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管仲 上 みんなのレビュー

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みんなのレビュー32件

みんなの評価4.3

評価内訳

32 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

自分のことを自分以上に知ってくれている友がいなければヘコタレてたろう天下の名宰相・・・管仲

2006/08/01 21:00

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はちべえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 父は死に、兄は家財を使いつくし、家も借金のかたに無くす。当然、貧しくお金もなく、やとってくれる君主もいない。そんな時、自分の唯一の希望の光だった美女との婚約を兄が勝手に解消してしまい将来はもう真っ暗という気分。その後も何をやっても運がない。才能だけは豊かにあるはずだが、それを認めてくれるのも友「鮑叔(ほうしゅく)」のみ。・・・と、この本の主人公「管仲(かんちゅう)」はもう、どうしようもなく不遇である。
 ところが、その唯一の友、これがまたどうしてここまでできるのかと唸るほどのできた友なのである。ひょっとしたら管仲はこの友を得るために生まれ持った全ての運を使い果たしてしまったのかもしれない。後のことを考えればそれでも惜しくないと言えるだろう。決して生ぬるい友だち関係ではなく、敵と味方に別れて戦うこともある。しかし、いつでも鮑叔は管仲を本人以上に知っていてその才を認め続けている。さすが「管鮑の交わり」。
 話は変わるが、宮城谷さんの本を読んでいて、中国の偉人・賢人・聖人という人は、共通して「大成する人は小成をしない」かあるいは「大成のために小成を捨てる」人が多いように思う。また、大きな成功を得る直前までまでは、ずーっと穴ぐらの中でもがくような苦労や不幸を続けている。宮城谷さんの本を読んでいて爽やかな気分になるのは、不遇続きな中でもたまにはへこたれても、逆境で人格を磨いて成長する人たちの姿に、読者も励まされるからかもしれない。

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紙の本

名宰相管仲の生涯

2006/11/01 22:43

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

古代中国春秋時代、斉の桓公に仕え、史上初めての覇者たらしめたという偉大な業績よりも、友人同士の親密な交際を表す「管鮑の交わり(管は管仲、鮑は鮑叔牙のこと)」や、三国志演義で、かの諸葛亮孔明が楽毅と共におのれの能力を比べていたとされることでのほうが知られている気がする管仲夷吾、とてつもない功績を残している割に、斉に仕えるまでの前半生のことはあまり詳しくわかっていないのだとか。この不明なことが多い若き日の管仲の姿を描いた歴史小説です。
よくわかってはいないのですが、古代中国を舞台にした歴史小説を数多く発表し、知識も豊富な著者のこと、親友・鮑叔牙との出会いはまさしくこうだったのだろう、作中で語られる管仲の失恋も、実際これに似たことがあったのだろうと思えてきます。よくわかっていないからこそ余計に著者が創造力を駆使し、自由にのびのびと管仲を描き出しています。
ただ、若き日の管仲に主眼をおいているので仕方ないことなのかもしれませんが、桓公に仕えてから覇者に押し上げていくまでが駆け足だったのが残念です。もう少し長くなってもよかったので、キッチリと管仲の生涯を書いてほしかったです。

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紙の本

古代中国 戦国時代の有名人

2023/06/24 10:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る

(上下巻)
斉の国に仕えることになるまでの、紆余曲折が物語の興味を嫌が上でも高めます。仕える斉の桓公のバックルにい矢を当てるくだりは有名です。
その桓公を覇者に押し上げる存在になるのですから分からないものです。

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2006/07/14 14:39

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2006/07/18 22:25

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2006/08/03 06:29

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2006/12/19 10:15

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2007/08/01 22:36

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2008/04/24 22:04

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2008/09/01 12:41

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2008/09/24 02:55

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2008/12/14 00:23

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2010/04/05 12:11

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2010/07/08 21:10

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2011/07/21 00:01

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