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主人公を始め登場人物はみなそこそこ嫌なヤツとゆうところが共感を覚え すんなり読み終えました。力入れずに読めるので そこそこお勧めです。
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これで卒論を書きたかったけど、断念しました(笑)
時代背景を考えると思考のめぐり方が一層興味深いものとなります。
装飾された文章と生々しさを感じさせるテクニックはさすが。
現代作品も読んでみたいです。
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明治から大正に変わった時代、岡山での殺人放火事件を題材にした話。
ホラーではなく、人間関係の複雑さが・・・・。
なんともだるく、淡々と読んでいました。
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常にうすぐらいかんじが、した、かなぁ。
多分勘違いだけれどもだざいっぽいかんじが、した。
おはなしはおもしろかったけれど、
こわいというかくらいというかそれこそ、黒焦げ。
解説が辛酸なめ子さんだったのが、なんか意外でした。
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大正時代に実際に起きた殺人事件を題材とし、
志麻子ワールドが展開する。
犯人に意外性はなかったものの、
殺された「黒焦げ美人」を取り巻く人間模様とか、
案外冷静に物事を見ていた妹の心情など、
耽美で淫靡な文章で綴られていた。
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2008/07/13読了
大正に実際にあった事件が基の話だとか。
他人から見る自分と、自分から見た他人と、他人が見る他人と、自分が見る自分と、当たり前なんだけど全然違う人の闇。
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読むと岡山に住みたくなくなる逆村興し小説家。
彼女が文学賞とか獲ったとして、地元は表彰したりするんじゃろうか…。
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藤原さん・・・。
姉と妹の違いがいいよね。
妹は、賢いのか愚かなのか・・・きっと、ズルイんだろうなぁ・・・。
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妾暮らしをしていた姉が、殺され家に放火された。
妹から見た姉と、その事件の真相。
なんつーか、カタルシスがないです。帯には岩井版「冷血」と呼ぶべき力作長編、とあるんだけど、それはカポーティに悪かろうよ。まぁ、岡山で実際に起こった事件を取材してなんだろうけど、事実(?)というものが枷になってる気がする。「夜啼きの森」でも似たようなこと思ったけど。
ともあれ、なんともいえない中途半端感ばかりが残るのであった。
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なんかタイトルから凄いなあ、と思う一冊。予想ほどえぐくはなかったものの、心理的にはかなり重くてどろどろ。「猟奇」というよりは「狂気」だな。そしてその「狂気」に憑かれていたのは誰だったのか。なんとも悲惨な物語。
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妾稼業で一家を支えてきた姉・珠江が惨殺されて、黒焦げ死体となって発見されて…という話。
全編通してこれぞ岩井節!とでもいうような、じっとりとした薄暗さがあります。ほぼ全編通して妹・晴子の視点で進んでいくのですが、どうもこの晴子が第三者に対して内心抱いているはずの印象と、他の人が思っている印象との表現が全く同じだったりして(容貌とかじゃなく人の内面部分で)、そこがちょっと読んでて引っかかりました。
また、確かに殺人事件の話ではあるのですが、犯人は誰が見てもすぐに判るし、謎解きとかミステリとしての面白さを期待して読むとがっかりするかも。殺人に至る経緯も、犯人の動機(というより自分語りか)も弱いし、今ひとつ何がしたかったのか不明。結局、誰からも部外者であった晴子の目線ではなく、違う人の目線で書いたらもっと怖かったんじゃないかな…。
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途中で投げ出しては、何度か読みつづけようとしてまたあきらめる、で最後だけ読んでまたため息。
つまらない…
雰囲気だけの同人誌読んでるみたいだった。デビュー作ってつくづく大事なんだなあ。
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大正時代の人々の陰の特徴に焦点を当て、
拡大して描写したらこういう小説になるんだろう。
全ての人の内側に鬼でも入ってるんじゃないかと思わされる。
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突出したところが見当たらない、何となく読み終えられる作品。後半の自白(手紙)の感じが乱歩っぽいかなという程度。
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何年ぶりだろ、岩井志麻子。
人の心の闇。
じとーっじめーっとした気持ちにこれでもかというくらいさせてくれますね。いつの時代も、一番恐ろしいのは生きている人間そのものなのだなあとひしひし。
タイトルで期待してしまったからか、全体的にライトに感じました。衝撃度はかなり少ないです。