サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー2件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本

それぞれの『〈帝国〉』

2008/11/03 23:48

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:半久 - この投稿者のレビュー一覧を見る

複数の著者が、ネグリとハートの本『〈帝国〉』についての感想を述べたり、この本を端緒として持論を展開したりする。『〈帝国〉』著者のコメントとインタビューも収録するなど、お得といえなくもないが雑多な感じのほうが強い論文集だ。

全9本のうち、まあまあ面白かったのは2本。遠藤乾氏の「主権、帝国(主義)、民主主義--『〈帝国〉』の射程」と尾崎一郎氏の「マルチチュードの(不)可能性」で、どちらも『〈帝国〉』を批判的に解読したもの。とはいっても、『〈帝国〉』に対しての好意的な眼差しが基底にあって、徹底批判しているわけではない。
それでも、私があの本を読んで感じた違和感の一端をうまく表出してくれている。

面白くなかったものを一つあげると、酒井隆史氏の「〈帝国〉における包摂と排除--「生政治」についてのノート」で、むやみに難解なのである。数回引用されるフーコーの文章の方が、「わかりやすい」のはなぜだろう。
収穫は3分の1弱ということで、私にとってはコスト・パフォーマンスは高くない読書体験だった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2012/04/11 16:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2 件中 1 件~ 2 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。