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みんなのレビュー214件

みんなの評価3.9

評価内訳

208 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

THE 帝都ロマン。だけど「ちゃんと」ミステリ。

2010/02/15 00:16

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

時は昭和七年。上流家庭・花村家の長女・英子付きの運転手として雇われたベッキーさんこと別宮みつ子。その聡明で凛々しいベッキーさんの佇まいに英子は信頼を寄せるようになる。日常生活のいたるところで謎を見つけは心を悩ませる英子。そんな好奇心旺盛な英子の相談相手は決まってベッキーさん。そしてベッキーさんに相談するといつも英子の謎は解決する。

これぞTHE 帝都ロマン! 昭和初期の上流階級の雅で豪華で奥ゆかしい雰囲気が作品全体を覆っていて酔いしれる。あぁ、好きだなぁこの雰囲気。

そしてホームズ役のベッキーさんとワトスン役の英子のコンビがいい。どちらも英知にあふれ、自分の立場を弁え、でしゃばらず、かといって卑屈にならず、そして何よりも心優しい。二人の他の登場人物――英子の両親も兄――たちもよく出来た人物ばかりで、読んでいて清々しい。



―― 以上が本作品を初めて読んだ時の感想 ――


実は既にこの後に続く『玻璃の天』、『鷺と雪』を共に読み終えていて、シリーズ全巻を読み終えてからもう一度、本書を再読した。

初めて読んだ時は作品の至る所に薫る大正ロマンに酔いしれ、あぁいいなぁ…この時代のこの雰囲気、としか思わなかったのだが、完結編の『鷺と雪』を読み終えて改めて読み返してみるとこの時代の陰の部分もそこかしこに散りばめられていることに気付く。

昭和七年。それは混沌と動乱の時代でもあった。そしてこの時代というフィルターに載せて著者が訴えたかったことに気付いたのも、再読をしてからのこと。このシリーズは長らく記憶に残る作品になりそうだ。


『街の灯』収録作品
・虚栄の市
・銀座八丁
・街の灯

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2006/05/18 21:28

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2006/05/21 22:16

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