紙の本
マッカーサーも認めたのに「自衛」とは認めない作者
2018/10/29 22:05
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投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
座談会形式で書かれている。
結局「あの戦争になぜ負けたのか」が語り尽くせていない
戦争開戦の根本原因は「従来言われていたような陸軍ではなく海軍にあった」としているが結局はマッカーサーですら認めた「太平洋戦争は日本のひたすら自衛のための戦争だった」を知らないか認めたがらないので話が浅いままに終わっている
結局は天皇の戦争責任についても。昭和天皇に対し当時の宮中右派筆頭の玉璽保持者が「戦争責任を取らずに終わることは天皇家の歴史に重大な汚点を残す」と諌めたのに天皇は黙殺した事実をこの作者は知らない
よって今も日本は無責任社会になってしまっているのだがそれも結局この作者は「軍隊のせい」と言いたいようだ
なので最後に「結局、日本がなぜ戦争に突っ走ったのかわからない」などと吐露する羽目になっている
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やっぱりだ二次世界大戦についてしっかり知っておく必要があるなぁ、と思って買いました。これは多分知られざる日本が戦争に踏み切った背景が詳しく書かれていて、良かったです。
薄いのに、中身充実してました。これで少しはちゃんと意見が言えるかな、と思います。
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たいていの学校の授業ではなかなか近代史までたどり着かなかったと思います。だからというか、ボクも概略しか知らなかった…。この本に書かれたことをすべて鵜呑みにするのはいけないと思いますが、分かり易く書かれていて一読をお勧めします。もう“戦争を知らない子供たちさ”なんて言うのはやめましょう。
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なんかさ、信用できない書き方してんだよね。肝心な話の時に限って身元を明らかにしない人の話になったりする。太平洋戦争を始めたのはなんでなのか、だけに注目して取材しまくって、誰か本書いてくれよ。自存自衛=石油のための南進ってのは嘘なの、ホントなの?
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太平洋戦争に関する本。知っておきたいと思いつつずっとなにもしてなかったのだが、やっと本屋で目についたこれを読んでみた。あんまり思想が入らず淡々と書かれているが、日本に対して辛辣に書かれている部分も多い。印象的なのは、日米の国力の差を1:4と算出し、これくらいなら精神力で勝てると判断したというくだり。。目標無き終わり無き戦争だったというくだり。。大人と子供の戦いだったことを匂わすくだり。。戦略が無く戦術のみだったというくだり。。三年八ヶ月におよび、日本人310万人が死んだ人災。あまりにも悲惨だ。日本人全員にオススメ。
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決して自虐的になることなく、かと言ってあの戦争が東南アジアを開放する戦いだったと美化するわけでもなく、淡々と書かれていたところが良かったと思います。
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最近 韓国/中国の靖国問題以降非常に興味がある分野です。 なんで戦争したんだろう?精神論の問題でしょうか?2度と戦争をしてはいけません。と言う思いを持ちました。
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コンパクトにまとまっていて太平洋戦争の流れが分かりやすく書かれている。ただ情報の出所があやふやな点があるところやや、主要人物の台詞を「」でくくりその後で自分の感情をぶつけるような文が至るところで目に付く点が、この本を鵜呑みにはしたくないな、という拒絶感を生み出す原因になっている。もう少し淡々と書いて欲しかった。
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とにかく戦争のことが色々細かく書かれ、検証・考察されています。赤紙や進行する軍隊の写真もあって大変勉強になりました。
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太平洋戦争当時の日本の内部事情がわかった。あー、これでは勝てないな、と。勝てないのに、どんどん突っ走ってしまった軍部。どういう状況で戦争が起こったのか、いろんな材料をもとにして、広い視野で検証すること、偏らないことが大切だと思った。
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以下のページで感想かいてます。http://blog.livedoor.jp/subekaraku/archives/50041976.html
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戦後60年の今年、太平洋戦争関連の本が気になっている。
東京裁判の本 を読んだあと、たまたま本屋で見つけたのがこの本。
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戦後60年を越え、妙な方向へ進んでいる気がしてならないこの国の、大人に向けた歴史教科書。過去に向き合えない人間に成長は望めないが、向き合った結果が色眼鏡を通していないとは誰もいえないところに歴史の難しさがある。
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太平洋戦争について自分がいかに知識がないか思い知らされた。なぜ上層部の人たちは無謀と分かりながら戦争に走り、そして負けていったのか…本の題名の通り、大人のための歴史教科書だ。
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最近ダルフールに関するビデオを見て背筋を寒くしたばかりだが、自国についてあの戦争はなんだったのかも問わずして、あの虐殺はなんなのかもわからないのかもしれない。当事者の話は歪んだ感情の発露でしかないと不愉快に受け止めて、たった一部の面倒なことのために全てを見ないことにするという半意識的な態度が、結局自身では原因のわからぬいらいら感として残存し、過剰防衛的卑屈観を生み出したり過剰防衛的尊大を生み出したりして極端な方向に突っ走る、そこにおいて正義を実現しようとしても、しばしば地に足が着いた感じがしない。そういうことをなんとなく思った。