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<禁断の恋に悩む兄弟、他人の恋人ばかり好きになってしまう末妹、居場所を探す団塊世代の長兄、そして父は戦争の傷痕を抱えて−。愛とは、家族とは何か。別々に瞬きながらも見えない線で繋がる星座のように、家族は「家」という舟に乗って無限の海を渡っていく。心震える感動の短篇連作小説集、第129回直木賞受賞作。>
例えば母。私の知る母がいて、兄弟の知ってる母がいて、父の知る母がいる。親戚の知る母もいるし、もちろん母自身の知る母がいる。必ずも一致はしない。むしろ違っていることの方が多い。一つの出来事に対しても、受け止め方はそれぞれだ。
当たり前のことなのに改めて考えることはなかなかないような・・とこの本を読んで思った。2005.
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読みはじめはなかなか進まなかったけど、だんだん作者のこの本の構成が見えてきて
いきなり読みやすくなった。ストーリーはなかなかおもしろかった。
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村山由佳にはまったきっかけの本です。文庫の表紙がすっごいきれいで買った本。幸せってなんだろうと思いました。
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切なくて、忘れられなくて。何度も考えてみた。あたしは、お兄ちゃんを忘れられないっていう思いがひしひしと伝わって、泣くのも忘れて目をつぶった。
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ジャンル : ???
作者 : 村山 由佳
第129回 直木賞受賞
短編が一冊になっている小説。
結構な厚さがあるが、するする読めてしまう。
話の内容は以下のような内容
• 禁断の恋に悩む兄妹
• 他人の恋人ばかりを好きになってしまう妹
• 自分の居場所を探す団塊世代の兄
• 戦争の傷跡を抱える父
愛とは?家族とは?家とは?何かを考えさせられる小説。
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家族の一人ひとりの物語。
戦争をテーマにしてたり内容は重かったりしますが読みやすくさらっと読めます。
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いろんな人の想いがいろんなかたちで絡みあった物語でした。
ずっと子を思い続けたお母さんの優しさに涙したお話でした。
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インド・バラナシで読みおわった本。そのまま現地でバックパッカーの女性にあげた。女性バックパッカー達号泣。全インドが泣いた。泣くか?泣かへんやろ。
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ある家族の人間関係、恋愛をそれぞれが主人公として描かれた連作短編集。話の核は禁断の恋に悩む兄妹。父親の戦争の話などもあって、全体的に重めのトーン。
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短編集は好きじゃないけど、この本は、短編集でありながら、ちゃんと一つの物語になる。
登場するのは決してほめられた家族じゃない。だからこそ、親近感が湧く。
読み終わった後に、身を寄せ合って、一つの舟に乗る家族の図が眼に浮かぶ。
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感動の直木賞受賞作、待望の文庫化!;禁断の恋に悩む兄妹、他人の男ばかり好きになる末娘、居場所を探す団塊の兄、そして父は戦争の傷を抱いて……心震える家族の物語
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内容は重たいけど、家族が幸せになるよう願いながら読み進めました。
読み終えた後、ふうーってため息が・・・笑
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お姉ちゃんのが机に置いてあったので暇つぶしに読んだら面白かったぁ☆
でもあんまり親に読んでるとこ見られたくないですね笑
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短編集。
せつなくて、せつなくて。
最後に幸せの形は人それぞれだからって、そうは言うけど。
「ひとりしずか」が特に好き。
こういう題材に弱いんですわたし笑
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《読んだ時期:2007年12月》
先日、村山作品を読んだのを引きずって読んだ。以前も読んだことのある作品だが、登場人物それぞれの視点から短編集のように書かれているので、もっと深く掘り下げた方が好きかな?と思った。しかし、やはり繊細な人物の心の描写は素晴らしいと思った。