以前2ちゃんねるで流行った「マトリックス・オフ」みたいな臨場感参加型の「祭り」の一形態に近いのではないか、というのが僕の感想です。僕も含め暇な日本人は、みんなで熱くなって盛り上がれる「祭り」をいつも探しています。サッカー日本代表戦みたいなものですね。「マトリックス・オフ」と違うのはテキスト形式であったがために、それを書籍化することが可能だったという部分です。

2.内容自体は「初めての恋愛」というベタかつ普遍的、単純すぎて言及するのも困難なくらいシンプルなもの

内容は、テキストとしてのオリジナル性は皆無というくらい、シンプルな恋愛話。1.という背景がなければ、恋愛話がここまで共感を得ることはありえない。にもかかわらず、好感を持って受け入れられたのは、恋愛の一番コアの部分が、虚飾を剥ぎ取ってストレートに書かれているからだと思う。お金のかからない精神的なものを要請する時代と合っているんだと思う。とよ田みのるさんのマンガ「ラブロマ」やユンソクホ監督の「冬のソナタ」みたいなものかな。

だから、結論としてオリジナル性や新規性は、皆無だと思う。これを「新しさ」で評する批評家は沢山いると思うが、それはどうだろうか。これは今では文学なんかが失ってしまった、「みんなが今同時に読んでいる」という共同性の臨場感を2ちゃんねる掲示板という形式がうまく再現してしまった部分が、目新しく感じさせるのだと思う。実際に、内容も純愛時代にあっているし、なによりも主人公である電車男の引っ込み思案であるけどとても誠実でマジメな印象や、エルメスの純で女の子らしいかわいさは、丁寧な少女マンガみたな印象を受ける。

3.書籍化の必要はあったのか

最後に、これはわざわざ書籍化しなくてもテキストログを保存しているHPを見れば全文載ってるので、本を買うやつの気が知れない、という意見があります。それは、甘い! だって、911の米国委員会レポートは、HPに全文記載があるにもかかわらず大ベストセラーになりました。書籍のメディアとしてのハンディさや様々な機能はまだPCでは勝てない。それに、そもそもメディアは多面的にムーブメントを起こすことが目的であって、この作品の1.の臨場感参加型は、いかに露出度を高くできるかが勝負なんだもの。

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紙の本

「リアルタイム」な恋物語

2004/11/28 17:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:祐樹一依 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 巨大なネット上の掲示板、2ちゃんねるにて繰り広げられた、リアルタイムの恋物語。主人公は冴えない一介の青年。ほんの些細なことから始まった男女の繋がりは、彼一人では絶対的に手繰ることは不可能だった…、しかし。その小さな話が掲示板の上に持ち出されたとき、小さな奇跡は始まったのです。まさかあのような始まりからあのような結末を迎えることになるとは、発端時には誰が予想出来ただろうか…。「掲示板の書き込み」だけで構築された「恋愛物語」が成立すること自体が驚きですが、その内容の「純愛さ」には、今日、むやみに大量生産される「純愛」の薄っぺらい看板を打ち砕く感動に等しい興奮と、リアルな威力がありました。

 インターネット、そして2ちゃんねるの特性として一番に上げられるのは「匿名性」だと思われます。つまり、掲示板への発言のみで世界が作られることから、その発言自体に明確な信憑性と責任性を求めてはならない、というのが、ネット使用者の胸に留めなければならない鉄則。無論、そうであるからこそ、発言者本人が嘘でない書き込みをしたときにはその信頼性が浮き立って見えるものなのです。それは本書の一番の特徴でもあり、全登場人物…、言い換えれば掲示板参加者が匿名である、ということが最大の強みになっているように思われます。「電車男」の一連の物語は、彼本人が記述する「出来事の進展」によってのみ移り変わるので、何処から何処までが現実世界で起こったことなのかが曖昧なまま展開する。けれども、その真偽を問うのは野暮なのです。これは掲示板のテーマに即したネタなのだ、いや事実だ、と議論することは、創作であることが最初から分かっている多くの「恋愛物語」の存在を否定するに等しいことだから。
 これは「電車男」本人にとって真実の物語であれば、それ以上の意味付けは必要のないもの。それ以外の掲示板参加者、そして更にその周囲の存在である本書の読者にとってとなると、創作であろうと現実であろうと、「ある男の恋物語」を聞く、という姿勢に何の違いもないのだということは想像するに難くないでしょう。だからこそリアルタイムで情勢が変わる媒体を用いて展開することになったこの物語、恋愛をする青年をこれほど応援してあげたくなる臨場感にはそう恵まれるものではないでしょう。

 本書「電車男」は、先述のように掲示板のログ(書き込み)を編集したものであり、本来のスレッドから、本筋には関連性の薄いと思われるものの多くが削除された形になっており、とても読みやすいものになっています(とはいえ、2ちゃんねる発祥の変え字、当て字もあるので、少々の勉強は必要か)。これもまた、この「物語」の「綺麗さ」を押し出すことになっていますが、それはそれ。「電車男とその仲間たち」の言葉はどれもとても現実味を帯びていて、「感動する」という一言で表すには惜しいばかりの笑いと涙をもたらしてくれると確信します。

(初出:CANARYCAGE)

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紙の本

まだ感じた事のない想い

2004/11/23 20:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る

えー、私は25歳で、恋人いない暦25年です。
そんな私ですが、非常に楽しい読書体験をさせて頂きました。
そして、読み終わった後、こんな恋してーねぁと思ったり。でも、この本での出来事はそれほど凄い事ではなく、日常的に起こる事で、誰しも一度は体験する事だそうな…、僕はした事ない!
この本、基本的には恋愛ドラマなのですが、目新しいのがやはり、インターネットという媒体でしょうか。私はデートとかした事ないのですが、やはりそういう時は、何らかの媒体(たとえばホットドックという雑誌)とかを読んで、オシャレな格好をして行くのでしょう。そんな情報を、インターネットに求めた電車男。その問いに、見事に応えたインターネット。そして、この本の舞台が京浜東北…、実は僕も少し前まで乗っていました。でも、僕には電車男さんのような体験話はありません。何が違うのでしょうか。運でしょうか? 本を読み終えた今思うのは、電車男さんの言うとおり、勇気でしょうか。何かを動かす勇気。たとえば、電話をかける勇気。よっぱらいの男を注意する勇気。デートに誘う勇気、そして、告白する勇気。そんな一つ一つの勇気が、電車男さんにあったから、この本が生まれたのだと思います。もちろん、インターネットの存在があった事、それも忘れてはいけませんが。で、私事になりますが、この本を読み終えた後、心のどこかがムズムズとしました。下がムズムズする事はあっても、心がムズムズするのは珍しい。そう、私は、恋をしたくなってしまったのです。25年間ずっと平坦だった私の恋愛道。もしかしたら、今までの人生にも、小さな分岐点があったのかもしれません。でも、その分岐点を曲がる勇気が私には、無かった。どうせ、自分はダメなんだと逃げてきたから。でも、本当にこの本のような体験をしたいと思った時、必要な物は何なのか、それを教えて頂いたような気がします。
この本は、そんな本です。

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紙の本

★★★★★大満足だぁー。電車ありがとう!

2004/11/19 09:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

私はコンピュータ業界にいながら、
2ちゃんねるにアクセスした事がない人間です。
その私が読んで、オモシロイ。
本当にオモシロイ。

買おうとおもって数週間から、
チョクチョク本屋に立ちよったが売ってない。
昨日は山積みになってました。

エルメス女。
エルメスを無理して買ってる女かと思いきやー…。
まさか、あのようなおかただったとわー…。

電車男はまあ、いそうだな。
“おめかしして〜”はかわいいなー。
エルメスさんも、かわいく見えたんだろうー。
これ以上は書けないよね…。

昨日の午後の打ち合わせ前に買って、
電車の中で食い入るように読み(30分)、
お客様との打ち合わせも、本読みたさに、
軽くクリア(はやく読みたくて)。

“絵文字”っていうのでしょうか?
すごいですねぇ。笑えたー。

本でページめくってうまくあわせてるから、
おもしろいのかもね。
スクロールしてたら、また違う感じなのかな?

2ちゃんねるってスクロールするの?
もしかして、私は初心者か?

同じ打ち合わせにでてた会社の人に、
絵文字すごいってみせたら、
“2ちゃんねるではあたりまえ”みたいで
“普通の人は(参加)できない”とかいってましたが…。

どんなところなのだろー。

これから、2ちゃんねるにいってきます。

どんな>がいるのでしょうか?

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紙の本

ネ申のヨカーン−−−−−−!!!

2004/11/01 06:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なかちん - この投稿者のレビュー一覧を見る

2ch上の話という事は、聞いてはいたが
小説仕立てになっているかと思ってた、漏れが馬鹿だった…
まじ2chのスレのまま。

この本は買うまい買うまいと思いながらも
結局は即効取り寄せてしまった本です。
漏れもへたれかも。

内容なんですが、結論からいうとどこにでもあるような
出会いから告白までのステップ。
でも、何が面白いかというとやはり2ch特有の
香りがぷんぷんするところかな。

普段こういうものを読みなれていない人にとっては
つまらないと思うが、2chヽ(´ー`)ノマンセーの人にとっては
逆に読みやすい本かも。

ご多分に漏れず、私もちゃねらー。
でもまさかちょっと前にこんなに熱くなっていた
スレがあったなんて。

不器用な秋葉系の男子(電車男)と高嶺の花(エルメス子)さんと
の恋の行方は…
それ以上に電車男を支えてくれる住民の熱い声援の方がぐっと来るかも。
滅多にいい評判を聞かない2chだが、編集のうまさもあって
読み応えのある一冊に仕上がっています。

ところどころにちりばめられている、AAも見どころかもしれませんね。

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紙の本

なんでおまいらそんなにいいヤツなんだ…

2004/10/31 08:00

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投稿者:Dr.MAD - この投稿者のレビュー一覧を見る

 生まれてこの方女性と付き合ったことがないオタ男が、電車で酔っぱらいに絡まれている女性を助ける。それだけで終わるかと思えた関係が、女性からお礼として送られてきたエルメスのティーカップによって一変する。ひょっとしてこれは脈ありか? 刻々と変化する状況を実況中継する「電車男」を2ちゃんねらーがバックアップ。はたして「エルメス」さんとの運命は。
 2ちゃんねるの中にこれほどピュアな部分があったのかと、便所の落書きと噂される同掲示板の見方が180度かわるノンフィクション。はっきりいって嘘でも良い。本当ならなお良い。匿名掲示板という時事性と公共性の中で生まれた、一つの奇跡であり伝説である。物語であればどれほど無理な展開でも程度展開を読めるし、受け入れることもできる。ところがそれが現実となると、一つ一つの言葉の重みがまるで違ってくる。人に好かれるということは、言葉に気持ちが宿るのね。冷静と情熱の間で2ちゃんねら〜的な描写と間を保ちつつけた「電車男」のエンターテイメント精神と描写力にも惜しみない賞賛を送りたい。どれほど苦しくても、自分を見失わなかったやつこそが勝ちなのだと。
 オレだったらコレをドラマ化する。どうドラマ化するかと言えば、まず「電車男」と「エルメス」は声のみ。ドラマの登場人物として登場するのは、掲示板にかじりついている2ちゃんねら〜。彼らもしゃべらない。ただ掲示板を見ながら笑ったり怒ったりさせて、キーボードを打つシーンを見せる。そしてテキストを読み上げる声。誰がテキストの発言者であるかも判然としない。映像では男がキーを打っているのに、声は女とか。そうやって2ちゃんねら〜の生態を見せる。誰かはオタクの引きこもりであったり、誰かはOLであったり。彼らが笑い怒り泣き喜ぶ姿だけを見せる。全六話だとWOWOWのドラマWとかがぴったりきそう。オレにはそれがどれだけ感動的なものになるか、見える。

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紙の本

誰もが一度は経験すること

2004/10/27 22:25

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投稿者:かたつむり - この投稿者のレビュー一覧を見る

 好意をもっている異性に初めての電話をかける。電話を見つめてはタメイキをつき、受話器を手にとっては、また置いて、タメイキついて。深呼吸を何度もして受話器をとってやっとの思い出ダイヤルしても、通話音が聞こえる前に受話器を置いてしまう。

 初めての電話ってどきどきしますよね?

 それが、彼女いない暦=自分の年齢である彼なら、なおのことそうでしょう。「電車男」の少しずつの精一杯の勇気。くじけそうになる彼をちゃかしながらも後押しする、スレッドの住人たち。

 少しだけ他の人と違った趣味やこだわりがあったりすると「変わってる〜」「あいつヘン」。うまく輪の中に入れないと「あいつ暗い」。外見で判断されて「きもい」。はみ出しているがゆえに傷つけられる事が多い人たち。傷ついた彼らの連帯感と仲間意識。そしてそこには確かに存在するバーチャルな友情。ネットの掲示板はとかく匿名の悪意だけが目立ってしまうけど、それだけではない事も教えてくれる一冊です。

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紙の本

ムーミン=中谷美紀?

2004/10/22 21:28

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投稿者:ポンポコリン - この投稿者のレビュー一覧を見る


話の内容にはあまり触れませんが、
まるで劇を見ているような迫力のある本です。

正直、意味のわからない単語や絵文字も多数ありましたが
電車男や彼を見守るココロあたたかい住人たちの触れ合いに
ついつい惹きこまれてしまいました。
なかには十時間以上もパソコンの前で進展を見守る人もいたみたい…。

クライマックスは圧巻!

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2004/10/13 09:34

投稿元:ブクログ

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2004/10/13 21:49

投稿元:ブクログ

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