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上手い料理の本はあるのに、不味い料理の本は無いとゆぅ発想は面白い。不味いのを科学的に語るのも良い。
だけど、美味いも不味いもやっぱり個人の感覚。食べたことの無いものについてなら、「まぁ、おもしろい」で終わっていたけど、食べたことがあるヤツについてひたすら不味さを語られるとガックシ。私は著者よりもそれを食べて「不味い」と感じなかったので。要は感覚。本も好き嫌いあるけれど、味覚に関する本はもっとこの区別が厳しいだけ。だから、この本、私には感覚が合いませんでした。
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「ホテルの朝食の蒸した鮭」など、確かに!と言いたくなるものから、「羊の血の腸詰め」「カラスの肉」といったわざわざ食べなくても…と言いたくなるものまで、不味いモノのオンパレード。著者は応用生物化学の教授だけに、不味い理由を科学的に説明しているのも興味深い。それにしても小泉先生、本当に食べることが大好きなんでしょうねぇ。
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最初は面白かったのだけれど、こんだけ不味いものに対する感想が書いてあると、この人のエンゲル係数はどれくらいだろう? とか、考えなくてよいことを考えてしまいました。週刊誌のコラム等で毎週読むんだったら、楽しいままでいられたかも。
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笑わせてもらいました。怪しげなものばかり食べている著者の様子がおかしい。東海林さだおと友人であるのには納得。息抜きにちょうど良い。でも電車で読むのは危険かも。イラストもまた良し。
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小泉武夫氏は農学博士。辺境を旅して、世界各地の珍味・寄食などに挑戦しているらしい。この「不味い!」は様々な食事を筆者がした際に、「これは不味い・・こんなもの食えるか!」と思ったモノシリーズである。それは世界の食べ物だけではなく、国内の「駅弁」「野菜」「刺身」「惣菜」など・・・。お金を出したからには、満足のいく食事をしたい・・これは普通の感情だ。しかし、これが不味かったら・・後悔先に立たず。しかし、美味い店を発見できることは幸せだが、不味い店を発見したときも何だか他人にも知らせたいような気になるのは、オレの性格が悪いからだろうか(笑)
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不味いと文句を垂れ流すわけではなく、どうして不味いと思うのかを科学的に自分で解釈しているのが面白い。
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ホテルの朝食から世界の珍味、マズい虫まで、世の中の美味でないものの紹介がされています。
ご親切にマズイ理由を科学的に解明してくれていたりします。
しかし、小泉教授は何でも食べちゃいますねぇ。さすが食の冒険家。
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先輩から勧められて読んでみました。
不味かったものについて熱く書かれている本書。美味いものを知るには、不味さも知るべし。という訳で古今東西、津々浦々、鉄の胃袋を持つといわれている著者”小泉武夫”による不味い物談義。
個人的には、発酵系の食品に興味があり食いついていました。世界一臭い食べ物”シュール・ストレミング”や”キャビック”、”ホンオ・フェ”など一度は食べてみたい…見てみたいと思っています。
もやしもんの作者どれだけ小泉武夫好きなんだろうと微笑みながら読了致しました。
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地元紙の書評欄で取り上げられていたので読んでみた。「不味い」料理を多々取り上げており、なかなか面白かったと思う。
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まずいものと分かっているのに!学者さんらしく好奇心旺盛に果敢に立ち向かい、主観を交えつつも科学的にまずさを説明しようとするなんとも笑える本。
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何だこれ!こんなもの喰えるか!ふつふつと沸きあがるあの怒り、あのわびしさ、あの悔しさ。世界の珍味に挑戦してきた食の冒険家コイズミ教授もこの「不味さ」だけには敵わない。ホテルの朝食、病院食、給食、大阪の水…etc。自らの苦闘と悲劇を糧にして、不味さがどこから来るのかを科学的に、ときに感情的に解き明かす。本当の美味しさを知るには、まずは不味さを知るべし。
確かにあるよなぁ・・・
なんてつくづく思います。
ただ、自分のおなかがすいてるときに読むと、食欲がなくなってくるようです。。。
時間帯に注意!?
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内容は
これまで食べた不味い食べ物に関するエッセイ。
淡々と「不味い給食」とか「不味い旅館の夕食」とか。
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例えば羊の血の腸詰だとか、そういった珍味的な不味いものも一応は取り上げられてはいるが、この本で一番にやり玉にあげられているのは、化学調味料たっぷりのラーメンだとか日常的に口にする不味さであります。
特に獣の臭いがする牛肉と、冷凍・解凍に失敗してフニャフニャかつ青臭い魚肉。
そこにはとても共感を覚えたが、同時に最近そういう不味さを経験していないことに気付く。いわば懐かしい昭和の「不味さ」といったところか。
そしてそういう不味いものが少なくなってきたのは、質の変化ではなく誤魔化し技術の進化ではなかろうかと訝しむ。
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不味いを論理的に考えて分析しているのが面白い。
それは時代のせいか効率などを追求して不味くなったものや、単なる手抜き、珍味など色々あって、共感したりすることもあれば、驚かされることも多かった。
ただ、自分はだいたいなんでもおいしく食べられる人間なので、著者の不味いというラインは少々低いような気がした。
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あそこの料理が不味い、というわけではなくて
同じ商品、同じ原材料…なのに味が違う。
そんなものを語った内容でした。
ある意味、そういう状態かもしれませんがw
呼んで納得。
頷けるものは確かにありました。
が、さすがにここまで繊細な舌はもっていないので
ここまでは…と思うものもありましたが。
知らないお店に入る時は、ひとが多いかどうか。
空腹に負けて、そこを観察するのを忘れないようにしないといけません。